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クリニックの開業時に宣伝広告の予算はどれくらい取るべきか?

2016年5月6日by gnetdoctor

ある医療モールにて
開業をした耳鼻咽喉科のT先生。

このモールを企画開発した企業は
誰もが知る超大手企業であり、
宣伝広告に関しては
企業の方で行うとの事でしたので、
集患対策に関しては
ほぼノータッチで開院日を迎えました。

何とホームページすら作らなかったそうです。

ところが開院してみると、
確かにモールの企画開発業者は
力を入れて宣伝広告をしているようで、
同じモールに入居した
他院には患者はかなり集まってますが、
どうも自分の所には
他院ほど来ていない感じがする…。

出入りの卸業者の担当に聞いてみると、
内科と小児科のクリニックが
宣伝広告に力を割いているようで
耳鼻咽喉科に近い領域の診療もしているそうで…。

しかもこの内科、小児科は
ホームページもしっかり作り込み、
地域の住宅地にはポスティングをしたり、
最寄駅や近隣の電柱に看板を設置してもいるようです。

遅ればせながら
T先生も何らかの手を打たねば…と、
危機感を感じて考え始めたのですが
そもそも宣伝広告に投資をする発想がなかったので
資金的に余裕がある訳でもありません。

売上に対する宣伝広告費の割合は、
立地条件や診療科目によって
かなり異なりますが、
少なくみても3~5%は掛けてもおかしくないでしょう。

競合が多かったり、
自費診療の比率が高い業態であれば
5~10%、
時には15~20%の
宣伝広告費を掛ける所もあります。

T先生の場合は、
モールの運営者が
それなりの広告をしていますので
3~5%の宣伝広告費で充分と思われますが、
痛いのは開院時にほぼ何もしてこなかった事です。

売上は患者が来院して
初めて立つものですから、
最初の段階で
集患対策を練らなかったのは
失敗と言えます。

実際に銀行借り入れを
複数回行うのは難しく、
最初の融資の段階で
宣伝広告費も計算に入れないと
後々では月々の支払いを
切り詰めて行わねばならなくなります。

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ざっくりですが、
少なく見積もっても開院時には
100~200万くらいの宣伝広告費は
見積もっておいた方が無難でしょうね。

状況によっては
もう少し増額しても良いと思います。

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