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ついに救急車が有料化へ…。悪貨が良貨を駆逐する悲しい現実。

2015年5月19日by gnetdoctor0

おはようございます。

単なる求人紹介では見つかる事のない
本当に自分に合った職場を探す手助けをする
ジーネット株式会社の小野勝広です。

以前から言われていた事ではありますが、
ついに、救急車の有料化が近づいているようです…。

財政制度等審議会にて、
軽症の場合の有料化などを検討すべきではないかと
財務省が示した案の中で明記されたそうですから、
いよいよ本格的に始動してしまうのでしょうか。

実際に救急車の出動件数は、
ここ10年で2割も増加しているそうで、
搬送される人の約半数が軽症者らしいですね。

当然、このままでは
本当に救急搬送が必要な人への対応が遅れてしまう訳で、
有料化して不要不急の出動を減らさざるを得ない…。

報道では、蚊に刺されて痒いとか、
紙で指を切ったとか、
病院で長く待つのが面倒なので…という、
実に自分勝手な振る舞いをしている人についても
触れていましたが…。

さすがにそりゃないですよね…。

その一方で、
自分では軽症だと思っていたが、
実は重症だったといった症状の人が
救急車の利用を避け、
重症化させるリスクも指摘されており、
今後の議論には、
紆余曲折がありそうだとも言われています。

財務相である麻生大臣は、
相変わらずのコメントを出していて
苦笑してしまいました。

「酔っ払ってひっくり返ったら救急車という話がある。
タクシーで自分で払え、
あたり前だという話は何十年も前からある」

まあ、言葉がどうかという問題はありながらも
言いたい事には、賛同せざるを得ません。

また、麻生氏の一族が経営する麻生グループには
病院もあることから
「病院をやっているから、
どの程度の人が来るかよく知っている。
現場を見て判断した方がいい」とも
語った…というコメントには、
確かに…としか言えませんね。

私の個人的な見解としては、
救急車を有料化してしまうのは
非常に心苦しいと思います。

諸外国では有料のところもあるそうですが、
であればなおさら無料で続けることが
この国の素晴らしさに繋がるはずです。

しかし蚊に刺された程度で
救急車を呼んでしまう民度では、
そんな事は言ってられませんね…。

まさに自業自得です。

どういう形で始めるのかは
今後の展開次第ですが、
全くリスクがない軽症であったり、
あまりにも必要度が低いケースの場合は、
高額請求をして良いのではないかと思います。

少なくとも本当に必要な人が
救急車を呼ぶ事を避けてしまうような
仕組みにはして欲しくないですが、
そうは言っても抜け道のないような
厳格な仕組みを作って欲しいですね。

目的を見誤ることのないようお願いします。

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はっきり言うと、
一部の非常識な人々のお陰で余計なお金が掛かり、
手間が掛かり、人手が割かれて、
本当に必要な人の迷惑になっているという事ですね。

きっとこういう人は、
救急車が有料化になっても
まさか自分の責任だなんて考えもしないでしょうし、
下手するとモンスター化して、
さらに現場を混乱させる可能性だってあると思います。

どうすれば、こういう輩に
わからせる事ができるのでしょうね…。

そこにメスを入れなければ
我々の社会は不便なものになってしまうのでしょう。
何だかなあ…と切ない思いです。

それでは、また…。

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