ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

医師紹介会社の騙しのテクニック!

(公開: 2018年10月02日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

転職、開業、経営シーンでサポートし続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

紹介会社はエージェントとも呼ばれます。

エージェントとは代理人です。

 

しかし医師や看護師の紹介会社においては

代理人の機能が全く果たされていません。

エージェントではなく、求人マシンなんですよね…。

 

本日のブログのタイトルは、

医師紹介会社の騙しのテクニック! 】といたしました。

 

医師紹介会社

 

紹介会社の騙しの経営方針

医師の転職マーケットは長年売り手市場が続いています。

つまり「求人数>転職希望医師数」という構図ですね。

 

よって医療機関は

常に医師確保に頭を悩ませ続けている訳です。

 

もちろん地域によって、医療機関によって、

診療科目によって、医師の属性によって、

個別具体的に見ていくと例外もあるのですが、

概ねマーケット全体の構図としてはこのような形です。

 

逆に言いますと、

医師にとっては求人は選び放題ですし、

その条件もかなり高い水準であり、

交渉次第ではさらなる高条件を勝ち取る事が可能です。

 

ただ教育施設、研究機関という側面も併せ持つ

大学・大学病院、

また繋がりの濃い自治体系の病院は

若干事情は異なっています。

 

この辺りを説明すると話しが混乱しますので

別の機会に譲るとして、

あくまでも民間病院に限定した概ねの話しです。

 

医師確保に苦心する病院。

希望が叶う医師。

 

このような状況の中ですから

自明と言えば自明なのですが、

紹介会社は「求人件数は数多く確保できる」が、

「医師の確保は超難解である」という事です。

 

紹介会社の収益源は、

医療機関からの紹介手数料です。

 

この紹介手数料は医師をご紹介して

入職が決定しないと入ってきません。

 

ですから何が何でも医師に登録をしてもらい、

それを無理やりにでもどこかの医療機関に当て込む。

 

かなり強引な営業手法を取らねばならない訳です。

 

なかには求人サイトに鞍替えしたり、

採用コンサルティングを手掛けたりする会社もありますが、

商魂の逞しさは認めますが、

要はそれだけ紹介業に対する思いなど

ほとんど持っていないという証明でもあります。

 

医師の紹介会社を経営していく為には、

医療業界の現状を的確に把握して

医師の転職マーケットを理解し、

その上で経営が成り立つように

ビジネスモデルを構築しなければならないのですね。

本来は…。

 

ところが医師の紹介会社の経営者で

医療業界を良く知っている、

人材ビジネス業界(紹介業)を良く知っている、

経営者としての経験が豊富、

この3つを持ち合わせている人はほとんどいません。

 

親会社からの出向だとか、

グループ会社間の異動だとか、

儲かりそうだからと他業界から参入したとか、

医療従事者が自分にもできると思い進出したとか、

医療業界で他のビジネスを行っているが

参入障壁が低そうなので新設部署を作ってみたとか、

子会社を作ってみたとか、

ほとんどがこういうケースです。

私の感覚的には90%以上が当てはまります。

 

つまり医療業界を知る、紹介業界を知る、経営経験が豊富という

たったの3つの不可欠な要素のうち、

ほとんどが1つしか持ち合わせていないという事なんです。

よくて2つ、下手したら1つも持っていません。

 

つまり…

ド素人たちが経営しているという事なんです。

 

そりゃ知らない方が

斬新な発想で切り込めるというメリットもあるでしょうが、

紹介業界は職業安定法をはじめとして、

民法、労働基準法などの順守が求められますし、

そもそもビジネスモデルは非常にシンプルですので

斬新な取り組みができにくい業界なのです。

 

そこでこのド素人経営者たちが何をしだしたかと言いますと、

・宣伝広告の力で医師を確保する

・効率化、システム化で手間を削減

・売上が上がれば紹介責任、結果責任はどうでもいい

と、これらを実行した訳ですね。

 

その結果、医療機関からは…

紹介会社経由の人材は定着率が悪い、

料金が高い、

サービスの質が悪い、

と悪評プンプンでありまして、

医療従事者からは…

求人案内しかしない、

無理やりに押し込もうとする、

医療の事をあまりにも知らな過ぎると

これまた信頼を著しく失う事になっているのです。

 

