おはようございます。
転職を検討している医師・看護師に
キャリアプランを提供している
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「医療の始まりは言葉なり」
こんな言葉と出会いました。
非常にいい言葉だなあと思いました。
ちなみに文章の前後は
下記のように書かれています。
医療は科学のみならず技術であり、
患者さんにとって良かれと思うこと、
役立つことを目指すのであり、
さらには人と人との関係の上に成り立っているのです。
(中略)
そして言葉がコミュニケーションの最高にして
最大の手段であるとするなら、
お互いの信頼関係のためにも、
ぜひ患者さんにも
この金言を心に留めて欲しいと考えています。
医療はコミュニケーションなんだと思います。
昨今、医療者に対する要求が
あまりにも高くなり過ぎている感を
私は受けているのですが
患者側もきちんと自分の言葉で
過去、現在、未来を説明する事が、
良き医療を受ける事に繋がるのではないかと考えています。
やっぱりコミュニケーションって
双方向ですもんね。
最近は医療者自体が
ひと昔前と変わってきています。
だからこそ双方が言葉を持って
良きコミュニケーションを取る事で、
双方にとって良い結果に
繋がるのではないかとも思います。
さて、これって医療に限った話しではないと思うんですね。
私の仕事などもまさに始まりは言葉です。
言葉を持って信頼関係を構築してこそ、
良きアドバイスができ、
良き職場をご紹介する事に繋がります。
サービス業と言われる業界は
目に見える形の商品や製品がない分、
言葉というのは非常に重要なのではないでしょうか?
弁護士や会計士といった法律家もそうですね。
クライアントの望む姿形を把握しなければ
適切なアドバイスはできないでしょう。
言葉を駆使して…なんていうと
マイナス面もあるのかもしれませんが、
あくまでも信頼関係を構築する為の
コミュニケーションを取る為に必要な訳で、
そこは言葉のみとまでは言いませんが、
どんな言葉を交わすのか、
その会話は非常に重要かと思います。
以前、私が第一線の営業現場にいた時には、
よく上司に本題に入る前の会話が大事だと指導をされました。
馴れ合いを取れなんて言われてましたが、
要はコミュニケーションのベースとなる信頼関係を
本題に入る前に作りなさいよという事なのだと思います。
それこそ天気の話しや訪問先の近所の話し、
相手の服装や会社の雰囲気など、
よ~く観察して話題を探していた事を覚えています。
初対面の方の場合は特にこれが大切で、
いかにして自分自身が信頼に足る人間なのかを
雑談の中でご理解頂くように努めていました。
同じものを見ても抱く印象は人それぞれです。
そして、それを言葉にすると
実に様々な言葉が出てくる事でしょう。
同じような痛みでも言葉にすると
いろんな言葉となって現れてくるでしょうからね。
どんな言葉を使うのか…。
信頼関係を構築する為に、
良きコミュニケーションを取る為に…。
始まりは言葉なり。
考え続けていきたいテーマのひとつです。
それでは、また…。
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