1. HOME
  2. ブログ
  3. 医療業界全般
  4. 日本の医療費は高いのか?

BLOG

ブログ

医療業界全般

日本の医療費は高いのか?

おはようございます。

医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

え~、今、私の目の前には、
「各国の国民1人当たり医療費」という
OECDが出した統計グラフがあります。

これを見ると医療費の高いトップは
ダントツにアメリカです。

その次がノルウェー、スイス、
ルクセンブルク辺りが続き
アイスランド、オーストラリア、スウェーデン、
カナダ、オランダ、ドイツと続きます。

この辺りの国々は明らかに
日本よりも医療費が高い国と言えそうです。

もっと見ていきますと、
イタリア、フランス、オーストリア、
イギリス、ベルギー、アイルランド、デンマークなどがあり、
この辺りの国は日本と同等レベルの
医療費の国でしょうかね。

逆に日本より医療費が安い国は、
スペイン、ニュージーランド、ポルトガルが
やや下で、明らかに下なのは韓国、チェコ、
メキシコ、ポーランド、スロバキア、
ハンガリー、トルコなどとなっています。

もちろん各国とも制度や仕組みは違いますので、
一概にこれを持って日本の医療費は実は安かった!とは
言うつもりはありません。

こういう統計はいろんなものが出ていますので、
私が見ているものが確実に正しいとも言えないと考えています。

しかし、我々は日本の医療費は高い!という
刷り込みを受けてきておりますので、
こうした統計は意外に思われる方も多いのかもしれませんね。

私のイメージでも、
ダントツのアメリカに次ぐ2位くらいかな?なんて
少し前まで思っていましたが、
実態はそうではないようです。

また、こういった国際的な比較は
あまり報道されずに、
過去最高の医療費だとか、
国内の状況だけが報道され続けた事には、
何となく意図的な情報操作…のような感じを
受けてしまいます。

原発なんかと
構図は似ているのかもしれませんね。

そうは言っても
実際に医療費は高いじゃないか!と
思う方もいらっしゃるかもしれません。

それは、我々の自己負担比率が高いからです。

窓口で我々が負担する費用は
世界一と言われています。

つまり、我々国民は、
医療費全体が抑制されていて、
逆に自己負担が高いことを知らされていない為に、
自分の医療費負担が
これ以上増加する事を恐れて
誰も医療費抑制に異を唱えないという、
それこそ政府の思うツボに陥っていると
言えるのではないでしょうか。

日本は医療費を犠牲にして、
その分の資金を高速道路を代表とする
いわゆるハコモノに使ってきました。

我々国民はその便利さを享受してきた訳ですから、
それを否定する訳にはいきませんが、
その医療費を犠牲にしてきた結果、
病院が赤字で倒産したり、
救急車がたらい回しされたり、
医師や看護師が不足したりといった
弊害が大きくなってきたのも事実です。

医療費を上げるというのは
保険料の増大や
自己負担の比率を上げるだけではありません。

政府の予算の中で、
医療費の割合を増やし、
他の歳出を減らすという選択肢もある訳です。

これであれば、我々にとって負担は増えずに
医療費を増やす事ができ、
医療サービスの充実化に繋がります。

消費税や復興税など、
増税論議が行われていますが、
政府には国民を騙して
(言葉が悪ければミスリードして)、
増税するのではなく、
事実をオープンにして、
その上で選択をさせるようにして欲しいものです。

日本は、すでに立派な先進国です。

これからは、医療や福祉にお金を回して、
医療や福祉の分野で世界を引っ張って欲しいと思います。

高齢化社会はすでに来つつあり、
世界が注目しています。

車や電化製品を輸出するのもいいですが、
医療や福祉という
サービスのノウハウや仕組みを
輸出してもいいのではないかと思います。

それでは、また…。

 

*ジーネットTV 動画も続々アップしています!

医師キャリア相談

<ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい!>
ジーネット株式会社 コーポレートサイト<NEW>
医療ビジネス健全化協議会が運営する医師向け情報提供IBIKENサイト
ジーネット株式会社 <公式> twitter
ジーネット株式会社 <公式> facebookページ

いいね!と思ったら下記もポチ!
      にほんブログ村 転職キャリアブログへ

診療圏調査バナー

 

 

 

 

関連記事