おはようございます。
転職を検討している医師・看護師に
求人しか提供できない紹介会社とは一線を課し、
相談から条件交渉まで一貫してサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。
え~、恒例の○箇条シリーズでございます…(笑)
今日も、たまたまネット上で見つけたものです。
<院長の5箇条>
1、スタッフは自分の所有物ではなく、
良きパートナーであると心得る事
2、院長には、スタッフを、
世の中の雨風から守る義務があると心得る事
3、経済的なことに関しては、
自分が責任を負うという心構えを持つ事
4、スタッフのことを、
常に美しく可愛らしいものであると認識し接する事
5、スタッフの愚痴や不平不満を聞くのは、
自分の務めだと心得る事
神奈川県横浜市 医療法人社団松井会 松井クリニック
<ドクターMの独り言> より抜粋
素晴らしいですね。
この5項目がすべて実行できているのかはわかりませんし、
内部のスタッフに聞けば、
「そうは言うけどね…」なんて部分もあるのかもしれません。
でも、院長ご自身がこういう方針を掲げ、
オープンにしている事には価値があるのだと思います。
誠に残念なお話しですが、
医療機関さんで採用に関して
お悩みが全くないという所はそうないと思います。
多かれ少なかれ、スタッフの採用、
そして定着には
いつも頭を痛めているのではないでしょうか?
それこそ年柄年中採用活動をしている
医療機関も少なくないと思うんです。
ですが、医療機関の採用活動は
他院との差別化が難しいですし、
法的な制限も少なくありません。
まして、圧倒的な売り手市場にあり、
スタッフは辞めても
すぐに次が見つかるような状態であります。
余程工夫した採用活動を行い、
しっかりした制度を整え、
やりがいを与え続けていかないと
なかなか定着してくれません。
一般企業の採用状況とは
相当に違っている訳です。
そんな中、開業医ができる最大のアピールは
院長ではないかと考えております。
院長の人柄、院長の考え方、院長の方針、
院長の容姿、院長の趣味、
院長の生活スタイルなどなど…ですね。
もちろん何もかもを
オープンにする必要はないと思いますが、
おそらくご自身では
こんな事をオープンにしてもなあ…というような事が、
実は働くスタッフや患者さんにとって、
非常に興味関心を抱かせる事になり、
ロイヤリティを高める事になったりするのだと思うのです。
実際に求人広告などを見ても、
わりとありきたりな内容が多いように感じます。
もっと院長ご自身を前面に出す事によって、
採用活動が上手く進むようになったり、
定着率が高まったりするのではないかと思ってます。
企業も採用活動が順調なところは
トップが前面に出ています。
新入社員の採用には
必ずトップ自らが言葉を発し、
中途社員の入社でも最終面接は
極力自分が担当したりなどです。
トップが前に出る事は、
スタッフにとっては大きな価値なんです。
今回ご紹介した5箇条。
ご自身で自分ならこうだな、
いや俺は10箇条だな…。
こんな風に発展させると
良いブランディングが構築できるのではないでしょうか。
私のような採用の仕事をしていると、
多くの成功・失敗事例と遭遇する事ができます。
世の中のミスマッチを少なくする為にも、
こういった情報発信もしていきたいなと考えています。
普段は転職する医師のご相談に乗っていますが、
逆に採用する医療機関側のご相談に乗る事も実は多いんです。
お悩みの方は是非遠慮なくご相談下さい。
それでは、また…。
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