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命の値段が高すぎる!

おはようございます。

医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

命の値段が高すぎる!
~医療の貧困~
ちくま新書 永田宏

この本を読みました。
かなり勉強になりました。

中帯に書いてある文章をご紹介します。

もはや日本の医療制度の命運は灯である。
身も蓋もない言い方をすれば
維持するためのお金が足りないのだ。

そうした危機への処方箋として打ち出されたのが
小泉医療改革である。

後期高齢者医療制度、メタボ健診、
レセプト並み領収証、社会保障カード…。

こうした一連の施策は、
じつは驚くべき狙いに貫かれたものであり、
現在にも深刻な影響を及ぼしている。

長生きが経済的に重すぎる負担となったいま、
医療の近未来がどこへ向かうのかを、
冷徹な眼でリアルに喝破した衝撃の書。

となっています。

ちなみに目次を下記にご紹介します。

第1章 「医療の終わり」の始まり-2008年4月1日
第2章 小泉医療改革が目指したもの
第3章 医療費負担の世代間対立-後期高齢者医療制度
第4章 メタボリック狂想曲
第5章 「善意の医療」が消える!?-レセプト並み領収書がもたらすもの
第6章 健康監視社会の到来-レセプトのオンライン化の意味
第7章 保険は国や会社に頼るな!-社会保障カードと個人勘定
第8章 日本の医療に「希望」はあるのか-国民の選択

私が今まで読んできた医療関係の本には
あまり書かれていなかった分野について詳しく書かれていて
非常に興味深く読む事ができました。

特に、後期高齢者医療制度、メタボ健診、
レセプト並み領収書の3点に関しては、
その裏事情やそもそもの導入目的と
現実の乖離などについて学ばせて頂きました。

医療は、一部の国民に関わる事ではなく、
全国民が関わるものなので、
医療制度に関するニュースには
敏感にならなければいけないなあと思います。

そうは言っても、
普通の方は自分や家族が病気にでもならないと
医療に関心を持てないでしょうし、
私自身もそうでした。

日本の高齢化は益々深刻になっていく訳ですし、
年齢は誰もが重ねていくものでもあります。

財源の問題があるのは百も承知ですが、
長生きする事が辛い、悲しい、
厳しい事になっては欲しくないと思うのです。

様々な面で利便性が高まった日本社会は
原発の問題が起こるまでは
ある種の成功と言ってもいいと思います。

しかし、今後は利便性を追求するのではなく、
社会の充実度や満足度の優先順位を
入れ替えねばならない岐路に
差し掛かっているのではないかと思います。

選択するのは我々国民であり、
選択する為にはまず事実を、
現実を知らねばならないと思うのです。

医療に例えると、
医療における技術革新が
患者の寿命を延ばす事を
目指していた部分はあると思います。

そしてそれは一定の成功を収めました。
と引き替えに財源の問題も出てきた訳ですね…。

本当に延命が本人に取って幸せなのか?
究極の選択になるのかもしれませんが、
これも我々1人1人が
真剣に立ち向かって
考えねばならない問題だと思います。

是非、この本をお読みになってみて下さい。

それでは、また…。

 

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