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期間限定の思想 「おじさん」的思考2

 

おはようございます。

 

医師のキャリアを中長期的に支える

転職、開業のプロフェッショナル、

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

私が敬愛する内田 樹 氏。

先日ネットで著書をポチポチ買いまくったので、

我が家にはあと10冊ほど

未読の内田本がございます(笑)。

 

順次読んでまいりま~す。

 

本日のブログのタイトルは、

【 期間限定の思想 「おじさん」的思考2 】

といたしました。

 

 

本書をピックアップした理由

『 期間限定の思想 「おじさん」的思考2 』

内田 樹 角川文庫 を読みました。

 

おじさん的思考第2弾は

期間限定の思想なんだそうです。

そりゃ興味持っちゃいますね~。

 

昨今ではおじさんは既得権にしがみつき、

権力を勘違いした場面で使いまくり、

嘘はつきまくり、

社会のお荷物的な存在になりつつあります。

 

ハッキリ言ってこんなバカおやじどもは

どこかで排除されるでしょうけど、

もっと知的で、

洗練されていて、

世の為、人の為に、

身を尽くしている

良いおじさんも少なからず存在する訳です。

 

充分おじさんの仲間入りを果たしている私ですが、

さらに良いおじさんになる為にも

楽しみに本書を手に取りました。

 

目次

第1章 街場の現代思想

第2章 説教値千金

第3章 私事で恐縮ですが

 

感想

うん、実にいい。

さすが内田さん。

 

本書は2002年に発行され、

2011年に文庫化されたんですね。

 

よって題材として取り上げた事象自体は

確かに古いです。

あ~、そんな事もあったっけ?ってなもんです。

 

しかしそこから導き出す思想は全く古びない。

 

どころか充分現在でも通用するし、

いや下手をすると

未来永劫通用するかもしれないくらいの

深く、広く、360度包囲網で、

非常に勉強になります。

 

第1章は女子学生からの質問に

内田さんが回答するスタイル。

 

男性中心主義、大人とは?、仕事論、断定する人、

村上春樹の小説、結婚、失業問題、ジベタリアン、

恋、ブランド物、動物虐待などをテーマにして、

まるで禅問答のような学生との対話が実に面白い。

 

これで学生は理解できるんかなあ?と思うくらいに

話しは脱線して、とんでもない方向に進みながら、

バツンと答えらしきものに辿り着きます(笑)。

 

第2章は打って変わってお説教。

企業社会に対して、官僚に対して、

政治家の収賄事件に対して、日本の若者、

背中が死んでいる人、フェミニズムに対して、

バッサリ斬りまくってます。

 

これが実に心地よいです。

フェミニズムの章などは必見と言えますね。

 

また中村天風さんの戒め、

マンガへの擁護論なども理論が卓越しており、

思わずそうだ!と言いたくなります。

 

第3章は編集者?との対談や過去のエッセイ。

これも興味深い思想をガンガン述べておられます。

 

やはり内田さんは結局のところ、

ある題材について語るだけでなく、

その題材の表裏を

しっかり語ってくれるから面白いんですね。

 

しかも表と裏だけでなく、

上も、下も、右も、左も、全方位から思考し、

それぞれの角度から核心をズバンと突くので

自分自身よくわかっていなくとも

なぜかよくわかったような気にさせられてしまう…。

 

期間限定の思想だなんて

謙遜もいい所です。

 

現代思想が手に取るようにわかりました…という

気になってしまいました(笑)。

 

評価

おススメ度は ★★★★★ と満点です。

 

私としては大満足の1冊でした。

いくつかグッときた文章をご紹介します。

 

「ほんとうのこと」というのは、

決してきっぱり言い切ることのできないものなのだ。

私たちはつねに言い過ぎるか言い足りないか、

どちらかであって、

決して言いたいことを過不足なく言うということは起こらない。

 

自分が経験したのと同じ苦痛を他人に強いる人間は、

それに耐えたことへの「敬意」を求めているのである。

人はできるだけの経緯を求める。

だから、必ず人は自分が経験した苦痛を(実際より)

少しおおめにして回想することになる。

 

責任を取れない人間には決断ができない。

リスク・テイキングとデシジョン・メイキングは

1枚のコインの裏表である。

責任を取る人間が、決定権を持つ。

決定権は責任によって担保される。

そんなのは人間が共同的に生きていくための基本である。

しかし、その基本が機能していないというのが

現代の日本なのである。

 

いかがでしょうか?

紫字と、オレンジ字は今の日本社会を

予言していたようですよね。

(というか20年この国は全く変わっていないという事ですが…)

 

もし内田さんが日大の理事長なら

こんな事にはなっていないし、

もし総理大臣ならもっと良い国になってるんだろうなあ…。

 

いや~本作も大変良い勉強をさせて頂きました。

 

それでは、また…。

 

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