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誰も教えてくれない医師の面接対策と実情とは?

2021年2月5日by gnetdoctor

おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

えっと、最初にお知らせです。
当ブログはスタート当初から毎日更新を続けてきました。
8~9年くらいは頑張りました。

サイトの移行などがあり、
古い記事はだいぶ削除しましたが、
それでもまだ2000件以上の過去記事があります。
さすがに全部を読むのは難しいですね。

現在は月曜、水曜、金曜の週3回更新として、
日曜日には下記の書評ブログを書いています。
ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ

まあそんなこんなで、
業務が超多忙のため…
来週から当ブログは
月曜、水曜の週2回更新とさせて下さい。

そのまま週2回にするか、
落ち着いたら3回に戻すか、
そこは別途考えさせて下さい。

facebooktwitterでは
過去記事をお知らせしていきます。
かなりの本数がありますので。

さて、本題です!
今回は医師の面接について考えます。

本日のブログのタイトルは、
【 誰も教えてくれない医師の面接対策と実情とは? 】
といたしました。

<目次>
1.楽をし過ぎだ…医師の転職エージェント
・面接に同行しない?
・同行しても何もできない?
2.医師が面接で高評価を得るためのコツ
・有能なエージェントを上手く使いましょう!
・面接の基本中の基本とは?
*まとめ

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1.楽をし過ぎだ…医師の転職エージェント

今回は医師の面接について書きます。

新型コロナが発生する前は
医師の転職マーケットは
圧倒的な売り手市場が続いていました。

医療機関の求人数 > 転職希望医師数

このような構図でしたね。
ところがコロナは医師の転職マーケットを
売り手市場から買い手市場に変えつつあります。

転職希望医師数 > 医療機関の求人数

定期非常勤が見つからないところから始まり、
現在では常勤についても簡単ではなくなりつつあります。

売り手市場の時代であれば、
面接などは顔合せのようなもので
その内容はそれほど問われるものではなく、
余程のことがなければ内定が出ていたのですね。

ところが昨今では面接でNGになるどころか、
書類選考でNGになるケースも増えてきています。

そこで今回は医師はどのように面接に挑むべきか?
この点について考察いたします。

まずは医師の転職をサポートする
医師転職エージェントの現状をお知らせします。


・面接に同行しない?

転職エージェント経由で求人を紹介され、
そこに関心が持てたのでお話しを進めた。

医療機関側も先生の採用を進めたく、
転職エージェントに面接の設定を依頼した。

そして面接当日、
先生はお1人で医療機関に面接に受けに行った。

私は転職エージェント経験が20年あるのですが、
これはおかしい!
断然おかしい!
あり得ないです!と声を大にして言いたいです。

何のためのエージェントでしょうか?
ただ求人を右から左に流して、
医師を左から右に流して、
それで仕事が完結したとでも思っているのでしょうか?

マンパワー不足に悩むベンチャー企業の弊社ですら
100%面接には同行します。

私の耳には面接に同行しない
大手転職エージェントの話しが入ってきますが、
ちょっと楽をし過ぎじゃないですかね?

それとも現場に足を運ぶ手間を省きたいんですか?
まさかコスト削減とでも思っているのでしょうか?

いずれにしても転職エージェントとしては
下の下、それどころか求人サイトと
同じ程度の役割しかありません。

こんな事をしているから
世間一般で見たら年収の20%のフィーなんて
超が付く程に安価なのに
高い、高いと言われる訳ですよ。

医療業界以外では
ほとんどの業種が年収の30~40%ですからね。
でもおそらく面接同行は多くの紹介会社が
当たり前のように行っていると思われます。

私自身この20年間で面接に同行しなかった事なんて
たったの1度もありません。

だいたい求人の内容なんて
必ずしも正確なわけではないし、
面接の時点で変わる事だって少なくありません。

面接後に内定が出れば、
条件交渉をしながら
少しでも医師が有利になるように、
また医療機関の医師採用の確率が高くなるように、
ギリギリの落としどころを探るような
実にセンシティブな調整をするはずなのです。

