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ヤバいんじゃないの?医療系紹介会社…。

2018年6月14日by gnetdoctor

おはようございます。

医師の将来をより良いものにする為に、
キャリアプランを組み立て転職や開業をお手伝いする
ジーネット株式会社の小野勝広です。

人材紹介業界がどうなろうと
多くの人にはそう大した影響はないと思います。

しかし転職支援のプロから見ると
実は社会にとって
かなりマイナスになる点もある…とまでは言えないですけど
そう信じたいところです…(苦笑)。

本日のブログのタイトルは、
【 ヤバいんじゃないの?医療系紹介会社…。】
といたしました。

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医療系紹介会社の現状分析

あくまでも私の知る限りですし、
何らかの統計をチェックした訳でもなく、
様々な噂話や、
漏れ聞こえてくる話しから想像しますに
医療系紹介会社の業績は全般的に悪いようです。

そりゃそうですよね…。

当ブログでは再三指摘したように、
自己都合優先の効率重視、
条件面しか考えないマッチング、
知識も経験もない担当コンサルタント、
行き過ぎた儲け主義、
厚生労働省も問題視する内容の宣伝広告…。

医師を高収入、当直なしなどの
条件で釣りあげて、キャリアを汚し、
医療機関に迷惑を掛けて、
医療崩壊に手を貸してきたのですから
当然の報いと言えるでしょう。

600社以上もあると言われる
医療系の紹介会社。

これから淘汰の波が押し寄せてきます。

すでにそれは始まっていて、
事業を撤退する会社、
いつの間にかひっそり締める会社、
医療を止めて他業界に転身する会社、
悪事に手を染め改善命令、
事業停止処分を受けている会社、
生き残りを掛けて吸収合併する会社、
実に多種多様な動きを見せています。

突き詰めて考えれば、
それだけ医療業界に貢献できていなかった事の
証明ではないかと思います。

おそらく最大手の企業、
医師の会員を持っている企業、
真っ当なエージェント業を行っている企業、
これらしか生き残れないのではないかと
私は考えています。

医師にとって、
医療機関にとって、
本当に必要なサービスが提供できる会社も
少なからず存在する訳ですから、
そういう会社同士が切磋琢磨して
健全な競争ができるといいなあと思ってます。

どうなる?医療系紹介会社…。

医師会や看護協会なども
転職支援を手掛けたり、
求人サイトを作ってもいます。

民間の紹介会社に任せておけない…という
裏返しなのだろうなと思います。

もともと人材紹介業は参入障壁が低く、
他業界からの新規参入組も少なくありませんし、
事業を立ち上げるのに大したコストも掛かりません。

医療業界においても
今まで多種多様な会社が参入してきましたが、
上手く立ち上がった…と言える企業は
圧倒的な少数派なのです。

何を見間違えるか?

紹介会社に必要なのは、
他者を喜ばせる為の経営理念と
キャリアに関する高度なノウハウ、
両者を現場で具現化できる有能な社員が
絶対に必要なのです。

理念、ノウハウ、社員を
低レベルに適当に揃えた会社が負けていく訳ですね。

残るのは本物です。
その意味では健全化の方向に進んでいると思います。

これからの医療系紹介業界の未来は、
量で勝負する大手と
質で勝負する中小に
真っ二つに分かれる事が鮮明となるでしょう。

いずれにも長所、短所が明らかにあります。

医師も、医療機関も、
それをよく理解の上で
ご自身に合った紹介会社を利用して下さい。

あと2~3年もすれば、
中途半端な企業は生き残れていないと思いますので、
量が欲しければ大手、
質が欲しければ中小と判断しやすくなります。

それに加えて各社のオリジナリティですね。
ここを見れば
今までのような間違いは少なくなると思われます。

弊社で言えば、
キャリアプラン主導型の転職支援であったり、
医師をスペシャリストとして捉え、
スペシャリストを支えるゼネラリストという使命を唱えたり、
中長期的なサポートを念頭に
常勤先の転職、バイト探し、クリニック開業支援を行ったり、など
それぞれ特徴を出してくるはずです。

要はきれいごとの宣伝広告ではなく、
ビジネスモデルや事業方針によって
選べるようになってくるという事ですね。
いや、そうならねばなりません。

ならねば医療業界から紹介会社は弾かれるでしょう…。

生き残りを掛けて…。

紹介会社には3種類あります。

<1>
自社及びグループ会社が
医師の会員や強力サイトを持っており、
医師からの問合せはそこから入る会社。

<2>
医師の確保を
他社に(エムスリー、日経キャリア、メドピアなど)
頼っている会社。

<3>
独自のネットワークで
医師からの問合せを頂ける会社。

この中で最も苦戦しているのが
<2>の会社たちです。

高いコストを掛けて
他社サービスを利用してまで
確保した医師が決まらない…。

相当に頭を痛めている事と思います。

しかし誰の責任でもなく、
自社の選んだ営業方針ですから
もういかんともしがたいですね…。

おそらく独自のルートを
慌てて作ろうとしているのでしょうが、
そんなに簡単ではないでしょう…。

<1>の会社は強みがあるものの
事業方針が自社都合で勝手である事、
莫大な宣伝広告費の裏側で人件費を抑えているので
コンサルタントが若く、経験が浅い事、
ここらが課題になるかと思います。

<3>の会社は質は高いけど量に課題を抱え、
資金不足、マンパワー不足に悩んでいる事が多いです。

でも業界を思えば伸びるべきは
ここの会社達なんですよね…。

各社三様の新たな取り組みが始まっているのでしょう。

しかし医療業界で仕事をする以上は、
ちょっとくさいですけど…
医療を愛しているかどうか?が問われると思うのです。

本当の意味での医療業界への貢献。
医療を通して地域社会に貢献。

こういう思いが根底にないと通用しないでしょう。

医療は金儲けできそうだから…という
不純な動機で参入した会社は軒並みダメですからね。

弊社も転職、開業、そして第3の柱となる
新サービスを模索しています。

すでに数名の医師が協力を申し出てくれてますので
面白い展開になるかもしれません。

仕事は美学…と考えながら
損得ではなく善悪を判断基準にして
弊社なりの生き残りを目指します。

それでは、また…。

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