おはようございます。
医師、看護師の転職パートナー
ジーネット株式会社の小野勝広です。
医療費…。
なぜだか悪者になってしまっていますよね…。
でも、日本国民はすべからく
その恩恵を受けているはずだよな…と思ってます。
経済界とは相反する関係にある為に、
景気が良くないと
標的になってしまうのでしょうか。
それとも経済界が
社会よりも自分達の会社さえ
生き残ればいいと思っているのでしょうか。
理由はいろいろあるのだと思いますが、
医療費はただ抑制すればいいというものでは
ないと思います。
もちろん無駄は
極力省かねばならないと思いますし、
国民の負担と、
受ける事のできるサービスのバランスは
常に考えなければならないとは思ってます。
ただ、最近の医療費抑制策は
どうも方向性が誤っているようにも思うのですが、
皆さんはいかがお考えでしょうか?
そんな中に気になるニュースがありました。
「来年度から医療費県別抑制へ
政府、目標設定へ検討開始」
政府は11日、
都道府県別の医療費支出目標の設定に向け、
有識者による専門調査会の初会合を官邸で開いた。
医療機関が請求する
レセプト(診療報酬明細書)などのデータを活用し、
高齢化に伴って増え続ける
医療費を抑制するのが狙い。
年内にも、地域ごとの適正な病床数や人口、
年齢構成などを踏まえ、
支出目標を定めるための算出方法を示す。
2015年度の目標導入を目指す。
医療費の伸び率は
国内総生産(GDP)を上回っており、
どのように上昇を抑えるかが
経済再生や財政健全化にとって
重要な課題となっている。
今まで国家全体で管理してきた医療費ですが、
増え続けている現状に危機感を感じた事により、
国家全体では管理し切れない、
もう少し小さな単位で適切に管理しようという事で、
都道府県ごとにした。
素人の私はそのような解釈をしたのですが
合っているのかなあ(苦笑)。
その事自体は
決して悪い事ではないけど、
結局のところ、
経済再生や財政健全化にとって
重要な課題という事で、
医療費を悪者にしまっているようで、
その点が気になります。
そりゃ医療費は少ないに
越した事はないと思うんですよね。
でも、それで受ける医療の質が低下したり、
範囲が限定されたりすれば、
おそらく多くの国民は
黙っていないような気がします。
そこのアナウンスをせずに、
医療費が経済の足を引っ張っている、
医療費が景気回を遅れさせているという
イメージを植え付けるのは
誤りだと思うんですよね。
むしろ医療費を抑制するアイデアは
現場の医師達がかなり持っており、
それを実行すれば、
相当の効果が出てくると思ってます。
医療費を抑制することにより、
どういうマイナス要素があるのか…。
この点を明らかにしない医療費抑制策は
どうも胡散臭い感じがしてしょうがありません…。
消費税。
何の為に増税したんだか…。
公務員の給料を上げる為ではないと思います。
私は消費税を上げる事が
すべて間違いだとは思いませんが、
使われ方を見ていると、
やっぱり間違いだったなと
言わざるを得ないのではないかと思ってます。
消費税が医療や介護、
いわゆる社会保険に使われない。
その隠れ蓑に医療費が悪者にされる
背景があるのではないでしょうか。
あくまでも素人考えですが…。
それでは、また…。
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