おはようございます。
医師のキャリアプランを研究し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。
弊社は医師の転職エージェントであり、
クリニックの開業コンサルタントでもあります。
その他、経営コンサルも、採用コンサルも、
M&Aや承継も、分院展開の相談やら
立て替え相談やら、実に多様な仕事をしています。
まあ中心はあくまでも転職と開業です。
この両方をできるからこその
キャリア相談を得意としており、
次の転職とか、いよいよ開業だけでなく、
その前段階でのご相談が多いのです。
いざという時の前ですから
ざっくばらんにお話しできますし、
我々ならではの情報やノウハウをお伝えし
その上でじっくり検討して頂いて
腹を決めてご依頼を頂く事が多いです。
なので失敗がありません。
ビジョンが明確になっていますからね。
最近はZOOMでもご相談を受けるようにしてますので
さらに多様なご相談を頂いております。
ZOOMでキャリア相談をしてみませんか?
やはり求人や開業物件を探すよりも、
まず大事なのはプランであり、
ビジョンでありますし、
そのベースには家族があり、
人生があるのですよね。
医師人生を共に考える
希少な転職エージェントであり、
開業コンサルタントなのです。
さてさて、本日のブログのタイトルは、
【 目指せ!心を開いて相談できる
医師転職エージェント、クリニック開業コンサルタント! 】
といたしました。
<目次>
1.私が考える転職エージェントの存在価値
・転職のプロとして
・人に幸せを提供する存在として
2.私が考えるクリニック開業コンサルタントの存在価値
・開業支援のプロとして
・開院後を見据えて地域医療に貢献する存在として
*まとめ
目次
1.私が考える転職エージェントの存在価値
私が大嫌いな転職エージェントは、
・求人でドクターを釣る。
・求人案内しかできない。
・システマティックで効率至上主義。
・マッチング以外は何もできない。
・医療を知らない。興味もない。
・結果に無責任。
・金の亡者。
こういう人たちです。
その結果として、
紹介会社不要論が言われるようになり、
相変わらず採用後の定着率は低く、
医師や医療機関から不満を持たれているのですね。
何が求人3万件だよ。
何が当直・オンコールなしだよ。
医療崩壊に手を貸してるのか?
その前にやる事があるだろう…と
イライラしながら自業界を見ています(苦笑)。
・転職のプロとして
今まで多くの医師とお会いしてきました。
ひとつ思うことがあります。
それはドクターが心を許していない。
騙されないか不安がってる。
心を開かず本音で話していない。
こういうケースが多いという事です。
ま、私の場合は
たぶん話し初めて5分もあれば
あ、こいつはちょっと違うかも?と思われるようで(笑)、
短時間の内に仲良くなるのですが、
おそらく心を開かないままに、
不安な状態のままで
話しているケースは多いのだろうと思ってます。
実際に他社ではこうだった…とか、
前にこんな事があった…とか、
そんなお話しを伺う度に
信頼関係ができていない事に気づかされます。
そりゃそうでしょう。
医療の世界は広いですし、
医師の世界は深いです。
数年やれば覚えるようなものではなく
長期的に経験値を高め続ける必要がありますし、
何より本気で取り組む必要があります。
勉強も必要ですし、
そもそもの興味関心が高くないといけないし、
医療は国家の礎ですから責任も大きい。
正直こういうコンサルタントと
出会った事がありませんし、
先生方から伺う担当者のレベルは
非常にレベルが低いと言わざるを得ません。
会社から売上を求められているから…
自分の成績を残さないといけないから…
会社に居づらくなるのは困るから…
そんな私利私欲で仕事をしている人が大半です。
これでは転職のプロとは言えませんね。
どんな職業でも同じですけど
正真正銘のプロというものは、
朝から晩まで、年柄年中、
どうすれば転職を成功させられるのか?
ずっと考え続けて、
情報収集をして、
今より良い転職支援をどう実現するか?
