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医療はすべて延命治療!?から医師の奥深さを考える。

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おはようございます。

医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターを運営する
ジーネット株式会社の小野勝広です。

先日ご紹介しました
「医療否定本」に殺されない48の真実
に載っていたのが本日のタイトルです。

医療はすべて延命治療…。

最初に見た時は、
え?ん?どういう事?と、
私は思ってしまいましたし、
読み進める中で、なるほど…と、
理解できた部分もありますが、
今でも腑に落ちないところもあります。

ある面では真実なのかもしれませんが、
これを認めてしまっては…という思いも、
なきにしもあらずですし、
医療者の皆様はどう思われますでしょうか?

確かに医療のある部分は
延命治療と言えるとは思います。

ですが、完治する事だってある訳ですし、
その完治すらも延命治療と言っていいものかどうか?

生き永らえるとか、
命を維持するという意味では
全てが延命であり、
医療行為は延命治療だとも言えるのかもしれませんが、
ん~、何だかいろいろ考えさせられました。

医療は何の為にあるのか?

それは病気や怪我を治し、
生きていく為である。

確かに成立しますね…。

がんの治療などが延命治療であるというのは
理解できるのですが、
すべての医療が延命治療であると、
しかもアンチエイジングや美容医療まで
延命治療であるという主張には
何となく違和感を感じてしまっております…。

この違和感は、いったい何なんでしょう…。

逆説的に言うと、
何らかの医療行為が命を縮める事になってしまったら
それは医療ではない…という事になってしまうのでしょうか?

まさか意図的に命を縮める事があるとも思えませんし、
医療の不確実性を考えれば、
延命に繋がらなくとも、
それを目的としているなら、
医療と呼べるのでしょうか?

訪問診療などでは、
積極的な医療の介入を拒否している
患者さんも少なくないと聞きます。

急変しても、
病院には決して連れていってくれるなと…。

しかし、訪問してくれる医師に対しては心を開き、
特に治療行為がある訳ではないものの、
全面的な信頼を置きながら、
その医師の存在自体が
患者にとって元気の素であったりするような
ケースもあると聞きます。

私ごときに
結論めいた事がわかるはずもないですが、
医療はすべて延命治療というのは
ごく一部しか捉えていないように感じるのです。

何千年も昔から、
医者という存在はいた訳で、
大した治療法もない時代でしたでしょうし、
時には医療行為というよりも、
占いとか、神頼みとか、
そういうものに近いケースだってあったんだと思うのです。

それでも医者として
庶民の信頼を勝ち得ていたのは、
延命治療だからだけではなく、
もっと根源的な要因があったように思うんです。

技術や知識の問題だけでなく、
医者という存在感は、
実は他の職業にはない
崇高かつ奥深いものがあるように感じます。

全ての医師が…とまでは言いませんが、
そういう境地に足を踏み入れた医者は
決して少なくないように思います。

だから延命治療…と言われてしまうと
それだけかな?という疑問が湧いてしまいました。

これからの医者は病気や怪我を治すだけでなく、
上手に付き合う術を教えたり、
極端に言うと
上手に死ぬ術を教えたりする事も
必要になってくるのではないか…
そんな事を考えてしまいました。

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あまりにも死というものの存在が
遠い存在になってしまっている事で
様々な弊害が出ていると思います。

身近になればいいという事ではなく、
仮に存在が遠くても、
我々がその意味を知りつくし、
意識できればいいのだと思いますが、
それも、やはり難しいものなのでしょうね。

ですが、死を思考の出発点にしてみたら
スゴイ事ができるような気もするんです。

だからこそ、死に近い医療を
我々はもっと大切にして
そこから学ばなければならないと思います。

経済人は、
特にその必要性が高いような気がします。

それでは、また…。

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