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本当に必要な医療機関の求人情報とは何か?

(公開: 2018年09月20日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

転職、開業、経営シーンでサポートし続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

売り手市場である医療業界では

山ほどの求人情報があちこちに溢れています。

 

その良し悪しは別にして、

それらの求人情報は果たして有用なものでしょうか?

 

本日のブログのタイトルは、

【 本当に必要な医療機関の求人情報とは何か? 】としました。

 

医師求人情報

 

求人サイトに物申す!

医師や看護師のための求人サイトって

どう評価されてますか?

 

私は薄っぺらな参考にならない情報だなと

かなり厳しい評価を下しています。

 

これは別に医療系に限った話しではありませんが、

だいたいが求人誌にしても、

求人サイトにしても、

転職のプロから見ると完全に情報不足なんですよ。

 

医療に話しを戻すと、

施設の概要がざっと書かれていて、

求人の条件面が書かれていて、

まあ良くてアピールポイントがいくつかあって、

数枚の写真があって、

はい、これで終了……ですからね。

 

これで人生の転機と言える転職に必要な情報が

網羅されてるなんて絶対に言えないですよね?

 

しかもその情報は求人側が出したい情報だけであって

第三者の客観的な評価であったり、

欠点や短所のようなマイナス情報は皆無な訳です。

 

これでどうぞ応募して下さい!って

やっぱり無理があると思うんですよ。

本気であれば本気であるほど…。

 

少ない求人情報で決めて大失敗!

な~んて偉そうな事を言っている私ですが、

なぜこんな事を言えるか?

はい、私自身が若かりし頃に大失敗しているのです。

 

私が27歳の時の事です。

まあ今から20年以上前の事ですので

当時は求人サイトなんてものはなく求人誌でした。

 

新卒で入社した会社を4年半で辞める決意をして、

初めての転職活動をスタートしました。

 

いくつかの求人誌を購入して、

(当時は無料のものはなかったかな。

 高くはなかったけど有料だった記憶がある)

これもいいかな?あれもいいかな?とチェックして、

絞り込んだ3件の求人に応募したのです。

 

見よう見まねで履歴書、職務経歴書を作成し、

郵送すると面接に来て欲しいと連絡が入り、

3件とも面接に行きました。

 

なにせ初めての転職活動ですから、

当時はよくわからないままに面接を受けたのですが、

結果的には何とか3件とも内定を頂きました。

 

その3件の中で、

最も早く内定を出してくれたある企業が(面接日の翌日)

給与などの条件も良かったので、

私自身も不安な中で最初に内定をくれた感謝の思いがあって

あまり深く考えずにそこに決めたのです。

 

入社して約2か月は研修があって

人事部の方と毎日研修、勉強でした。

そして3か月目に晴れて現場に出た時に愕然としました。

 

今で言うブラックな環境です。

上司は部下を怒鳴り散らす。

物は飛んでくるわ、週休1日だわ、

残業や有給なんて全くないわ、

もうヒドイ状況だったのです。

 

私もすぐに辞めるのは気が引けて、

どうしよう…と悩んだ結果、

その求人誌のお客様センターに電話をしてみました。

 

求人誌に書かれている情報と全く違う。

どうしてくれるんだ…と。

まあ電話口の方は平身低頭に謝ってました。

でもどうする事もできない。

 

なるほどね~。

所詮、求人誌の情報なんてそんなもんなんだね。

求人誌側は責任は取らない。

求人広告を出した企業の責任。

でも雇用されたら辞めるしかない。

自分の経歴に傷を付けるだけ。

求人情報は全く信頼してはいけないんだなという事を

その時に知りました。

 

そして次の転職の時…。

34歳でした。

この頃には求人サイトがありましたので、

信頼できない求人誌ではなく、

求人サイトで転職先を探しました。

 

1度失敗している事もあったので、

数百件はチェックして、

気になる企業は厳密にチェックして応募しました。

 

2度目の転職ですから、

多少なりとも慣れがあったので

前回よりは緊張もせずにリラックスして挑みました。

 

確か4~5件応募して、

3~4件の面接を受けて、

2社から内定を頂きました(とあやふやな記憶 笑)。

 

さあどちらにしようかと悩みました。

何度も何度も求人サイトを再確認して、

条件の良い方に決めようと思っていた矢先…。

 

たまたま久しぶりに会った友人と話すと、

その会社は止めた方がいい。

あそこはかなり人の出入りが激しいぞ。

評判も良くないし、

もう1社の方がいいと思うぞ…と言われました。

 

マ・マジ?

だって求人サイトではこんないい事が書いてあるぞと反論すると、

お前バカだなあ、求人サイトに書かれている事を信じてたら

日本中いい会社だらけだぜ…と。

 

う~ん、そうかあ。

ちなみにその友人は人材紹介会社に在籍していたので

おそらく言っている事は正しいだろう。

ここは忠告を聞いて、

もうひとつの会社にするか…と心変わり。

 

結果的にこれが大正解。

私はこの会社でトップセールになり、

トントン拍子で出世して

実に様々な経験を積む事ができました。

 

そして行かなかった会社は…。

その会社…もうありません。

業績悪化、そして倒産したのです。

人を大切にしない会社の末路ですかね。

行かなくて良かった…。

 

ま、このように私は求人誌や求人サイトの情報が

信用に値しないという事を実体験として手に入れたのです。

 

もちろん当時と今では状況は違うでしょうが、

今、人様の転職に携わる仕事をしていて、

毎日のように各社の求人サイトをチェックしますが、

情報の質は全く変わっていないと判断しています。

とにかく情報不足なんです。

条件で釣るしかないのですね…。

 

求人サイトの活用方法?

