おはようございます。
医師の人生設計をベースにして
キャリアプランを元に転職や開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。
キャリアプランとは
自分のやりたい事、
自分の実現したいもの、
これをいかにして、
どのタイミングで実現するかの計画でありますが、
いつまでも自分、自分、自分…と自分中心主義では
ある時点を超えると上手く行かなくなるものなんです…。
本日のブログのタイトルは、
【自分を主語にしない最強のキャリアプラン！】
といたしました。
最初に組み立てるキャリアプラン！
20代、30代の頃のキャリアプランとは、
一般的にはどうしても近視眼的になりがちです。
本来中長期的にプランニングした方が良いのですが、
やはり３年、５年という短期的なスパンが
現実的になると思うんですね。
10年、20年というロングスパンでのプランは
具体的なものとはならず
夢や希望の範疇を出ないのが普通です。
でもそれで良いと思います。
若い時には若い時なりのキャリアプランを
検討すれば充分です。
これが40代、50代となってくると、
自然と中長期的なレンジで計画を考えるようになりますし、
それこそ引退から逆算するような
年齢に相応しいものに転換していくものです。
キャリアプランの壁！
敢えて20代、30代という若手時代と
40代、50代という中堅からベテランに差し掛かる世代の
２つに分けさせて頂きました。
その後の60代、70代はプランニング云々というよりも
20代～50代にやってきた事の結果となりますので、
ここでは割愛させて頂きます。
ではこの20代、30代と
40代、50代のプランの立て方に違いはあるでしょうか？
正直、すべき事にそれほどの差はないと思ってますが、
ひとつだけ述べたいのは、
段々と主語が変わってくるという事です。
いや変わらねば
より良いキャリアは築けなくなっていきます。
若い時は自分中心主義でいいと思います。
とにかく自分をキャリアアップさせて
貪欲にスキルや経験値を上げていくべきです。
しかし40代、50代になったら
それだけではちょっと視野が狭いと思われます。
主語を自分から相手に変えて、
自分を活かす為に大きな対象を主語にすると
より自分の価値を高める事ができると思います。
具体的に言えば、
医療機関、医療業界、地域社会、
そして国家…のようにですね。
自分のキャリアを医療業界に役立てるとか、
自分の経験値を通して国家に貢献したいなどです。
そういう考え方を買う方は意外と多く、
自らの価値を高める為には必要な考え方です。
生かされている幸せを噛みしめるキャリアプラン！
20代、30代の頃と
40代を超えてきた頃の違いは、
① マネージメントをする。
② 教育をする。
③ 経営をする。
このいずれかをせねばならないという事です。
どれも自分中心ではできませんよね。
ただいずれもしたくない人もいらっしゃいます。
この場合は専門性を高めるしかありません。
20代、30代を圧倒的に凌駕する専門性ですね。
これが可能な職種は実は少なくて、
ビジネスパーソンは相当に難しいです。
医師は可能な職種ですのでご安心下さい。
そうは言っても
①～③に全く携わらない事は考えにくいです。
形はどうあれ何かしらタッチすると思います。
となるとやはり主語を自分に置くと
仕事は上手く進みません。
40代、50代は、
今まで有形無形の様々な支援を受けてきて
ここまで来たと思うんですね。
そろそろ自分の事だけではなくて、
周りの事を見て行った方が良いです。
それができるかどうかで
60代、70代が決まってきます。
いつまでも自分、自分と言っていると
どこかで大きなキャリアダウンをする事になるんです。
それでも良いなら何も言えませんが…。
このキャリアダウンを避ける為には
主語を自分に置く事からの脱却が必要です。
主語を他者における自分のキャリアプランは、
はっきり申し上げて最強です。
それができるのは40代、50代ではないかと思います。
それでは、また…。
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