それを面接に同行せずにするなんて
ハッキリ言って不可能です。

つまり面接に同行しないエージェントは
そういう大事な点をするつもりがないのですね。

今まで大変多くの医師や看護師から
面接に同行しない転職エージェントの話しを伺いました。

もう言語道断です。
職業紹介の免許を返上した方がいいと思います。

もうひとつ言うと
面接同行はしてくれたけど、
ただ隣に座っているだけで
何の役にも立たなかった…とか、
余計なひと言を言って
先方に怪訝な顔をされた…とか、
窮地に陥っていたのに
助け舟を出してくれなかった…とか、
聞いていた話しと全然違うのに
完全に知らんぷりをしていた…とか、
担当者も初めて来たようで
何にも知らなかった…とか、
もう同行する意味がないどころか
むしろいない方がマシというような状態です。

まさかこの程度の担当者だから
同行させないという作戦ですかね?

皆さ~ん、面接に同行しない転職エージェントなど
2度と使わない方がいいですよ。

本物の転職エージェントなら
絶対に同行しますから。
少なくとも弊社は100%同行します。

<参考>
医師の面接に第3者が同席する意義


・同行しても何もできない?

求人、求人と転職支援は
求人だけあればいいと思っているのか、
やたら求人に価値を持たせようとする
転職エージェントが多いですね。

だからダミー求人があったり、
ウソの非公開求人があったりするわけですが、
これも大問題です。

でもこうして求人だけで何とかしようとするから
なおさら担当者に実力がつかないのですね。

そして面接に同行しても役に立たない。
だから面接に同行すらしなくなる。

転職支援のサービスの中で
相当に大事なところを軽視している訳です。

血液検査や心電図を取らない健診とか、
診察をしないで処方箋だけ出す医療機関だとか、
そういうあり得ないケースと同様と言っても過言ではありません。

前述したように
せっかく担当コンサルタントが面接同行してくれたのに
全く役に立たないどころか、
話しをぶち壊したなんてケースも頻繁に耳にします。

私がある先生から直接伺った事例ですが、
ある中小の転職エージェントより紹介された某病院。

面接に同行してくれたのは
その会社の社長さんだったらしいのです。

これは頼もしいと思いきや…
面接の時点ではひと言も発言せずに
話しが全く盛り上がらず
お互いの事もあまり知り得ず、
良くない面接で終わってしまったそうなんです。

帰り道、この先生は、
ああ、ここはダメかもしれないなと
ガッカリしていたそうなんですが、
何と今まで押し黙っていたその社長…。

いきなり、先生内定出たらここ行きますよね?
絶対ここいいですよ、
面接に来てよかったでしょう。
絶対にここに決めて下さいね…と
押し込むような営業トークを炸裂させたのだそうです。

だって全然ダメな面接だったし、
病院の事もよくわからないままだし、
仮に内定が出ても行く気になれない。
そう先生は思っていたにも関わらずです。
ヒドイ話しですよね。

もうひとつ事例をご紹介します。
今度は誰もが知る大手の医師転職エージェント。

面接には同行してくれたそうです。
院長や事務長との面接も和気あいあいとしたもので、
先生ご自身もここで良いかな?と考えていたらしいのですね。

その時にこの担当者が、
「それで年収はいくらになりますか?」と
切り出したそうです。

事務長は
「〇〇先生のご経験でしたら、
●●万円くらいは問題ありませんが、
具体的なオファーは後程院長とも相談の上で
近日中にいたします」と回答したのですが、
この担当者は、
「いや、〇〇先生でしたらもっと出せるはずです。
せめて●●万円くらいは出して欲しいですね」と言い、
せっかくのよい雰囲気をぶち壊したのです。

そもそもこの先生は年収よりも
働く環境や働き甲斐を求めての転職活動でしたので、
年収に関してのプライオリティは高くはなかったそうです。

結局、この話しは破談になったらしいです。
担当コンサルタントがバカだと
こんな事になりかねません。

どこの転職エージェントを利用するかも大事ですけど、
担当者がどんな人なのか?は
それ以上に重要だと私が述べる理由が
おわかりになるかと思います。

<参考>
医師の採用面接はひと味違うのだ!?面接のプロがいる安心感。

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2.医師が面接で高評価を得るためのコツ

ここからは一般的な面接対策について
ご説明いたします。

・有能なエージェントを上手く使いましょう!

