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大往生したけりゃ医療とかかわるな

大往生したけりゃ医療とかかわるな 自然死のすすめ 中村仁一 書評ブログ ジーネット株式会社

おはようございます。

医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。

<大往生したけりゃ医療とかかわるな
~「自然死」のすすめ>
中村 仁一 幻冬舎新書 を読みました。

大往生したけりゃ医療とかかわるな 自然死のすすめ 中村仁一 書評ブログ ジーネット株式会社

 

正直に申し上げますと、
ちょっと興味はあった本なのですが、
少し不安でもあったんです。

いわゆる今流行の医療否定本なのかなあ?
そうだと残念だな…と。

読み終えて、
まあやっぱり医療否定をしている箇所は
確かにあったのですが
嫌な感じは受けませんでした。

それはなぜか?
著者は死というものを受け入れるべく
人生の後半を設計し直そうという
提案をしている訳ですね。

ターゲットは高齢者なのです。

ですから、
言わんとしている事は理解ができる訳で、
ほとんどと言っていいほど
若い人については触れられていません。

だからと言って、
高齢者はお迎えが来るのを
待っていればいいんだ…なんて事ではなく、
いかにしてお迎えまでの人生を有意義に過ごすか?
その手法を教えてくれています。

ま、そうは言っても読む人が読めば
嫌な感じを受けるかもしれませんし、
必死に医療現場で働く方々から見れば、
その主張は決して
受け入れられないものかもしれません。

これからの余生をどう過ごすか?
今の病気とどう付き合うか?
死までの期間をどう充実させるか?

そんな事を漠然と考えている高齢者の方には
参考にはなると思います。

共感するかどうかは別ですが、
ひとつの方向性を示してくれていますから。

また高齢者を持つ家族や、
高齢者と接する事が多い人なども
読む価値はあるかと思います。

ですが、そうでない若者は
なかなか理解しにくいかもしれませんね。

ちなみに私は死生観を持つ事が、
それまでの人生を
充実させるのではないかと考えていますので、
そういう意味では、
かなり勉強になりました。

こういう考え方もあるんだなとか、
そう考えると気が楽になるかもね、などと
感じました。

サブタイトルに
「自然死のすすめ」と書かれていますが、
数十年前までは確かに多くの方が
自然死を迎えていたのですが、
最近は医療が発達したので、
最後の最後まで治療を施す訳です。

それがいいのか?悪いのか?
実際に自分がそういう境遇に置かれた時に、
それを望むのか?望まないのか?

今は全く答えを出せませんが、
答えを出す為には、
やっぱり情報収集が
必要なのではないかと思います。

死について語る事がタブー視される世の中では、
その情報収集は困難でもあります。

この本は、
その情報収集と考えて
読むといいのかもしれません。

お奨め度は ★★★☆☆ と致します。

最後に目次をご紹介します。

第1章 医療が”穏やかな死”を邪魔している
第2章 「できるだけの手を尽くす」は「できるだけ苦しめる」
第3章 がんは完全放置すれば痛まない
第4章 自分の死について考えると、生き方が変わる
第5章 「健康」には振り回されず、
「死」には妙にあらがわず、医療は限定利用を心がける
終 章 私の生前葬ショー

この本を丸ごと信じるのではなく、
この本を読んで、
自分なりの形を見つけるきっかけにする事が
できれば良いのではないかと思いました。

それでは、また…。

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