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医者に殺されない47の心得

医療本 患者 心得

おはようございます。

医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。

「医者に殺されない47の心得
医者と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」
近藤 誠 アスコム社 を読みました。

医療本 患者 心得

まあ話題になっていたので読んでみました。
しかしこのタイトル…。

刺激的なタイトルを付けた方が
本は売れるのかもしれませんが、
あまりにもやり過ぎじゃね?と
私などは思うのですが、
内容を読んでみて
内容もやり過ぎじゃね?と思いました(苦笑)

著者である近藤誠さんは現役の医師でもあり、
立派なご経歴であります。

その上、昨年は
第60回菊池寛賞も受賞したそうで、
ある意味では
飛ぶ鳥を落とす勢いなのかもしれませんね。

ただ…。
この本は医療者には評判悪いでしょうね~。

ある意味では他の医師をネタにして
自分の本を売ろうとしている魂胆が見えます。

ちょっと極論過ぎです。

確かに一部にはなるほどと思う部分もありますし、
巷で言われている
医療、医学の常識を
疑って掛からねばならないという部分はあるのでしょう。

ですが、結果的には
他の医師を冒涜しているように感じますし、
自分のやっている事は正しいけど、
他の医師のやっている事は正しくないという
非常に危険な主張をしているように感じました。

そして一般の方々がこの本を読み、
主張に賛同してしまったら、
日本の医療は壊れてしまうのではないか…、
そんな恐れを抱きました。

「病院に行く前に、かならず読んでください。」と
書かれていますが、
医療の事をある程度わかっている方は、
まあこういう意見や考え方もあるよねと
冷静に受け止める事ができると思いますが、
あまり医療を知らない人にとっては
実に危険に感じます。

あくまでも参考として
この本を読むならいいですが、
この本を読んで主治医と喧嘩したり、
かかりつけの病院を変えるなんてのは
思い留まって欲しいですね。

主治医の先生と
よくよくお話しをされた方が良いと思います。

著書の主張は以下に間違っているか
わかりやすく教えてくれるでしょう。

ただこういう本が出版されて、
結構売れているという世の中の流れというか、
空気感は掴んでおかねばならないとは思いました。

おそらく医療者の方々が読むと
腹立たしい部分も多いとは思いますが、
ざっと目は通しておいた方が良いのかな?と思いました。

一応、目次をご紹介しますね。

■第1章 どんなときに病院に行くべきか
心得1「とりあえず病院へ」。あなたは医者の“おいしい”お客様
心得2「老化現象ですよ」と言う医者は信用できる
心得3 医者によく行く人ほど、早死にする
心得4「血圧130で病気」なんてありえない
心得5 血糖値は薬で下げても無意味で、副作用がひどい
心得6 世界一売れるコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下
心得7 がんほど誤診の多い病気はない ほか

■第2章 患者よ、病気と闘うな
心得12 一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな
心得13 軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな
心得14「抗がん剤を使えば寿命が延びる」と言う医者を信用するな
心得15 がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置がいちばん
心得16「医者から薬をもらう」を習慣にしてはいけない ほか

■第3章 検診・治療の真っ赤なウソ
心得20 がん検診は、やればやるほど死者を増やす
心得21「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」
心得22 胃を切り取る前に、知っておきたいこと
心得23 1センチ未満の動脈瘤、年間破裂率は0・05% ほか

■第4章 100歳まで元気に生きる「食」の心得
心得27 体重、コレステロールを「減らさない」健康法を選ぶ
心得28 ピンピン100歳への体づくりは「毎日タマゴと牛乳」から
心得29 ビールは1日にロング缶2本までなら「百薬の長」
心得30 ビタミン・ミネラルの摂りすぎで早死にする ほか

■第5章 100歳まで元気に生きる「暮らし」の心得
心得34 22時から2時にどっぷり眠る。「超」早寝早起き健康法のすすめ
心得35 石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる
心得36 大病院にとってあなたは患者ではなく被験者
心得37 「手当て」でストレスを癒す ほか

■第6章 死が恐くなくなる老い方
心得42 ポックリ逝く技術を身につける
心得43 いきなり進行がんが見つかったらどうするか
心得44 喜怒哀楽が強い人ほどボケない
心得45 100歳まで働き続ける人生設計をするほか

お奨め度は ★★☆☆☆ と厳しい評価とさせて頂きます。

最後にこれだけはお伝えしたいです。
この本はあくまでも参考です。
盲信してはいけない気がします。

きっと合う人、合わない人が
クッキリ分かれるような気もします。

別に書かれている事が
誤りだなんて事ではないんです。

実際に正しい事を述べているのだろうという部分もありますし、
実は他の医療者も同じ事を思っているのだが
なかなか言いづらいなんて事もあると思います。

ただ医療とは実にパーソナルな問題であり、
ある人に有効な方法も
違う人には全く効き目がないなんて事もあります。

それだけに盲信はいけないのではないかと思います。

それでは、また…。

 

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