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自分を守るオリジナリティ溢れるキャリアプランとは?

2018年9月11日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを軸にして
転職、開業、経営シーンでサポートし続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

キャリアプランについての考察には
ゴールがないなあとつくづく感じています。

私は自分のキャリアプラン云々よりも
皆さんのキャリアプランを考えるプロフェッショナルですので
どこまでも、いつまでも、考え続ける使命がありますからね。

本日のブログのタイトルは、
【 自分を守るオリジナリティ溢れるキャリアプランとは? 】
といたしました。

医師 キャリアプラン 働き方改革 選択肢 残業規制 例外規定 過労死ライン 健康確保 応召義務 チーム医療 自分を守る キャリアの棚卸 将来設計 ライフプラン 生涯年収 中長期的な計画 キャリア相談 転職相談 開業相談 医師紹介会社 転職支援 転職エージェント クリニック開業コンサルタント ジーネット株式会社

みんな一緒のキャリアプランの終焉…

だいぶ古い話しになりますが
我が国では大蔵省が金融業界をガッチリ握り、
銀行、証券会社、保険会社などは
サービスもみな横並び、やる事なす事みな一緒…。

まさに護送船団方式。
そんな時代がありましたね。

ところが金融ビッグバンという事で
一気に爆発的に改革が行われて
M&Aや吸収合併など再編が急激に進んで
今に至る訳です。

さくら銀行だとか、あさひ銀行などと言っても
若い方には???とわからないでしょうね(笑)。

私の世代だってかなり懐かしく、
もう忘れてしまった人も少なくないでしょう。

まあ金融業界に限らず、
我が国は戦後の復興のために
中央官庁を中心として効率的な経済発展をする為に
良くも悪くもみな一緒という時代が長く続いた訳です。

しかし旧時代の効率が非効率になってきて
新しい効率を手に入れる為にビッグバンが起きたのですね。

私は働き方改革もある種のビッグバンのように感じていて、
今後、様々な業界で働き方改革が進むと思われますが、
その根幹にあるのは、
みな一緒からの脱却、
つまり個々の選択肢が増えるという事ではないかと考えております。

医療業界の働き方改革はどうなるんだ!?

先日、厚生労働省は医師に限定した残業規制を
2024年に導入する方針を発表しました。

もう「今」問題になっているのに
2024年に導入するという悠長さに腹立ちますが、
19年4月から順次適用される年720時間よりも緩いそうで…。

年720時間と言ったって月間60時間、
仮に20日間勤務したとしても1日3時間。

9時~18時の勤務が毎日21時までとなる訳で
しかもこれよりも働かせますよという事ですよね。

なおかつ救命救急や産科などは
長時間の対応が必要だからさらに例外規定を設けると…。

一般の労働者と同じ規制だと
医療現場が混乱しかねないので
医療業界は独自のルールが必要だとかほざいていますが、
これって無策よりもヒドくありませんか?

厚生労働省内では最大年960時間という意見もあるそうで、
そうなると月間80時間、20日勤務だと1日4時間、
9時~18時の勤務が毎日22時までの勤務となる…。

あれ、過労死ラインって月間80時間でしたよね?
厚生労働省って旧労働省も入ってますよね?

これで例外規定を設けたら
過労死ラインを超えてまで働けって事でしょうか?

まあ例外扱いする場合は、
産業医との面談や健康確保処置を義務付けるそうですが、
それで心配がなくなるとでも思ってるのでしょうか?

また医療現場ではかなり問題となりそうな
応召義務についても
「組織として果たすべき義務」に改めるそうで、
複数の医師や看護師などが連携して対応する
チーム医療を想定し、
医師個人への負担を和らげるそうですが、
これで本当に和らぐと思っているのでしょうか?

