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医療事故などの原因は過労!?

医療事故 過労 当直明け

おはようございます。

医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。

少し前のニュースですが、
非常に憂うべく事態になっていますので、
ご紹介します。

日本外科学会のアンケート調査によると
外科医の8割余りが医療事故やインシデントの原因が
過労、多忙にあると考えており、
7割余りの医師が
当直明けに手術に参加した経験がある事も
明らかになったそうです。

過労・多忙と答えた外科医が
81.3%となっており、
その他は、
「メディカルスタッフとのコミュニケーション不足」67.1%、
「知識・勉強不足」59.4%、
「技術の未熟」53.4%と続いているそうです。

う~ん…。

実はもう随分前ですが、
下記のようなブログを書いた事があります。

<徹夜明けのドクターに手術をして貰いたいですか?>
https://gnet-doctor.com/archives/1104

事態は一向に改善されていないんですね。

その一方で神戸大学医学部附属病院では
救急部の常勤医が
他の病院に異動する為に診療体制が維持できずに、
新規の救急搬送患者の受け入れが
できない事態になっているというニュースもありました。

夜中に救急車で運ばれる事態になっても
診察してくれる医師がいない…。

手術を担当してくれる医師が
疲労困憊でヘトヘトになっている…。

そんな状況に
刻一刻と近付いているという事なのでしょうか。

ホントに一体全体どうしたらいいのでしょう。

間違いなく医療現場は人が足りません。
医師はもちろんですが、
看護師などコメディカルスタッフも不足しています。

その一方で訴訟のリスクは高まるばかりですし、
モンスターペイシェントなど
対応に時間の掛かる患者は増えています。

何ら緊急度の高くない患者が
平気で夜間の救急外来に徒歩で訪れたり、
まるでコンビニに行くように
数カ所の医療機関に通う患者がいたり、
救急車をタクシー代わりに使うような人までいます。

今までは医療者の踏ん張りで
何とかかんとか持ってきましたが、
すでに限界に近付いているという事なのでしょうか。

こんな状況の中、
TPPに参加してしまった以上は
国民皆保険の維持も
危うくなってくるのかもしれませんね。

数年後にはお金がないと診療して貰えないとか、
救急車で運ばれるといくら掛かるとか、
夜間の診察は何割増とか、
そんな事になっても
致し方ないのかなと思ってしまいます。

それもこれも我々自身が撒いた種なんですかね…。

政治にも、行政にも、自治体にも、
病院にも、患者にも、
そして医療者にも何らかの問題はあるんだと思います。

ですが、医療が崩壊して喜ぶ人はいないと思うんです。
であればですよ、
今、もっと医療を大切にしようという
アナウンスが必要であり、
大いに改善していかねばならないのではないでしょうか。

水とか、空気とか、
当たり前のようにあるものって
失ってからしか
その大切さに気付けないんですよね。

でも、それでは遅いのは自明です。
何とかしなきゃ…と思います。

医療事故 過労 当直明け

何とかしなきゃ…と思いつつも、
個人でできる事はちっぽけなものです。

まずは、こういう状況を
多くの人が知る事が大事なのではないかと思います。

ん~、本当に心配です。

それでは、また…。

*ジーネットTV 動画も続々アップしています!

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