ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

医者の本音 患者の前で何を考えているか

(公開: 2018年09月16日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

転職、開業、経営シーンでサポートし続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

本音と建前。

誰にでもありますよね。

でも世の中は本音ばかりでは生きづらいし、

建前ばかりではつまらない。

 

どっかで本音で腹割って話さないと

関係性は深まらないですよね…。

 

本日のブログのタイトルは、

【 医者の本音 患者の前で何を考えているか  】といたしました。

 

医師キャリアブログ

 

本書をピックアップした理由

『 医者の本音 患者の前で何を考えているか 』

中山 裕次郎 SB新書 を読みました。

 

著者である中山先生は、

福島県の高野病院で高野院長が火事でお亡くなりになり、

病院の存続が危ぶまれる状態の中、

たった1人の常勤医として

院長に就任した時から注目をしていました。

 

2か月間と短期ではありましたが、

まだ30代半ばの若手の先生が

困難に飛び込むのを陰ながら応援しておりました。

 

その後、多くの医療系のコラムを

様々な媒体で書かれており、

見掛けた時はだいたい読ませて頂き

勉強させて頂いておったのです。

 

またtwitterで若干のやり取りをさせて頂いた事もあって

8月6日に本書が発売になる事を知った時に

すぐさまポチっと購入させて頂き、

楽しみに読み始めたのでした。

 

目次

第1章 医者の本音 ?その一言に込められた真意

第2章 正しい病院の選び方

第3章 クスリ・手術の本当のところ

第4章 医者の収支と恋

第5章 「人の命は平等」は本当か?

 

感想

「本音」にこだわった本書。

実に勉強になりました。

 

患者に対して、

医師や医療従事者に対して、

また私のような医療業界で仕事をする

ビジネスパーソンに対して、

非常にスクエアな視点で

医師の「本音」を教えてくれます。

 

当初、本書の企画が持ち上がった時には

中山先生自身も書く事を躊躇したようですが、

いえいえ素晴らしい出来上がりの1冊になりましたねと

拍手を送りたい気分です。

 

とにかくわかりやすい文章を心掛けておられ、

平易な言葉を選んでおり、

一般の方でも充分に読み込む事ができます。

 

なかには医者仲間からは

怪訝な顔をされるかもしれない箇所はあるのでしょうが、

それも覚悟の上で勇気を持って執筆されただろう事が

伝わってくるような本気度で書かれています。

 

専門である消化器外科の話しが多いのは致し方ないでしょうが、

患者からの質問や疑問に誠実かつ「本音」で応えておられ、

また診察現場、薬、手術という各シーンごとの

「本音」も非常に興味深く、

医療機関に通院している方やそのご家族が読むと

参考になる点も多いのではないかと思います。

 

そして自分の生命についてや、

どんな治療が望ましいのか?

医師とのコミュニケーションをどう取るべきか?など

上手に医療を受けるコツが

本書には書かれていると思います。

 

また一方で医療現場以外の

医師の「本音」についても触れており、

年収や恋愛について赤裸々に語る箇所も

とても面白かったです。

 

おそらくですが、

これっぽっちも医療に関心のない方を除けば、

どんな方でも読むと楽しめますし、

学びにもなると思います。

 

特に医療業界でビジネスをする人間にとっては

必読の書であると言えるでしょう。

 

なぜならここには医者の「本音」が書かれてあり、

それを知らずして医師のお役には立てないでしょうから。

 

医療機器だろうが、医薬品だろうが、

建築・内装業者だろうが、税理士だろうが、

すべからく医療に関わる者は読むべきです。

 

当然、私のようなコンサルタントも同様であり、

スペシャリストを支えるゼネラリストを目指すとか

医師をわかってあげられる存在を目指す事を標榜する

真摯なスタイルを取る弊社では

もう全社員に読ませる事とします。

強制です(笑)。

 

いや、でもそれくらいに「本音」が書かれており

私自身も今後様々な場面で役に立つと思うような

良い学びを得る事ができました。

 

評価

おススメ度は ★★★★★ と満点です。

 

いや、ホント素晴らしい内容でした。

特に私がグッと来た箇所をご紹介します。

 

医者にとって患者は肉親ではありません。

しかし、医療という仕事は

「他人事」でも絶対にうまくいかないものです。

これを私は「2.5人称」の距離と読んでいます。

2人称は肉親などごく親しい人「あなた」、

3人称は他人「だれか」」です。

その間の距離感でなければ、

患者ー医者関係は良好なものにならないのです。

 

医者と患者の関係性を述べた箇所ですが、

ああ、こういう医者がいるなら

日本の医療は大丈夫だ…なんて思っちゃいました。

 

私は今まで患者に感情移入し過ぎて苦しんでいる先生や、

逆に患者に興味を持てなくて悩んでいる先生と

お話しをした事があります。

 

これらの先生には上記の言葉を送りたいなと思いましたし、

患者側も医師に全てを委ねるような

あまりにも依存体質であったり、

逆に権利意識が強すぎて

何でも自分の思うようにならないと

腹を立てたり、暴力的になってしまう人には、

患者側も自立しようぜと言いたくなりました。

 

他にもう~んと唸らせられる箇所、

そういう事か…とスッキリする箇所、

そうなんだ~と気づきを得られる箇所などが満載です。

 

まだ発行されてそれほど経ってませんが、

きっと本書は売れるのではないでしょうか?(笑)

 

私自身も素直に読んで良かったと思いましたし、

皆様にもどうぞ安心してご購入下さいとお薦めできます。

 

それでは、また…。

 

 

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