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いつから考えておくべきか?医師のセカンドキャリア…。

2018年6月4日by gnetdoctor

おはようございます。

医師の人生設計をベースにして
キャリアプランを元に転職や開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。

少子高齢化が進み、
労働人口は益々減少していくようです。

一方で医療の発展により
我が国の平均寿命は世界一となり
健康寿命も上がり続けているようです。

55歳で定年退職なんて時代はとっくの昔となり
60歳、65歳…、いったい私たちは
何歳まで働くようになるのでしょうかね~(苦笑)

本日のブログのタイトルは、
【いつから考えておくべきか?医師のセカンドキャリア…。】
といたしました。

ベテラン医師 中高年医師 セカンドキャリア キャリアダウン スローダウン ジーネット株式会社

働き方をスローダウンさせるのはいつか?

セカンドキャリア…。

通常は中高年の定年退職後であったり、
プロスポーツ選手の引退後であったり、
女性の出産や育児の後であったり、
このような2度めのキャリアを表すようです。

しかし私はセカンドキャリアの意味合いが
ここ数年の中で変わっていくように思えてなりません。

変化の激しい時代になり、
益々スピードを増してきていますよね…。

そしてテクノロジーの進化はドッグイヤーどころか、
マウスイヤーと言われるまでに加速しています。

AIが私たちの仕事を奪うなんて話しも
現実味を増してきて、
すでに銀行員など影響が出ている分野もありますね。

今の仕事が10年後もあるのか?
ハッキリ言って「ない」可能性は
決して低くないと思います。

時代の変化に、テクノロジーの進化に、
私たちは適応しなければならないんですよね。

すると常にセカンドキャリアを意識して、
来たるべき変化に備え、
新たな職種や業種で仕事をする事も
想定しておくべきではないかと思うのです。

そのような準備、計画をしておかないと
いつの間にか仕事を失う事にすらなりかねません。

望む望まないとか、
好む好まないとか、
もうそういう問題ではなく、
そうしなければならない時代だと思います。

そしてそれは医療業界においても
同様ではないかと私は考えています。

キャリアプランを考える事を
私は数年前から推奨してきましたが、
これからはその先、
セカンドキャリアのプランも
考えておいた方が良いかもしれません…。

メスを置くのはいつか?

一般外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科など
外科系の先生方とお話ししていると
わりとセカンドキャリアをお考えの先生が少なくありません。

それは手術から離れる…
つまりいつメスを置くのか?という
避けられないキャリアチェンジが宿命として
存在するからかもしれませんね…。

さすがに60代、70代になっても
オペをバリバリする先生はかなりの少数派だと思いますので…。

これは麻酔科や産婦人科、美容外科なども
いつか直面する事なのかもしれません。

早ければ40代半ばくらいから
漠然とお考えになる先生もいらっしゃいますし、
50代半ばから後半になってくると
かなり切実な問題となってくるのでしょうね…。

私自身も何度かこういったご相談を頂き、
転職のお手伝いをさせて頂きましたが
ひとつ思うのは、
どれだけ事前に考え抜く事ができるか?
メスを置く自分を想像できるか?
次の道を選択肢として具体的に考えられるか?
この辺りが大きなポイントのように感じます。

やはりスムーズにセカンドキャリアに進める先生は、
覚悟ができており、
もうやり切ったという
ある種の満足感を持っているように思います。

急性期から離れるのはいつか?

当直がきつくなってきた…。
オンコールのプレッシャーから離れたい…。
緊急オペの次の日がつらい…。

こういった急性期病院特有の仕事が
心身ともに負担になってくる事もあるかと思います。

私の感覚値ですと、
50歳前後になると
急に重く伸し掛かるように感じていますが、
なかにはもっと若い先生でも
苦しくなる事があるようですね。

これは年齢だけで測れるものではありませんし、
同じ急性期病院でも勤め先によって負担の大きさは異なり、
ハードな職場ですと燃え尽き症候群のようになる事も
少なくないようですね…。

この場合の選択肢もいくつかあり、
自分のクリニックを開業する事を考える先生もいれば、
療養型やリハビリ病院のような所もあり、
在宅診療所もあり、
クリニックで勤務医となったり、
雇われ院長に就任したり、
日勤帯だけの勤務でも可の病院に移ったり…。

もちろん急性期病院は
私たち一般国民にとって
いざという時の駆け込み寺のようなものですし、
なくてはならないものですから、
ずっと急性期病院で働きたい医師には頭が下がります。

しかし心身を壊されても困りますので、
体調を見ながら、
体力を見ながら、
セカンドキャリアに転身するのは
決して悪くないと思います。

ここでも大事なのは、
事前にある程度の
プランニングをしておくという事だと思います。

ひと昔前は、
セカンドキャリアなんてものは
定年後、引退後のイメージでしたよね?

でも現在は、これからは、
今までと違って頻繁にセカンドキャリアに
移行するようになると思うのです。

キャリアプランを考えながら、
セカンドキャリアについても想定しておく。
自分ならではのセカンドキャリアを考えておく。

変化に適応していく為には、
必要不可欠な考え方だと思います。

それでは、また…。

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