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病院で死なないという選択

病院で死なないという選択 中山あゆみ 在宅医 訪問診療医 ホスピス医 ジーネット株式会社

おはようございます。

医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。

「病院で死なないという選択
- 在宅・ホスピスを選んだ家族たち」
中山あゆみ 集英社新書 を読みました。

病院で死なないという選択 中山あゆみ 在宅医 訪問診療医 ホスピス医 ジーネット株式会社

医療の勉強のつもりで読んだ
この本ですが…
私、恥ずかしながら
涙がポロリ…という状態になってしまいました。

まずは目次からご紹介します。

第1章 家族が生きるための思い出づくり
第2章 一家の主として終末期を迎える
第3章 幼い子どもを残して母親が旅立つとき
第4章 最後まで仕事人として生きる
第5章 家族は遠く離れていても
第6章 障害を乗り越えて
第7章 喪失の悲しみから立ち直る
第8章 ホスピスケア情報

戦後から高度経済成長を続けてきた我が日本ですが、
そもそも家族の死は
自宅で見届ける事が多かった時代がありました。

それが高度経済成長の中で
働き手が必要になり、
核家族化が進むと同時に
段々と死は病院で迎える事が多くなってきました。

そして昨今では国に財源的な余裕がなくなる中で、
なおかつ高齢化社会の訪れとともに
医療費は増え続け、
厚生労働省は在宅診療を促進し、
自宅で死を迎える事を
奨励するかのような動きを取っています。

とは言え、
まだまだ病院で亡くなる方が
圧倒的に多い現状…。

どちらを選ぶのか?
この選択は人によって違うと思います。

ですが、この本は
どんな死を迎えるのがいいのか?の選択肢を
増やしてくれるのではないかと感じました。

要は自宅やホスピスで死を迎える事の意義を
教えてくれるという事です。

すでにお亡くなりになった
末期ガン患者10人の最後の生き様を描いたこの本…。

それぞれの方には
それぞれのバックボーンがある訳でして、
仕事へのスタンス、
家族への思い、
死生観、
そして対応した
それぞれの医師や看護師。

私はウルウルしながら
この本を読みましたし、
もし自分がガンになったら…なんて事を
考えてしまいましたし、
医療というよりは
ヒューマンドラマのように感じてしまいました。

いや、正確に言うと
医療の現場とは
まさにヒューマンドラマなんだと思います。

1人1人の患者さんには、
それぞれ抱えている事情がある訳で、
病気や怪我だけしか診る事のできない医師では
対応にかなり苦労してしまうのかもしれません。

実際にこの本に登場する医師達は、
看取りまで本当に尽くして感謝を頂いている方と、
非情な告知や患者の事情を理解しようとしない方と
良い悪い両方の医師が書かれています。

名医よりも良医。
そんな言葉を思い出しました。

この本は30代の後半以上の方々は
読んだ方が良いと思います。

私のお奨め度は ★★★★★ と満点です。

きっと感じるものがあると思います。

そして生活を良い方向に
改善しようと思うのではないかとも思います。

人は自分1人で生きている訳ではないんですよね。
でも、日常生活の中では忘れがちな事でもあります。

大きな病気や怪我をした時に
ふと、それに気づくのでは
やっぱり遅いですし、
もったいないと思うんです。

普段の心掛け。

結局はそれが予防に繋がる訳ですし、
いざと言う時の備えにもなります。

生き様、死に様。

そしてどんな医療を希望するのか?
すごく考えさせられました。

また違う角度で医療というものを知る事ができた、
とても貴重な本でした。

現場の医師の悩みや葛藤が
ほんの少し理解できたような気もします。
オススメです。

それでは、また…。

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