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医学は不確実の科学であり推測の芸術である!

医学は不確実の科学であり推測の芸術である

おはようございます。

医師が今より職業人生を良くする為に
キャリアプランで転職やクリニック開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。

私自身は仕事は美学であり、
アート的な部分もあると思ってます。

ただビジネスとしては、
算盤的な勘定も必要なんですね。

まさに右手に算盤、左手に論語のような心境です。

本日のブログのタイトルは、
【 医学は不確実の科学であり推測の芸術である! 】
といたしました。

医学は不確実の科学 医学は推測の芸術

医学の神髄?

ある本で19世紀のアメリカ医学の父と呼ばれる
ウィリアム・オスラー博士の言葉を知りました。

医学は不確実の科学であり、推測の芸術である。

すごい言葉だなあと思いました。
医療の神髄を突いているのではないでしょうか。

しかし、医学というものは
そこに病があってこそな訳で、
当然患者あってのものであります。

医療者と患者の関係性が決して良いと思えない昨今、
もっとお互いが胸襟を開いて
理解し合う事が必要不可欠とも思うんです。

その際に必要なのは、
まず上記の言葉にあるように
医学とは不確実の科学である事
という部分ではないかと思います。

それくらいに医者に診て貰えば治るという
幻想が広まり過ぎているような気がします。

そもそも人間の身体というものは、
まだまだわからない事が多いと思うんですね。

それなのに医者なら治せるはず、
治らないのは医者が悪いなんて思う人が多いように感じます。

同じ病気だって治る人もいれば
治らない人もいます。

それは個々の生活習慣であったり、
今まで食べてきたものであったり、
ライフスタイルであったり、
様々なものが影響しての結果なのですね。

何でもかんでも一緒くたにして、
あいつが治ったのだから俺も治るという考え方は
宜しくないと思うのです。

医療の本質 ウィリアムオスラー 医療の神髄

医療の限界、医師の必死さ

また、治らないのを医者のせいにするのもおかしいです。

患者を治したいと考えていない医師はいません。
数多くの医師と出会ってきた私だから断言できます。

何とかしてあげたいけれども
何とかならない…。

医療の世界とはそういうものです。

今まで自堕落な生活を送ってきて
案の定病気になった方とか、
医師のアドバイスを守らずに
案の定病気になった方とか、
不幸にも先天性の病を持ってこの世に生まれてきた方とか、
規則正しい生活をしてきたけれども
何らかの要因で重い病気になってしまった方とか、
いろんな背景がある事とは思いますが、
医師という職業の方々は
目の前の患者がどんな方であろうと、
助けるべく全身全霊で取り組んでいる事は間違いがありません。

私なら、それはあんたが悪いよ…なんて
言いたくなるようなケースでも、
純粋に病気と戦ってくれています。

であれば我々患者側も医学は不確実な科学である事を理解し、
それを前提として医師と協力する姿勢が必要だと思います。

医学は不確実の科学であり推測の芸術である

不確実だからこそ医療は芸術!?

医療って不確実であるが故に
<推測の芸術的>な側面も確実にあると思います。

これは医療が云々という問題よりも、
科学全般の問題ではないかと思います。

科学に万能なんてあり得ないのではないでしょうか。
病気の全てを解明する事は
とても難しい事でしょう。

そして人間の身体すべてを解明する事が
果たして人類の為になるのかという
別の問題もあるような気がします。

それでも多くの研究者達が
日々懸命にわからない事を
わかる事ができるように努力を続けていますし、
臨床医達はわからない事を目の前にしても
怯むことなく、
最大限の想像力を働かせながら、
長年積み上げてきた知識と経験を
フル稼働しながら診療しています。

もちろん、そんな素晴らしい医師だけではないかもしれません。

歴史学者の会田雄次さんは、
「医者という職業は治ったものを治したと言い、
治らなければ病気の質の悪さにする。」
という辛辣な言葉を残しており、
これもまた事実のひとつであるかとは思います。

しかし、だからと言って医者が悪い、
病院が悪いなんて言っても何の解決にもなりません。

であれば、医学は不確実性の科学である事を理解しつつも、
推測の芸術である部分に頼らざるを得ないと思うんですね。

ベテランドクターの価値や
天才的な閃きを持つドクターの力量が頼もしいです。

医師が推測する手助けを
どれだけ患者ができるか?
問われているのはこれではないかと思います。

文句を言ったって、
批判したって、
医師が推測する手助けにはなりませんし、
むしろ邪魔をするだけでしょう。

だったら、どんな小さな事でも
何か変化があればそれを伝えるとか
生活習慣の中で人と少し違った部分を伝えるとか、
一見関わりのなさそうな事でも自分の身体の事は知らせるとか、
そういった協力的な姿勢が余程大切なのではないでしょうか?

医療者と患者側がお互いを理解するようになる。

そして、お互いがお互いの事をリスペクトしながら
共通の敵である病気やケガに一緒になって戦う。

こういう構図が最も望ましいのでしょうね。

何かと言うと
医師や医療現場を断罪すればよいと
思っている人が多くて
私は辟易しておりますが、
だったら経営資源であるヒト、モノ、カネを
圧倒的に投入すべきです。

それができないから
医療従事者の負担が重く、
ハードな勤務が続き
バーンアウトする方も少なくなく、
その上で世間から謂れのない批判を浴びる。

これ絶対に間違ってます。

医療はあらゆる産業の根幹です。
今回のコロナの件でお分かりの通り、
医療が正常に機能していないと
経済なんてあっという間に崩壊するんです。

ですから医療従事者は国家の宝と言っても
私は過言ではないと考えています。

多くの国民が医療の本質を理解し、
医療現場に、医療従事者に、
心からのエールを送るようになって欲しいと
切に願います。

それでは、また…。

<参考>
多くの医療系紹介会社の中でのジーネットの位置づけ!のインタビュー記事

 

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