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キャリアを「轍」と考えると…。

2020年2月12日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師のより良い未来の為に
キャリアプランで転職やクリニック開業を成功に導く
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

突き詰めて考えていくと
やはり何事も原点まで追求していくべきと考えます。

ちなみにキャリアの語源ってご存知でしょうか?

 

本日のブログのタイトルは、
【 キャリアを「轍」と考えると…。 】
といたしました。

 

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キャリアの語源とは?

もともとキャリアという言葉の語源になったのは
ラテン語の「carrus」なのだそうです。

車輪の付いた乗り物を指すようです。

それが後にイタリア語の「carriera」、
フランス語の「carriere」となって、
レールコースを意味するようになり
つまり車輪の通った跡、
「轍」を意味しています。

これは正直私は意外でした。
まさか「轍」がキャリアの語源とは…。

自分の歩んできた道を表すと考えれば
なるほど…とも思えるのでしょうが、
どちらかと言うと
これでは過去のキャリアばかりに
着目される感じがしますね。

決して間違いではありませんが、
私はこれからどんなキャリアを作るべきか?という
未来にも目を向けたいなあと考える次第です。

 

過去、現在、未来へ…

当ブログでは何度か書いておりますが、
キャリアプランを考える際には
自分の過去を棚卸して
現在地点を冷静かつ客観的に把握して
その上で未来を考えていくという
プロセスが必要不可欠です。

思考のプロセスですね。

スタートは自分の「轍」を確認するって事で良いでしょう。
ただ自分のキャリアって
意外と自己評価と他者評価が一致しないケースが多いと思います。

謙虚な方は
だいたいが自己評価が低く他者評価が高い。

自信過剰な方は
その多くが自己評価が高く他者評価が低い。

あくまでも過去の棚卸には
客観性が必要です。
そうでなければ現在地点を見誤りますからね。

過去と他人は変えられない
未来と自分は変えられるなんてよく言われますね。

やはり変えられるのは未来と自分ですから
より良い方向に変える為に
過去と現在を的確に把握したいものです。

 

後悔のない医師人生を!

ある意味では医師になっただけでも
成功と言って良いとは思います。

でも優秀な方はさらなる優秀さを求め、
周囲の優秀な方に負けたくないと思ってしまう…。

決して悪い事ではないですが、
無理をし過ぎるのはよろしくありません。

とは言え患者側にとっては
常に向上心を持っている医師は
やっぱり頼りがいがあるものです。

医師の場合は
一人前と自他ともに認められるようになる為には
10年くらいの月日が必要と言われる事が多いです。

もちろんどんな10年を過ごすかにもよるでしょうけど、
一人前とはだいたい30代後半になる訳です。

結構長いですね。
でも若手の段階でキャリアダウンしてしまうと
おそらくその先は厳しいものとなるでしょう。

孔子曰く
十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従いて、矩を踰えず。

私はこの格言はキャリアにも当て嵌まると考えています。
特に30歳にして立つ、40歳にして惑わず、50歳にして天命を知るという
この年代のプロセスには
相当にキャリア上のヒントがあると思ってます。

30代の医師が考えるべき事、
40代の医師が考えるべき事、
50代の医師が考えるべき事、
孔子の言葉を参考にすると良いかもしれません。

キャリアプラン通りになんて
そう簡単にいくものではありませんが、
キャリアを意識しないと
主導権を渡しっぱなしです。

自らが主導権を握り、
人生のフェーズをより良いものにして、
数年後に振り返った時に
自分らしい満足感のある「轍」があるように
生きたいものですね。

それでは、また…。

 

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