おはようございます。
医師が今より職業人生を良くする為に
キャリアプランで転職やクリニック開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。
現代社会は良くも悪くもですが、
Googleさんに逆らってしまうと
なかなか生きにくい時代であります。
それこそ水や空気と同じレベルになりつつあるのかもしれませんね…。
本日のブログのタイトルは、
【 公的機関の医療情報サイトの検索順位が最上位である事の素晴らしさ! 】
といたしました。
コロナウイルスのおかげ?
現在Googleで「コロナウイルス」と検索すると、
特別枠で公的機関のサイトが表示されます。
もう公的機関情報のオンパレードであり、
広告は一切なし。
これ、スゴイ事ですよね。
こんな時なんだから当たり前でしょ…と思われるかもしれませんが、
ひと昔前は便乗商法のような宣伝広告や
アフィリエイトとしか思えないブログなどが
ごく普通に上位表示されていた訳です。
Googleの検索サイトだけではなく、
SNS、私が確認したのは
facebook、twitter、instgram、linkdinですが、
いずれも厚生労働省か、WHOの公式ページに
検索したページのトップで誘導しています。
いろいろ難しい議論はあるかもしれませんけど、
人命に関わる問題ですし、
何より人類全体への脅威でもありますから
是非ともこの方針は貫いて欲しいものですね。
すでに忘れ去られている感はありますが、
2016年に話題となったWELQ問題を発端として
2018年6月に厚生労働省により施行された改正医療法も
正確な医療情報を多くの人に届けるために実施されました。
まだインターネット上には
不確かな情報、危険な情報、エビデンスのない情報が
そこかしこに存在するのは確かですが、
コロナウイルスの騒動が持ち上がって以降、
唯一に近い良かった点ではないでしょうか。
この流れは是非とも継続して頂きたいものです。
医療リテラシーを高める情報発信
とはいえ今回もデマが拡散され、
それに翻弄された方も多かったですね。
トイレットペーパーやティッシュペーパーなど。
こちらはデマを発信した人の責任は
相当に大きいとは思いますけど、
(何らかの処罰は受けて当然かと…)
それに踊らされてしまった方々も反省はすべきですよね。
私自身は医療業界の片隅で仕事をするようになってから
医療リテラシーを飛躍的に高める事ができました。
しかしそれ以前はないに等しいレベルでしたし、
今だって一般の方と比較して多少毛が生えたようなレベルです。
医師やコメディカルの方々とは雲泥の差です。
ではなぜ私が特別な勉強をしなくとも
そこそこの医療リテラシーを身に付ける事ができたか?
これは今まで多くの医師と
直接話しをしてきたからというのもあるのですが、
実はもっと大きいのは
facebookやtwitterなどのSNSで多くの医療関係者の方と繋がり、
そこで日常的に書かれている情報が有益だったというのが
とてつもなく大きいと感じています。
一般人は論文なんて読めませんし、
まして英語の論文なんて読もうとすらしません。
そもそも医学に関する情報は難解なものが多く、
それこそ単語ですらわからないものだらけです。
これらを医師がフィルター役になってくれて
わかりやすく情報発信をしてくれてますので、
毎日大変良い勉強をさせてもらっているのです。
一般人が身に付けるべき医療リテラシーは
これで充分かと思います。
ただ医師にも多様な見解がありますので、
その点は冷静に見ていかねばならないでしょうね。
あまり極端なもの、
いかにも安易なもの、
エビデンスの不確かなもの、
こういったものには注意が必要ですね。
決断するための良質な情報提供を求めよう!
今回のGoogleやfacebookやtwitter等の取り組みは
英断だと思いますし、心から拍手を送りたいです。
でもこれができるなら
他もきちんとやろうよ…と思う自分もいるんです。
いや、私の業界、医師の転職エージェントや
クリニックの開業支援なんて社会全体で考えれば
とてもちっぽけなものですから、
すぐに取り組めなんて言えません。
でも本音を言えば、
宣伝広告やアフィリエイトが優先されるのは
そろそろいい加減にして欲しいなと思います。
当ブログでは再三指摘しているように
医師の転職や開業に関する情報で
これは有益だな…と思えるものは
ほとんどありません。
ま、そんな事を言い出したら、
様々な方々がうちらの業界でも…と言いたいのでしょうね。
Googleを始めとした検索サイトは、
有益な情報をユーザーに届ける事が使命と思いますので、
もちろんビジネス的な問題はあるにせよ
できる事ならこの流れをさらに加速して頂き
より良い検索エンジンになって欲しいなあと思います。
今回の事で充分に可能である事が
わかっちゃいましたからね(笑)。
それでは、また…。
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