求人の質は低いと言わざるを得ません。

本当に良い転職をする為に必要な情報は

完全に不足していると思います。

 

上記のような経験をして、

私はその後、紹介会社に入社し、

はや15年が過ぎて、

営業マンからマネージャーから経営者まで

様々な経験をしてきたからこそ、

そして何千人という求職者と話し、

何千件という求人企業に営業に行ったからこそ、

業界の裏の裏まで知る事ができた訳です。

 

求人サイトは取っ掛かりとしてしか使えません。

なにせ求人件数だけは揃っていますから、

どんな求人があるのかなあ?程度で使うのは良いでしょう。

 

もし気になる求人があっても

応募するのはいかがでしょうか?

 

余程、内情をよく知っているとか、

業界内の評判がとても高いとか、

そうでない限りは私なら応募は躊躇します。

 

あくまでもどんな求人があるかなあ?という

取っ掛かりのチェックでしか使えないというのが

私の考えです。

 

じゃ転職するのはどうすればいいの?

紹介会社。

エージェントを活用する事をおススメします。

 

た・だ・し…。

いくつか条件があります。

 

まず最も大きなところでは、

①求職者、つまり転職する人を大事にするか?です。

 

当ブログでは再三申し上げているように

残念ながら医療系の紹介会社は大半がここで脱落です。

売り手市場に胡坐を掻いて

全く求職者の為にならない事業運営をしています。

8割ダメです。失格です。

 

そして②求人側、

つまり医療で言えば医療機関の情報を

詳細に渡って持っているか?です。

 

医療系の紹介会社はここでまた1割が脱落します。

お得意さんではないですが、

いつも同じ医療機関しか紹介しない会社があります。

足を運んだ事のない医療機関の求人ばかりだったりします。

 

実は医療系以外の紹介会社は

この①、②を超える企業は結構多いのです。

医療系だけです、こんなにダメなのは…。

 

そして最後の③ネゴシエーションができるか?

つまり交渉力を持っているかです。

 

これは折衝能力が前提になりますが、

折衝して、交渉して、

求職者も、求人側も気持ちよく納得できる体制を作る。

 

これができるコンサルタントは少数ですが、

この①、②、③ができる紹介会社なら

充分に活用するメリットがありますし、

思う存分に使った方が自分を有利にしてくれます。

 

医療系ではほんの数社しかないのが

誠に残念ではありますが…。

 

本当に必要な医療機関の求人情報とは何か?

上記の①、②、③とともに

私が条件付きではあるものの

紹介会社を利用した方が良いと思う最大の理由は、

求人誌や求人サイトに書かれていない情報を持っているからなのです。

本来は…です。

優良な紹介会社なら…です。

 

では本当に必要な医療機関の求人情報とは何でしょうか?

 

(1)求人医療機関に足を運んで、

   実際に勤めている人の「生の声」を吸い上げてくる。

 

(2)転職支援のプロの視点で、

   働くスタッフの表情や立ち居振る舞いから

   働く人たちのモチベーションの高低を感じたり、

   患者や付き添い家族の表情から

   受けている医療の質やホスピタリティの高低を感じたり、

   つまり医療現場において「肌で感じた」情報を収集する。

 

(3)求人の裏の裏まで把握し、

   医療機関が伝える長所や美点だけでなく、

   短所や欠点も的確に把握する。

   人脈をフル稼働し、

   多角的な視点からディープな情報を収集する。

 

これら3点です。

いかがでしょうか?

この情報って欲しくありませんか?

 

特に働いている医師の生の声や

昔、この病院で勤めていた医師の話しは

手に入れたくありませんか?

 

この(1)~(3)の情報って

現場に足を運んで、現場から吸い上げなきゃいけませんし、

多様な人脈から情報収集する必要があります。

 

しかし医療系紹介会社の仕組みは

それを許さないんです。

 

非効率だから現場に足を運ばないんです。

運んでも事務長から聞いた話しを

そのまま伝えるだけの伝書鳩なんです。

 

つまり一向に価値ある情報はないんです。

ぶっちゃけゼロなんですよ。

 

そして求人誌や求人サイトに

(1)~(3)の情報ってありますでしょうか?

まずないですよね。

だから情報不足なんです。

 

最後にまとめのひと言。

 

簡単に手に入る情報に価値はありません。

価値ある情報は苦労して手に入れるものです。

 

つまり医師が紹介会社を使う際には、

前述の①~③とともに

いかに苦労して求人情報を手に入れているか?

ここが使うか使わないかの判断のしどころです。

 

医療機関の言いなりになっていないか?

ただ医療機関から聞いた情報だけでないか?

現場に足を運んでいるか?

生の声、肌で感じた情報を持っているか?

多角的な情報源から仕入れているか?

これらをチェックして選んで下さい。

 

え、弊社ですか?

そりゃこれだけの事を

組織のトップが正々堂々と発言するのですから、

100%現場に足を運びますし、

裏の裏まで情報収集しますよ。

 

年収が高い案件が手に入った!とか、

高条件の求人が来た!とか、

そんな上っ面な情報をご案内などいたしません。

 

上っ面な仕事はバカでもできる仕事です。

うちは正真正銘のプロフェッショナル集団を目指しています。

勉強量と情報収集力、交渉力が自慢です。

 

それでは、また…。

 

 

医師キャリア相談

 

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