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転職・開業失敗事例

クリニックの開院前に行うべき宣伝広告!?

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元々は心臓血管外科のT先生。

ハードな勤務に耐え切れず、
40歳を過ぎた頃から
ご自身のクリニック開業を志すようになりました。

さすがに心臓血管外科医としての開業は
現実的ではないので、
専門医を持っていた循環器内科を活かして、
内科に関しても幅広く学んだ上での
開業を目指すプランニングを立てました。

総合内科医として
常勤で勤務しながら
週1日は循環器内科医として
非常勤で働いて3年目。

それなりなやりがいを感じる日々でしたが、
当初の目的を完遂する為に
いよいよ開業準備を進め始めました。

医師としてのキャリアには
自信を持つT先生ですが、
内科医としては
ご自身でも何っちゃってだよね…と
卑下しています。

そんなT先生ですから、
優良な物件を見つけても
私にはもったいなさ過ぎますね…とか、
医療機器も私などは最低限の機器があれば充分ですとか、
内装なども清潔感さえあれば何でもいい…。

どうも自信を持てずにいらっしゃいます。

しかし担当していた開業コンサルタントは、
T先生は医師としても、
人としても優れており、
絶対に患者を集める事ができると確信を持っており、
商売っ気なしでT先生を全力サポート、
開業を成功して頂く為に
グイグイと良い方向に導いていきます。

そして最も激しい
ディスカッションになったのは
開院前の宣伝広告に関してです。

自分などは宣伝広告をするような立場じゃないし、
自然と患者さんが集まるのを待ちますよ…と
おっしゃいます。

しかしそれでは開業医としての先が心配ですし、
何よりこれからはスタッフも雇用し、
生活を守っていく経営者でありますから
そんな悠長な事を言っていては
弱肉強食のマーケットで
退場せざるを得なくなります。

喧々諤々の議論の後に
ご理解したT先生は、
どうせだったら
本当に自分のような医師に診てもらいたい…
そんな地域の方々にアピールしたいとの事。

よって駅の看板や
電柱広告などは除外して、
T先生の思いや人となり、
クリニックの方針を丁寧に記載したチラシを作成し、
開院前のクリニック近くで
スタッフが配布したり
新聞の折り込み広告に入れたりしました。

これが大当たりで、
T先生に診てもらいたい患者さんが
開院初日からチラシを持って
来院してくれました。

単に新規のクリニックが開院します!という
チラシであれば
こうはならなかったと思います。

T先生がご自身の言葉で、
丁寧に自己紹介し、
決意表明のような治療方針を明らかにして、
こういうクリニックにしたいという
ビジョンを明確にしたからこそ、
共感してくれた患者さんが集まってきたのですね。

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WEB広告が優先される世の中ですが、
手法の良し悪しだけでなく、
やっぱり内容が最も大事ですね。

ただただ患者さんに来て欲しいという
考えではなかった
T先生だからこそ気持ちのこもった文章が
書けたのかもしれません。

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