医師転職相談センター

非常勤医師複数名で常勤換算とする時代が来るか!?

(公開: 2017年12月02日)

 

おはようございます。

 

医師の過重労働を軽減する為には法改正が必要であり、

早急な改正を後押ししている

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

常勤医師でなければならないとされる規則が

医療現場には多いです。

 

その結果、常勤医師に対する負担が大きくなり、

過重労働の要因となっている事もあるでしょう。

実は非常勤で働いた方が給与面では恵まれる事もあり、

それがフリーター医師の出現にも繋がっていますね。

だったら…

 

ということで本日のブログのタイトルは、

『非常勤医師複数名で常勤換算とする時代が来るか!?』

といたしました。

 

非常勤医師と常勤医師

 

非常勤医師を組み合わせて常勤とみなす!!!

先日、医療系のニュースをチェックしていて

え!と2度見したのが下記であります。
非常勤医師を組み合わせて「常勤」とみなす仕組みを拡大へ—中医協総会(2)

*上記クリックするとニュース元が見れます。

 

個人的にはかなり興味深かったですし、

医師のキャリアを考える人間として

これは知っておかねばならないと思いましたので

下記にポイントを挙げて考察してみます。

 

まず11月8日に行われた中央社会保険医療協議会・総会で

このような議論が行われたそうです。

 

病院の経営がおしなべて悪化している要因として、

収益の伸びと比較して費用の伸びが大きい、

特に給与費の伸びが著しく大きくなっている。

それは育児中や高齢などで、

非常勤で勤務せざるを得ない医師が増えているからであり、

小児科や産婦人科、夜間の緊急対応の必要性が低い場合には

非常勤医師を組み合わせて常勤とみなす仕組みを

2018年の次期診療報酬改定で拡大してはどうか?と…。

 

一般的に、常勤医師よりも非常勤医師の方が給与は高くなるので

病院としては常勤医師に働いてもらった方が良い訳ですね。

それはそのまま常勤医師の負担増に繋がります。

もしくは非常勤医師に働いてもらうと

それはそのまま病院の費用増に繋がる訳ですね。

いずれにしても医療現場にとってはマイナスと言えます…。

 

そもそも診療報酬項目では、

施設基準などで常勤医師の配置が求められており、

ちょっと調べてみただけでも、

・小児入院医療管理料

・回復期リハビリテーション病棟入院料

・麻酔管理料

・救命救急入院料3・4

などがあります。

 

もちろん緊急事態に直ちに医師が対応できる事を考えると、

これはいかんともしがたい事ではありますが、

中には緊急対応が必要となるケースが少ないものも

個々の診療報酬項目にはあるそうなんですね。

 

このような状況の中、

育児中の女性医師や高齢医師は

週3~4日であったり、1日の勤務時間を6~7時間にしていたり、

いわゆる日数減、時間短縮を求める傾向にあります。

 

しかし病院は施設基準に照らして常勤医師にこだわるので、

採用のミスマッチが起こっているという事なのですね。

 

となると非常勤医師を組み合わせて常勤とみなす仕組みは、

病院にとっても、日数減や時短勤務を求める医師にとっても、

負担が軽くなる常勤医師にとっても

良い施策ではないでしょうか?

 

医師の働き方改革も進めよう!

ビジネス界などと比較すると大幅に遅れている

医療現場の働き方改革…。

 

しかし非常勤医師の活躍の場が広がり、

病院にとっても常勤医師にこだわる理由がなくなれば、

これは勤務医の負担軽減に繋がってくると思われます。

 

すでに小児入院医療管理料では、

こういった「みなし常勤」が認められているそうで、

これを拡大していけば

誰もが喜ぶ医師の働き方改革の第1歩となるように思います。

 

実際に中央社会保険医療協議会・総会に参加していた

日本医師会の常任理事は諸手を挙げて賛成したそうで、

全国健康保険協会の理事も賛意は示しているそうです。

つまり診療側も支払側も前向きなようですから

実現の可能性は高いように思います。

ICTなどを活用した患者情報の共有が前提となる…と

支払側は注文を付けているのが気になりますが…。

 

厚生労働省も本気で動くか?

同会議の中で厚労省の医療課長は、

・勤務負担軽減

・常勤要件見直し

・ICU医師の常時治療室内勤務の見直し

・ICTを活用した医師の柔軟な配置

・看護師の負担軽減に向けた看護補助者との業務分担・協働推進

・障害者病棟における看護補助加算の新設

・慢性期病棟における夜間補助者配置の評価充実

などについても取り組む意向を述べているそうです。

 

ごく一部では、

働き方改革と診療報酬は別ものという疑問も出ているそうですが、

大多数からは反対意見はないそうですので、

医療現場の負担軽減を実現し、

医療の質向上、医療安全に繋げていって欲しいと思います。

 

これはもう待ったなしで行わねば、

医療現場は益々疲弊していくばかりです。

診療報酬は医療現場で働く人たちがあってこそのものですから、

別ものだなんて言ってないで、

総論賛成各論反対のようにせずに、

我が国の医療全体の為に

小異を捨てて大同につく方向に議論を持って行って欲しいですね。

 

それでは、また…。

 

 

 

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