上記でご説明しました通り、
エージェントによって大きな差が出ます。

無能な担当者ならいない方がマシですし、
会社として同行はしないという方針の所もあります。

当ブログではいつも言うように、
転職エージェント「選び」は大事です。

ネット上でよく見掛けるから…とか、
知名度が高いから…とか、
大手のようだから…とか、
こういう理由でエージェント選びをすると
思わぬ失敗になる事も少なくありません。

また付いた担当者によって
先生の転職活動の正否を左右しますし、
担当者が話しを壊すケースもあり得るのです。

別にエージェントは1社しか
使ってはいけないものではありませんから、
問合せてはみたけれど
不安が大きい場合にはお断りをしても良いのです。

納得が行くエージェント、
そして担当者とタッグを組む事をおススメします。

では有能なエージェントは
面接の場でどのように機能するか?ですが、
私は以下の5点が大きいと考えています。

①院長、事務長と先生を円滑に繋いでくれる。
②聞きにくいことをサラリと聞いてくれる。
③病院の内情を引き出してくれる。
④先生の強みを上手く伝えてくれる。
⑤判断材料をできるだけ多く手に入れる手助けをする。

つまり面接の場で、
病院側と先生のお互いの理解度を上げてくれるのですね。
もっと言えば内定後のオファー時に
条件交渉する下準備をしておく事もできると尚可です。

先生の右腕として、
しっかり支えてくれる担当者でないと
同席する意味はありません。

・面接の基本中の基本とは?

最後に一般的な話しにはなりますが、
先生方が面接に挑む際に
こういう点は気を付けて下さいね…という
10箇条をご紹介します。

<医師の面接対策10箇条!>
①事前に医療機関のホームページはチェックしましょう。
②その上で面接時に質問する内容をリストアップしておきましょう。
③自己応募の場合は履歴書・職務経歴書の最終チェック。
④遅刻は厳禁。時間には余裕を持って向かいましょう。
⑤第一印象は大事です。服装、礼儀正しい挨拶、意識しましょう。
⑥できれば現場のドクターからも話しが聞けるとベストです。
⑦自分の望む働き方やキャリアプランを明確に伝えましょう。
⑧遠慮せずに質問をして理解度を上げましょう。
⑨自己主張だけでなく先方の求めているものについても確認しましょう。
⑩面接はお見合いのようなものです。相互理解を目指しましょう。

この10項目が遂行できれば
かなり良い面接になるのではないかと思います。

大事なのは、
お世話になるならないではなく、
お互いの理解度アップです。

つまりそれが判断材料になる訳ですね。
材料が揃わないままに決断するのはリスクがあります。

判断材料を手に入れて、
リスクを減らして、
よい決断ができる「体制」を作りましょう。

ちなみに有能なエージェントは
この10項目を的確にサポートしてくれます。

<参考>
医療機関の面接でよくある質問!医師の面接対策

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*まとめ

売り手市場の場合は
医師側の選択権が大きいですから、
基本的に面接に行けば内定が出ました。

しかし買い手市場になっている昨今では、
売り手市場の場合と同じではいけません。

書類選考で落とされた…。
面接後にNGの連絡をもらった…。

医師でもこういうケースは増えています。

面接に自信のない先生は
有能なエージェントとタッグを組みましょう。

面接に自信のある先生は
面接の基本を大事に取り組みましょう。

今までは医療機関を選ぶ立場でしたが、
これからは医療機関に選ばれる立場なのだ。
そう認識された方が
自分を有利にすると思います。

それでは、また…。

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