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医療裁判を起こす患者遺族達の目的

おはようございます。

医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

先日、ある法律家の方と
気軽な情報交換をしていた時に
ふとした事から
熱いディスカッションになりました。

その時に、医療裁判を起こす
患者遺遺族側の目的という話しになり、
一般的には下記3つが目的となっているとの事でした。

1、事実の解明
2、謝罪の要求
3、再発の防止

なるほど…と思いながらも、
むむむ…という気持ちも湧きます。

金銭的な保証は入らないのかな???

その法律家の方曰く、
金銭的な面は解決する為の落とし所であって
目的ではないのではないか?との事。

う~ん、人間ってそんなにできたものだろうか…。

まあ、その点はさておいて、
逆から考えると
過去の医療側は事実を解明していない、
謝罪をしていない、
再発防止策を取っていないという事にも繋がります。

実際に過去の事件では、
虚偽の報告を上げていたり、
事故そのものを隠蔽しようとしたり、
不誠実な対応を取った事もあったのは事実なのでしょう。

これは、医療業界全体として反省すべきだと思いますし、
もし今でもそんな事が行われているとしたら、
医療裁判は今後も増えていくのだと思います。

特に、権力者や既得権を持っている方々には、
医療の未来の為にも猛省して頂きたいと考えます。

このブログをお読みの方はお分かりの通り、
私は何でもかんでも訴訟を起こす事は反対です。

何度も申し上げている通り、
人体には解明されていない部分も多い訳ですし、
人はいつか死ぬものですし、
ミスのない人間など存在しないと考えているからです。

もちろん、故意や重過失のケースは
訴訟になっても致し方ないと思いますが、
それでもそこに至るプロセスを厳密に調査していかねば、
医療行為を行う方々が
減る一方になるのではないかと危惧しています。

医療のニュースをチェックしていると、
医療訴訟の情報は
相も変わらず非常に多いです。

ですが、ミスを糾弾し続けると
物事の本質を見誤ってしまうのではないかと思うんですね。

だいたい人間は必ず死ぬのです。

このままの状況が進むと、
人がひとりなくなればどんな理由であれ、
必ずひとりの医師が責任を問われる事になってしまうのではないか…。
そんな心配も現実化してしまいます…。

確かに、
前述の患者遺族達の目的は理解できます。

であれば医療界全体として、
事実を解明する姿勢、
仕組みを備え、
ミスがあるのなら真摯に謝罪する体制、心を持ち、
再発防止策をスピーディーに整えるべきと思います。

そこを確実にこなす事で、
安易な医療訴訟を防止する事にもなり、
何を持って医療ミスとするのか、
どこまでが医師の責任なのか、の
社会的コンセンサスに繋がっていくのではないかと考えます。

結局の所、
現在はこの社会的なコンセンサスがないから
何でもかんでも取り合えず
訴訟のような形になってしまっているのではないかなとも思うのです。

きっと私のブログを読んで下さっている医師の先生方は
虚偽、隠蔽、不誠実な対応を取る方々ではないと思います。

問題は、権力を持ち、変化を認めず、
自分達のやっている事の全てが正しいと
考えている方々なのでしょうね…。

こればかりは、医療だけでなく、
政治もそう、官僚もそう、
どんな業界でも変わらず
存在してしまっているものだとも思います。

世の中は理不尽なものでありますが、
それでも進化していくものだとも思うのです。

子供達の為にも、少しでもいいから
より良き社会を作っていきたいな…とつくづく思います。

そもそも医療ってのは、
人類共通の敵である病に対しての闘いだと私は思うのです。

それが、患者側と医療者側で争っていたら
肝心要の病に対する闘いが
疎かになってしまうのではないかと思うんですね。

患者遺族の想い

患者側は医療を理解し、
医療者は患者を理解し、
協力して病との闘いができるような
社会になって欲しいと思います。

その為にも、
まずは司法と医療の摺り合わせが
必要なのかな…。

それでは、また…。

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