おそらく多くの医療従事者が憤慨しているのではないかと思います。
どうやら我が国は医療従事者を守ろうという考えはないです。

ではどうするか?
だからこそ私はオリジナリティ溢れるキャリアプランを
心から提唱したいと思うのです。

みなと一緒でなくてもいい!医師の働き方…。

前述したように、
岩盤規制と言われていた金融業界も
ビッグバンで吹っ飛びました。

こんな非人道的な施策を考える輩などは
どうせあっという間にいなくなります。

無策以上にヒドイ施策を導入するなら
自分を守るのは自分です。

過労死するほどに身を粉にして働くよりも
緩やかに働いて70才、80才まで診療してくれた方が良いです。

患者の為に…というお気持ちには頭が下がりますが、
太く短くではなく、細くとも長く働いて欲しいです。

だから心身に異常をきたすような
働き方を続けるのは止めて頂きたいです。

この程度の愚策しか導入できない
厚生労働省のお役人の犠牲になる事などありません。

ご自身らしい、細く長い働き方を考えてみませんか?

もちろんそれでも患者の為に
必死に働きたい医師もいらっしゃるとは思います。

その場合は極力よい医療機関を選び、
医療機関側から過重労働にストップを掛けてくれるような
そんな職場を選んで頂きたいです。

探せばありますし、
我々のようなプロフェッショナルが介在すれば
きっちり交渉しますんで…。

あくまでも大事なのは
自分がどう思うか?
自分を守る為に何が必要と思うか?
自分の生き方はどうあるべきか?

キャリアプランの第1歩は
自分がどうしたいのか?だと思うのです。

オリジナリティ溢れるキャリアプランを!

自分がどうしたいのか?を徹底的に考える為には
過去のキャリアの棚卸が必要になります。

今まで何を、どの程度、どのように、どれくらい、
誰と行ってきたのか?

その時に自分は何を考えていて、
心の底でどう思っていたのか?

まずは過去を振り返る事で
現在地点が客観視できてきます。

その上で望む未来はどんなものなのか?

ご自身の職業観に照らし合わせながら
キャリアの面だけでなく
そのベースとなるプライベート、
特に家族に何を与え、
どんな家庭を作り上げたいのかも含めて
公私両面の将来設計を持ちましょう。

そのライフプランを実現する為の
キャリアプランはどうあるべきか?

働くからには収入だって大事です。

でも時間がどれくらい必要なのか?も考えなきゃなりませんし、
今の年収だけでなく、
中長期的な生涯年収を考えるべきです。

もともとキャリアプランって
中長期的な計画であるべきですし、
その方が軌道修正も効きやすいですから
人生のリスクを軽減する事になっていきます。

このように考えていくと
キャリアプランとは
自ずとオリジナリティ溢れるものになっていくはずです。
みんなと一緒なんてあり得ませんよね。

昔は焼け野原からの復興があったので
みんな一緒でやるしかなかったと思います。
しかし現代社会はそうではありません。

どうせ医療従事者を大切にしない国家で暮らしているのですから
オリジナルなキャリアプランを元に
まずは自分を守りましょう。

その上での社会貢献。
患者に向き合っていくのが宜しいかと考えます。

到達点に1歩1歩…。

何となくキャリアプランが見えてきたなと思ったら
マーケットにアジャストする必要があります。

夢物語を掲げ、
社会が間違っているなんて考えても
何も進みませんからね。

自分の理想とするキャリアプランが
医師の転職マーケットの中で実現可能なのか?

おそらくお住いの地域によって、
ご自身の過去の実績、経験によって、
掲げるキャリアプランによって、
多少なりとも微調整はせねばならないはずです。

しかし「微」であれば調整した方が
結果的には自分を有利にしてくれますし、
時には一直線に理想に突っ走るのではなくて
ホップステップジャンプのように
段階的に到達するルートを考えた方が良いと思います。

例えばクリニックの開業を目指している先生が、
大学医局を退局した後にいきなり開業ではなく、
開業希望地の近くの民間病院で働くとか、
クリニックで勤務医として働くとか、
雇われ院長を経験してみるなどですね。

転職についても同様で、
順序を追って徐々にゴールに近づくような
そういうキャリアプランを立てた方が
実現の可能性が高まると思うのです。

どんな事でもそうなのでしょうが、
焦って事を仕損じてはもったいないと思います。
着実な1歩を続けていく事ですよね。

自分の望む未来を手にする為には
キャリアプランが絶対的に必要と思います。

それでは、また…。

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