必死こいて試行錯誤しなければなりません。
それを5年、10年と続けて
ようやくまあまあの存在になり、
センスとスキルを磨き続けて、
医療は当然の事ながら
哲学や心理学や社会学や文化人類学なども
学んでいくべきだと私は考えています。
右から左に求人を流して
成約したから一人前という
そんな低レベルな仕事ではないんですよ。
本来は…。
・人に幸せを提供する存在として
心を開かないままの面談を終えて、
条件にマッチする求人を案内する。
恥ずべき行為だと思います。
このままであれば、
医師や医療機関、
つまり医療業界から見放されるでしょう。
すでに紹介会社を通しての採用はしません…という
医療機関は年々増え続けています。
エージェントなど絶対に使わないという
医師も出てきていますね。
右から左に求人を流すだけで
紹介責任を負わず
自社の金儲けしか考えてこなかった
結果がこれです。
まさに自業自得ですね。
医師の登録をポータルサイトに頼り、
求人紹介以外のサービスをないがしろにして、
効率を優先してきたエージェントは
今後は生き残りが難しいでしょう。
ハッキリ言ってしまうと
親会社がビッグなところしか
存続できないように思えます。
自社の力だけでは無理です。
こういう時こそ
特長を持つ中小が頑張らねばなりません。
人生の転機である医師の転職を
より良いものにするために
ありとあらゆる努力を惜しまない中小エージェント。
既存のエージェントの陳腐な手法を否定し、
医師のために、
医療機関のために、
心を配り、結果で応える中小エージェント。
こういうところが
悪しき伝統を変えていくと思います。
少なくとも弊社は
この意気込みで業界を変えるつもりです。
求人ありきの転職支援ではなく、
キャリアプランありきの転職支援。
中長期的な医師人生に
プラスとなる転職支援。
心を開いて相談できる
稀有な転職エージェントとして
存在価値を高めてまいります。
2.私が考えるクリニック開業コンサルタントの存在価値
私が大嫌いな開業支援会社は…
・開業物件でドクターを釣る。
・型通りの開業支援しかできない。
・いつものお抱え業者しか紹介しない。
・仕事は開院まで。開院後は無視。
・経営を知らない。興味もない。
・自社商品を売るのが開業支援をする本来の目的。
・金の亡者。
こういう人たちです。
その結果として、
開業コンサルへの不信感が高まり、
相変わらず開院後に苦労する医師が多く、
開業後に不満を持たれているのですね。
何が圧倒的な実績だよ。
何が開業を成功に導きますだよ。
お金を使わせて開院後は逃げるように去るくせに…。
融資を受けて人生を賭けるドクターと
同じくらいの必死さが必要だろう…と
イライラしながら自業界を見ています(苦笑)。
・開業支援のプロとして
今まで数多くの開業相談に乗らせて頂きました。
弊社のような弱小コンサルタントでは、
その前に数件の業者に相談をしてから
ようやく辿り着くケースが大半です。
小野さんのところは5件め…とか、
最も多かった時は7件め…もありました。
ですが面白い事に、
こういうケースでは
その多くで弊社にご依頼が来るのです。
せっかく先行していてチャンスだったのに
他社の開業支援会社は依頼を取れないのですね。
それはなぜか?
開業希望医師の不安を打ち消せない…どころか
より不安にしてしまっているのです。
要因はいろいろありますが、
自社商品や自社サービスを売るための
開業支援である事が見え見えだったり、
本気度が明らかに足りなかったり、
初期投資額があまりにも大きかったり、
開院後が見通せなかったり、
自院のコンセプトを理解できなかったり、
経営的なアドバイスがなかったりするからです。
これでは開業コンサルタントではなく、
自社都合の勝手な振る舞いと言わざるを得ません。
実際に開業支援の現場で仕事をしていると、
多くの失敗事例を耳にする事があります。
それを大別すると、
・開業地の選定ミス
・開業コンサルタント選びのミス
いずれかである場合が大半です。
開業コンサルタントは、
開院を成功させてナンボの仕事です。
開院させました…
患者が来ません…では
何の意味もありません。
開院後に責任を持てる
開業コンサルタントでなければ
愚の骨頂と言っても過言ではないでしょう。
それを当然として、
いかにして開業希望医師のコンセプトや
やりたい事を実現するか?なのですね。
それができないコンサルなど
偽物どころか、害悪です。
・開院後を見据えて地域医療に貢献する存在として
開業医は経営者です。
ですから院長として
経営を順調に伸ばさねばなりません。
開業準備期間中は
経営者になる訓練期間であり、
開院後を見据えて
様々な手を打たねばなりません。
それをサポートする開業コンサルタントが、
素人同然では困りますし、
経営を知らないのでは力不足です。
クリニックの開業には、
税理士
銀行
リース
不動産
内装・建築
医療機器
什器
電子カルテ
その他システム・ネットワーク関連
医薬品卸
調剤薬局・ドラッグストア
検査会社
医療廃棄物
損害保険
ホームページ
その他マーケティング
社労士 等々の業者が関わるんです。
これらをいくら優秀でも
多忙な医師がコントロールするのは
困難ですよね。
医師の右腕として
開業コンサルタントが
指揮者になって
よきオーケストラにして、
チームを機能させねばならないのです。
目的は開業の成功であり、
それは地域住民の支持を得る事が大前提です。
ニーズのないところに開院しても
いくら立地が良くたって
成功には至りません。
医師と開業コンサルタントが
喧々諤々の議論を繰り返す中で
最適な場所で、
患者ニーズに応える事で、
クリニックは成功するのです。
開業コンサルタントの経験、
知識、人脈、情報が問われるのです。
全身全霊で開院後に備えを打つ
開業コンサルタントを選んで下さい。
<参考>
クリニックの開業コンサルタントの選び方!
*まとめ
ここで断言しますが、
転職エージェントにしても、
開業コンサルタントにしても、
会社の力よりも
担当者の力量の方が重要です。
失敗した医師から話しを聞くと…
大きな会社だからとか、
知名度の高い会社だからとか、
WEB上でよく見掛ける会社だからとか、
こういう理由で選んでしまったケースが多いのです。
違うのです。
担当者で選ばねばならないのです。
転職も開業も人生の一大転機ですから、
こんな大事なシーンで
パートナーシップを組む相手を決めるのですから
心から信頼でき、
安心と納得と期待が持てる人ではないと
上手く行かないのですね。
医師人生をより良いものにするために
会社に騙されるのではなく
良きパートナーを選んで下さい。
見極めポイントは簡単です。
エージェントなら求人、
開業コンサルタントなら開業物件、
そこで勝負を掛ける人なら
もうその人は失格です。
もっと大事なものがあります。
失敗したくないなら
求人と物件に騙されてはいけません。
心を開いて相談できる人。
こういう人を探して下さい。
それでは、また…。
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