おはようございます。
医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。
はい、本日は恒例の○箇条シリーズでございます。
今日は下記のブログから引用させて頂きました。
臨床医の10箇条とは書いていないのですが、
勝手に私が名付けました。
http://ameblo.jp/yamane-dc/entry-10988921256.html
私ごときが何ですが、
非常にいい内容ではないかと思いました。
こういう事を考えている医師が増える事は
社会にとってもプラスではないでしょうか?
是非医療者のご意見も伺いたい所です。
<臨床医の10箇条>
1、
死期を早めてはならない。
不必要に死期を延ばしてはいけない。
患者は死に至るまでの過程を
大切にして欲しいと願っているのではないか。
安らかに死ぬのも医療のうち。
2、
臨床的証拠がないからといって、
病気が存在しないという証拠にはならない。
患者の訴えは正しいものである。
医学的にあり得ないと考えずに、
訴えに耳を傾けること。
患者は全身で24時間、疾病と対決している。
3、
あなたが診ようと診まいが、
ほとんどの外来患者の病気が治癒するものである。
病人が治るのを邪魔しないのが良い医師である。
4、
態度、言葉は医師の有する最も重要な手段である。
その重要性を認識して
賢明な使い方が出来るようになりなさい。
医師は役者でなければならない。
相手、場合によって態度、言葉を変更する必要がある。
5、
他のことをしながら患者の話を聞いてはならない。
患者が話している最中に病室から出てはならない。
患者は常に自分のことを
100%関心を持って欲しいと願っている。
患者は病気の治療に来るとともに安心を求めに来る。
病院は安心を売る商売である。
6、
患者を好きになる必要はないが、
好きになれば役立つことが多い。
親切にすることが最大の医療の補助になる。
7、
痛みはいかなる時も速やかに止めること。
医療では完璧よりも急を尊ぶ場合が多い。
8、
あなたが病院で医師として仕事ができるのは、
多くの縁の下の力持ちの人達がいることを忘れてはならない。
夜間のナースからのコールは、
医師に助けを求めていることを意味する。
早く助けてあげること。
9、
投与薬はできるだけ少数に絞ること。
量が増えれば、
副作用の起こる可能性は指数関数的に高くなる。
老人のほとんどは服用している薬を中止すると
体調が良くなる。
10、
全ての検査結果について、
必ず患者名をチェックする習慣を身に付けなさい。
検査結果が違う患者のカルテに入っていることがしばしばある。
その患者のものであることを確かめること。
いかがでしょうか?
これを作った医師は
相当の人格者ではないかと思います。
そして医療を、医学を、
患者を心から愛しているのではないかと思いました。
ひとつずつには異論・反論もあるかと思いますが、
参考になれば幸いです。
それともうひとつ考えたのは、
これは医療者に限らず、営業マンとか、
コンサルタントにも、有効な考え方だという事です。
要は相手ありき!なんですよね。
自分の知識、技術、ノウハウ、
そういったものを本当の意味で発揮するには
相手が必要で相手をリスペクトしてこそ
発揮する場面が出てくるのではないでしょうか。
私自身も多少文言を変えて
心に刻みつけていきたいなと思いました。
それでは、また…。
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