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キャリアプランの最優先事項は何でしょうか?

2019年11月6日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを実現するために
転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

価値観の多様化が進んでいます。

しかしここで見失ってはいけないのは
自分なりのプリンシブルだと思うのです。

本日のブログのタイトルは、
キャリアプランの最優先事項は何でしょうか?
といたしました。

医師キャリアプラン ライフプラン 人生設計 最優先事項 新専門医制度 キャリア相談 転職相談 医師紹介会社 転職エージェント ジーネット株式会社

キャリアプランのその先にあるもの?

5年後、10年後になりたい自分…。

これを設定し、
どのようなルートを辿るのか?を考えるのが
キャリアプランですね。

なぜそうなのか?

どうしてそこを目指すのか?を
よ~く考えねばなりません。
そりゃそうです。

向かう先がブレればキャリアプランは
再修正を求められます。

1度決めたものだからといって
何が何でも変えてはいけないものではありません。

時代や心境の変化によって
柔軟に組み立て直しても良いと思います。

しかしそう頻繁に修正ばかりしていては
自分が損をする事になりかねません。

だって人生って積み重ねですから。

Aの領域で積み重ねたものが
Bでも通用するならいいですが、
BはBでAとは違うものを積み重ねばならないなら
Aの積み重ねは無駄になってしまいます。

私はキャリアプランの
その先にあるものを
考えた方が良いのだろうなと思うのです。

なりたい自分。

そこに辿り着いた時に
手中にするものは何ですか?

え?お金が手に入ればいい?
まあそれを否定するつもりはないですが、
それだけでいいですか?
登山家は頂上に辿り着くと
もっと高い山に登りたくなると言うではないですか?

つまり「挑戦権獲得」だと思うんです。

1000m級の山に登れるから
2000m級にチャレンジできる。

1000mを登れない人が
2000mを登ろうとしても
そりゃ登山家にすればバカにするなって話しです。

大学教授になる為には
講師、准教授を経るのが普通ですよね。

指導医になる為には
認定医、標榜医、専門医を経ますよね。

人生は長いです。

キャリアプランは段階です。
1段1段着実に登っていくべきです。

最終到達点から逆算して、
まずこの数年はここを目指そう。

このようにして
キャリアプランを構築すべきです。

一足飛びに辿り着こうとしても
そんなに簡単な話しではありません。

これらを現実的に考えるために必要なのは
「事例とノウハウ」であると考えます。

人はなりたい自分にしかなれない?

どんな医師になりたいのか?

ひと言で言い表せるものではありませんし、
あれもこれも…と考えるお気持ちもわかります。

ここで大事なのは、
何も考えずに流されてしまうのではなく、
取り合えずでも、
取り急ぎでも構いませんので
まずは〇〇になるという目標設定だと考えます。

人生の二大失敗要因は
「焦り」と「慢心」と言われます。

医師人生は長いですから
焦ってジャンプして、
一気にキャリアアップしようと思っても
それはなかなか上手く行きません。

小さな成功で慢心してしまっては
着実なキャリアアップに繋がりませんしね。

目標設定⇒達成、
目標設定⇒達成、
これを愚直に繰り返す事でしか
キャリアを築けないのですね。

まるでお城の石垣みたいなものです。
1段ずつ積み重ね…。

私が敬愛する内田樹氏は、
キャリア・パスのドアのこちら側には
「ノブ」が付いていない。
ドアは向こう側からしか開かないのである。
ドアの前にぼおっと立って開くのを待っていると、
ドアの向こうから「マジックワードは?」と訊いて来る。
そう訊かれたら、
「知りません。教えてください」と言えばよろしい。
そうすればドアは開く。

こう述べています。
私はこれ、相当に共感しています。

つまりいくら優秀な先生でも、
キャリア上では、
それだけでは不十分という事なんですね。

キャリアを伸ばすには、
準備と計画、
つまりキャリアプランを作って待つ事です。

そして機会を見逃さない自分になる事なんです。

これがわからずに落ちぶれていく
優秀な人は意外と多いんですよね…。

焦ってはいけません。

準備さえできていれば
女神は降臨してくるものです。

なりたい自分を描いて
キャリアプランを持っておく事です。

キャリアリテラシーを高めて自分らしい医師人生を!

いつも言う事ですが、
キャリアプランを構築していくために
必要な考え方としては、

①ライフプランをベースにしたキャリアプランを考える。

中長期的な視野を持ってプランを考える。

③自分らしいオリジナルなプランを考える。

この3点が重要です。

キャリアリテラシーとしても
必須と言える考え方であります。
特に①が軽視されている事が多いです。

ライフプランとは人生設計ですよね。

人生の中で何に重きを置いているのか?
優先したいものは何なのか?

きっとその時々で変化するでしょうが、
今の優先順位はどうなのか?を把握しておかないと
キャリアプランにブレが起きます。

同様に②についても重要です。

どうしても私たちは目先の事を優先しがちですが、
「今」や「次」というのは
中長期的な自分のキャリアのためにあるべきです。

「今」や「次」で満足するのも大事ですけど、
それが将来に繋がっていくように
積み重ねできるキャリアプランが望ましいですね。

最後に③の自分らしさ。

今までの医師のキャリアは
誰かが敷いたレールの上を
歩まざるを得ない所がありましたよね。

ところが臨床研修制度が変わり、
大学医局以外で
若かりし頃のキャリアを
積み重ねる事もできるようになり、
自由診療も含めて
キャリアの多様化は一気に進み始めています。

その一方で新専門医制度は
大学でないと取得や維持がしにくくなったり、
働き方改革は医師は5年先となるなど
先行きは不透明ですし、
医療制度改革の行き着く先が見えにくいです。

こんな時代ですから、
ある意味では一寸先は闇とも言え、
我が身を守るのは自分だけとも言えますね。

患者のためという思いが強い先生方でも
まずは心身ともに健康でないと
患者のためになれません。

ですから自分らしさをよく考えて、
オリジナリティ溢れる
持続可能な働き方を模索していって欲しいです。

組織や慣例や伝統も大事ですけど、
何も命を削ってまで
身を尽くす必要はないでしょう。

是非とも①~③を意識して頂き、
キャリアリテラシーを大いに発揮して
今よりもより良いキャリアプランを
描いて頂きたいです。

私たちは条件に翻弄されながら
少しでも高条件の求人を探すのではなく、
自分が主導権を取って
より良いキャリアを手に入れるために
今後もキャリアリテラシーをお伝えしながら
キャリアプランを中心として
自分らしい医師人生を歩む先生方を応援してまいります。

それでは、また…。

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