もう紹介会社は使わない…。

そう言い始める医療機関も増えてきました。

 

もうエージェントはコリゴリだ…。

そうおっしゃる医師も増えてきました。

 

紹介業が医療業界に浸透し始めてから、

まだそれほど時を経ていないですが、

そろそろ大改革をしなければなりません。

 

すでに医師会、看護協会はカンカンに怒ってます。

当然、紹介会社の管轄官庁である

厚生労働省の耳にも入ってます。

 

当ブログでは何度か取り上げてきました

医療系紹介協議会!? なんて団体も

業界の浄化には全く貢献しないどころか、

むしろ悪徳会社に免罪符を与えてしまったようです。

 

どこの企業も表面的には

美辞麗句だらけの経営方針を掲げています…。

これがキレイごとばっかりで、

現場ではとんでもなくヒドイ営業が蔓延っています。

 

再度申し上げますが、

医療系紹介会社の経営者に必要なのは、

・医療を知る

・人材紹介業を知る

・経営経験が豊富である

たった3つだけでいいんですけどね…。

 

私は医療業界における紹介会社の悪評は、

経営者にこそ最大の要因があると思ってます。

 

だから厚生労働省には悪徳な企業の紹介事業の許可を

取り消して頂くような断固たる処置が必要と思います。

 

紹介会社の騙しの宣伝広告

前述したように、

紹介会社は医師を確保するために

WEBを中心に宣伝広告を強烈に行っています。

 

最近は検索ワードに紐づいて

しつこく、しつこく宣伝広告が追い掛けてきますから

きっと医療従事者の皆さんのパソコンには

医療系紹介会社の宣伝広告が日々表示されているでしょう。

 

でもよく考えてみて下さい。

必死になって宣伝広告をしなきゃならないという事は、

それだけ医師からの問合せがないという事の証明ですよね。

 

ましてそれだけ宣伝広告の費用を掛けるという事は、

売上をさらに上げなきゃいけないという事でもあります。

 

そりゃ無理な営業も蔓延る事でしょう。

よく医師や看護師から無理やりここに行け!と

しつこく何度も言われて辟易したなんて話しを伺いますが、

まさにこういう宣伝広告をする会社ではないでしょうか?

 

別に宣伝広告自体を否定するつもりはありませんが、

医療系の紹介会社における宣伝広告って

あまりにも内容が陳腐ではないでしょうか?

 

当直なしで年収〇〇円アップ!とか、

非公開求人多数あります!とか、

転職が決定するとお祝い金支給!とか…。

 

これはもう職業安定法的にも問題があるレベルですが、

ハッキリ言えば医師を仕入れる為に、

おかしなマジックワードを連発して

いかにもオイシイ求人案件が多数あるような

勘違いをさせているとしか言えません。

 

当ブログをご覧になって頂いている医療者の皆さんは

すでにこんな悪質広告に騙されないと思いますが、

転職を成功させる為には

求人に翻弄されてはいけないのです。

 

将来設計やキャリアプランを抜きにした転職活動は

運を天に任せるようなものなんです。

 

そりゃ運が良ければ

それなりの医療機関に転職できますが、

ひとつ間違うとトラブルになるケースは少なくありません。

 

そもそも宣伝広告で引っ掛ける紹介会社の求人は

その背景や裏事情など全く把握できていませんから。

まさに質より量のビジネスモデルです。

 

どうかキレイごとだらけの宣伝広告には

騙されないで頂きたいです。

 

紹介会社の騙しの担当者

医療系紹介会社の担当者を見ていて思うのは、

担当者はまともなのに経営方針によって

無理やりな営業をせざるを得ないケースが多いです。

 

KPIでがんじがらめにして、

軍隊のような組織を作って、

社員たちを洗脳して、

売上の為に魂を売らせていく。

 

先日も愕然としましたが、

あなたのキャリアではここしか行く所がありません。

他の求人は無理ですから、

早くここに決めて下さいと言われた看護師さんから

ご相談を頂きました。

 

この失礼な発言、嘘の発言をしたのは

何と女性社員ですからね…。

 

驚きました。

そこまで魂を売っちゃってるのか?

そういう教育方針なのか?

