おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
医療の事を学んでいると本当に勉強になります。
私なんぞはまだまだ医療の端っこをかじっているだけですが
それでも日々新たな発見、
日々考えさせられる事の連続です。
医師の方々は大学に入った時から
こんなに様々な事を勉強されてきた訳ですね。
医学だけならまだしも、
時には哲学や倫理学、社会学など
実に幅の広い学問を学ばなければならない
職業なんだなあと感じ入っています。
そこでタイトルの「死は病ではない」です。
多分、このタイトルを見て
医師の方は様々な事をお考えになる事ができるし、
個々それぞれ思う事はあるのではないかと思います。
しかし、問題は世間一般の方々は
昨今あまりにも「死」から遠ざかり過ぎていますね。
もちろん私自身もその1人ですが、
生まれて40年が過ぎても人の死の現場を見た事はないし、
親戚の葬式などに参列しても
大切な人が亡くなったという寂しさはあっても、
そこに死というものはあまり感じてこなかった様に思います。
きっとそういう人は多いんじゃないかなあ?
だからこそ、医療は死を克服するものだという
認識を持っている人が多く、
医療の限界を意識すらせず、
あまりにも期待し過ぎている気がします。
それが悲しい医療ミスなどとして
取り扱われてしまう事に繋がっているとも思います。
逆に医師は医師で責任を全うしようとし過ぎていて、
スパゲッティ症候群というのですか?
延命治療に必死になっているという側面もあるのでしょうか。
死とは何か?
これに正解がある訳ではないと思います。
しかし、個人個人が自分なりの考えを持ち、
その結論を医師と共有し、
それに応じた治療をしていく事で、
その人らしい死を迎えられるのかなと考えています。
人間は必ず死ぬ。
これは変えられない事なのだから、
ここに挑戦するのではなく
いかにして幸せな死を迎えるかを考えていく
必要があるのではないかと考える様になりました。
何てたって、私は大きな病気、
ケガをした事もなく、
家族や周囲にもなく、
死というものは遠い遠い存在として
今まで生きてきてしまいました。
人としてじっくり考えていかねばならない大問題なんだと
遅ればせながら気付きましたので、
これからじっくり考え、
また微力ながら周囲にも
この気付きの意義や価値を伝えていきたいと思います。
それが自分の人生をより有意義なものにしてくれる
要素でもあるんじゃないかとも思っています。
死は病ではない。
死はいずれ来るものであり、
死と病の境界線は人によって違うのでしょうが、
だからこそ明確にしておきたいものだと考えております。
何だかまだ浅いですが、これからじっくり考えます。
それでは、また。
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