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ティール組織として活動するビュートゾルフ~進化する生命体~

2018年12月26日by gnetdoctor

おはようございます。

質の高い医師転職・開業支援を行う
ジーネット株式会社
の小野勝広です。

在宅介護支援の新しいモデルとして
ビュートゾルフなるものと出会いました。

そして、その素晴らしい組織や理念について考えてみたいと思い、
本日のタイトルを
「ティール組織として活動するビュートゾルフ~進化する生命体として~」
といたしました。

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一つの生命体?

ビュートゾルフとは何かを知るためには、
ビュートゾルフがティール組織であるということを
理解しなければならないようです。

ティール組織とは簡単に言ってしまえば
「一つの生命体」です。

一般に企業は株主のものであり、
従業員は企業の利益のために活動します。

対して、ティール組織のメンバーは
指揮命令を受けることなく「組織の目的」を実現するために、
共鳴しながら関わり合いを持ちながら活動します。

それゆえ、ティール組織においては
目的に軸を置きながら個々人が
全体の中での役割を意識しながら全うしなければなりません。

セルフマネジメントが重要となっていきます。

そして、組織が生き続ける中で目的も進化していくため、
互いに組織の目的を話し合ったり
確認したりしながら活動を続けていきます。

進化するそれぞれの過程

ティール組織とは組織経営の進化した形態ですが、
そこに至るまでにはいくつかの過程が存在します。

簡単にご紹介しますと、
レッド(オオカミの群れ)→コハク(軍隊)→オレンジ(機械)→
グリーン(家族)そしてティール(生命体)へと進化します。

レッドは特定の個人の力によって
支配的に運営するスタイルです。

コハクは厳格なヒエラルキーによって
指揮命令が明確になりますが、
組織内の変化や競争よりも階級が優先されます。

次にオレンジが一般的な企業のイメージでしょうか。

ヒエラルキーを保ちつつ、
成果によって評価を受け出世していくことができます。

しかし、数値管理によるマネジメントや
変化と競争によって機械のように働くことが求められ、
人間らしい幸せを求めるきっかけともなる
段階に差し掛かります。

グリーンはヒエラルキーを残しつつも
個々人の主体性が発揮され、多様性が尊重されるような組織です。

ダイバーシティが注目されるのも
多くの組織がグリーンに変化しつつある象徴なのかもしれません。

そして、ティールへと繋がっていくのですが、
ティール組織の代表格として挙げられるのが
ビュートゾルフになります。

ビュートゾルフとは?

ビュートゾルフはオランダの非営利団体で、
在宅介護支援の新しいモデルを提供する組織です。

およそ10年間で24か国、
850チームで1万人以上の看護師が働く組織に
急成長しています。

そしてティール組織として、
850ものチームがマネージャーを持たないで
ビュートゾルフの進化という目的のために
完全に独立して運営されています。

ビュートゾルフは1チーム最大12人のメンバーで、
利用者のケアや職員の採用・教育、財務等のすべてに
裁量と責任が与えられています。

コーチやバックオフィスも存在しますが、
それらはマネジメントではなく
完全に現場をサポートする役割を担っています。

また、ビュートゾルフは、
オマハシステムという1970年代に
米国中部のネブラスカ州オマハ市の
訪問看護協会により開発された
看護診断を統一した基幹アセスメントとして採用し、
使いやすいICTを導入するなど、
組織としての目的達成のための仕組みを豊富に用意しています。

玉ねぎモデル

その中でも、利用者の満足度に貢献しているのが
「玉ねぎモデル」です。

ビュートゾルフの玉ねぎモデルは

1、患者の自己管理→
2、家族・友人や近所のネットワーク→
3、ビュートゾルフチーム→
4、専門職のネットワークと
内側から外側へと働きかけを行うことで、
利用者を力づけ、
適応させていくことでネットワークを作り支援する
仕組み作りを行っています。

このような様々な仕組み作りによって
ビュートゾルフはティール組織として
セルフマネジメントの下に発展してきたとともに、
利用者の高い満足度を獲得してきたといえます。

ビュートゾルフは近年日本においても注目され、
徐々に活動の輪が広がってきています。

日本における働き方

日本の組織はまだまだ個々人の権利義務の意識が薄いのか
「レッド」の組織が多いように見受けられます。

外に向けた理念や取組みは素晴らしくても
中身はワンマンブラック経営で
疲弊した従業員の話などよく耳にします。

ビュートゾルフを始めとするティール組織の活動は
課題の多いこれからの日本における働き方に
一石を投じる活動になるのではないでしょうか。

セルフマネジメントと広い裁量の下に、
個々人の能力を十分に発揮していきたいという方は
ぜひご相談頂ければと思います。

それでは、また…。

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