とんでもない会社ですよ。

 

その会社名も担当者名も把握してますけど、

(公的機関にならお伝えします)

立派なサイトを作って、

あちこちで宣伝広告している

表面上は立派な会社ですけど、

申し訳ないですが、こういう会社は潰して良いです。

紹介業界の恥部です。

 

若い社員は言われたままの事をしているだけかもしれません。

 

そもそも医療の知識も非常に薄い状態で、

業界全体の構図や現状、問題点や課題なども知らぬまま

コンサルタントとして平均に届かないスキルのまま

現場で売上をあげなきゃいけない訳ですから。

 

こんな教育体制の会社は見切った方がいいですよ。

医師も、医療機関も。

 

とは言え、ごく真っ当な感覚を持っている人も

相当数いるんですよ。

 

でも、長続きしないんです…。

数年で辞めてしまうんです。

 

そして辞めなかった若い社員が

洗脳されて、魂を売って、

誰も喜ばないどころか、

害悪のような営業を進めていく。

それを先導しているのは経営者…。

 

辞めてしまったまともな感覚の持ち主たちは、

医療業界での仕事はもう嫌とか、

紹介業は2度とやらないとか、

このような事をあちこちで発言するのです。

 

業界人の1人として

非常に寂しく思います。

 

うちに来ればいいのに…って(苦笑)。

まともな会社もあるんだよ…って。

経営者次第なんだよ…って言いたいです。

 

結局、求人案内しかせずに、

KPIをこなす為だけの仕事をして、

しかもそれで無理やり決めさせようとするから

社員のストレスはマックス。

そりゃ真っ当な人ほど辞めますって…。

 

しかし段々と染まってしまって

それこそ悪魔に魂を売るではありませんが、

これでいいんだ、

人材紹介ってのはこういうもんだ…と

洗脳されてしまう人も少なくないんです。

3年とか、5年めくらいの子に多いですね。

 

いやいやそれは間違ってますから。

本物の紹介業ってそんなもんじゃありませんから。

 

当ブログでは再三に渡り申し上げてきましたが、

医師や看護師は長年続く売り手市場により

採用マーケットに固有の特徴があります。

 

その最も大きな点は、

求職者側、つまり医師、看護師が面接を受ければ

ほとんどの場合に内定が出てしまうという事です。

 

そしてこれを逆手に取った医療系紹介会社は、

私に言わせれば騙しのような宣伝広告を行い、

問合せしてきた医療者をそのまま医療機関に連れていくという

紹介会社どころか単なる仲介会社になり下がった

あり得ないほど雑な仕事をしているという事であります。

 

全国の医療系紹介会社に勤めている

若いコンサルタントの皆さん。

 

もし上記のような間違った経営方針、

紹介会社として恥ずかしいほどの低レベルの仕事をしているなら

早く他に移った方がいいですよ。

 

その仕事ではどんなに真っ当に頑張っても

医療業界にとっては迷惑極まりない事になりますから。

 

そりゃごく一部の例外はあるでしょう。

しかし大きな視野で見て下さい。

全体を見て下さい。

中長期的な視点で見て下さい。

 

今、医療系の紹介会社は危機的な状態です。

毎年何らかの制限を掛けようとか、

処罰を与えようとか、

お国はそういう事を検討してるんですよ。

 

散々悪事を働いてきたので

医師も、医療機関も、

紹介会社を利用しないという選択をするようになってます。

 

だから益々悪質な手法を取らないと儲からなくなってます。

強引さに拍車が掛かっています。

 

そんな悪事に手を貸さないで下さい。

あなたがまともな感性の持ち主なら

速やかに真っ当な会社に転職して下さい。

 

医師や医療機関の皆さんも、

知識不足、経験不足、まともな感性の不足、

こういう担当者はどんどん見切って下さい。

 

あまりにも悪質な場合は、

どうぞ遠慮なく関係機関に通報して下さい。

<厚生労働省より>不適切な人材紹介会社の情報は都道府県に通報して下さい!

 

紹介会社の騙しの求人

今まで医療系紹介会社が自慢げにアピールしてきたのは、

・求人数の多さ

・非公開求人

この2つです。

 

しかし私に言わせれば、

求人ってのは数ではなく質です!

非公開求人の大半は嘘です!と

声を大にして言いたい。

 

ではなぜこんな形で求人をアピールしてきたか?

・転職手法を知らない医師を求人で引っ掛ける。

・求人に価値を持たせる事で業務効率が高まる。

 

要は楽して儲けたい。

非常に内向きな図々しい考えなのですね。

 

まあ経営者自体がド素人ですから、

もっと真っ当な手法がある事すら知らないのですが、

求人だけで紹介事業を行う罪深さに

早く気づいて欲しいと願うばかりです。

 

医師の皆さんに知って頂きたいのは、

求人サイトに掲載してある医療機関の求人は

医療機関側が出した内容を

そのまま記載してあるだけだという事です。

 

つまりそこには第三者的な評価や

サイト運営者側で求人内容を厳密にチェックする事は

全くないのですね。

 

イチ時期ハローワークなどでも問題になりましたが、

労働基準法に違反しているような内容でも、

虚偽の内容でも、

全く意に介さず掲載されているという事実を

頭の片隅に入れておいて下さい。

 

またほとんどの紹介会社が案内する求人も

上記と全く同じ状況です。

 

本来仲介会社が関わるという事は、

現地に足を運んで内情を確認したり、

頂いた求人内容をダブルチェック、トリプルチェックしたり、

第三者から情報収集をして信憑性を確認するなど

きめ細かい作業が必要なのですが、

ほとんど行わずに平気で良い求人ですと案内してますからね。

 

こういう作業は非効率と判断しているようです。

ド素人経営者のバカども達は…。

 

こんなだから入職後に

事前に聞いていた話しと違うとか、

想定外の業務量だとか、

人間関係があまりにも悪すぎるとか、

後々のトラブルに結びつく訳ですね。

 

求人だけで選ぶ事にはリスクがあるんです。

そのリスクは全て医師が請け負う事になり、

紹介会社はノンリスクなんです。

 

これっておかしくありませんか?

 

じゃあ紹介会社は使わない?

こんな状態なら紹介会社なんて使わないよ…と

結論づけるのはまだ早いです(笑)。

 

今まで書いてきたような

ロクでもない紹介会社を使う必要はありません。

というか使うべきではありませんよね。

 

自前で医師から問合せが貰えないで

エムスリーとか、日経キャリアとか、メドピアなどに

高いお金を払って求人を掲載してもらうような

そんな医療系紹介会社に存在価値はありません。

 

しかしエージェント業として

本来的な役割を全うしている優良企業、

そして頼れる担当者と出会えるならば…

実は使うメリットはとてつもなく大きいのです。

 

冒頭申し上げました通り、

紹介会社とはエージェント、代理人であるはずです。

 

医師の代理人として、

医師のバックボーンを理解し、

個性、キャリア、ビジョンを話し合いながら

プライベートな将来設計も踏まえて

中長期的なキャリアプランを共に作って行く。

 

医師の代理人として、

相応しい医療機関を探し、

求人内容を詳細に渡りチェックしながら

すでにこの段階から交渉を行い、

医師の望む求人案件をイチから作り上げていく。

 

医師の代理人として、

医師とともに見学、面接に同席して

双方のアピールポイントを引き出して、

お互いの理解度を深いものにする。

 

医師の代理人として、

出てきた内定条件をチェックし、

さらなる条件交渉を行いながらも

雇用契約書などの内容について

法的な観点でアドバイスをする。

 

医師の代理人として、

入職後もいつ何時でも駆けつける準備をしておき

悩みごと、相談ごとに寄り添いながら

医師がより良い人生を送っていけるように支え続ける。

 

他にも良質な紹介会社なら

当たり前に行うサービスはいくらでもありますし、

優秀な担当者だからできるサポートは

まだまだ数多くあるんです。

 

こういう会社、担当者なら

まさに代理人として

ご自身の右腕にする価値がありますね。

 

どうかキャリアプランという

最も大事なものを手に入れるために

的確な情報収集を行い、

適切な人脈を辿りながら、

良い代理人とともに

より良い未来を作って頂きたいと

強く思います。

 

そして宣伝広告だけが上手い

悪質な営業手法を取る医療系紹介会社などは

どうか使わないで下さい。

 

それでは、また…。

 

 

医師キャリア相談

 

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