おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
ジーネット株式会社の小野勝広です。
少し前の話しですが、
ちょっと興味深い事がありましたので
そのことを書きます。
まず、30代前半のある医師とお話ししました。
すると、どうもこの先生は
医局の居心地が悪いようで、
上司、オーベン、先輩や同僚の医師の事を
批判的に見ているようでした。
特に、自分よりも10歳以上年上のドクターには
大変厳しい見方をしており、
かなり辛辣な意見を持っていました。
数日後、50代後半の医師とお話ししました。
偶然にも前述の30代前半の医師と同じ診療科目であり、
何となく、ん?偶然などと思っていましたら、
まさに真逆というか、同類でありまして…
若手の医師に対して、かなり批判的でした。
最近の若い医者は…なんて言葉も出てきて、
ん~、ジェネレーションギャップってのは
4000年前のピラミッドの壁画にも
書かれていたと言われているけど、
人の世は、なかなか変われないものだなあ…なんて
考えてしまいました。
ところで、面白かったのはこの後…。
このお2人の先生の望む未来は
かなり似通っていたのです。
年代の違いはあるものの、
考えている事はかなり近い…、というか、
ほぼ同じ。
何となく1本の線で繋がっていて、
その現在の到達地点が違うだけのように
感じました。
若い者には勇気がある。
老人には経験がある。
いずれ若い者も老人になる。
ふと、そんな言葉を思い出しました。
いずれ、みな老人になる。
こればかりは避けようがないですね。
変に世代の違う人達を揶揄するのではなく、
いつか自分も通った道として
若者には寛大でありたいですし、
いつか通る道として
中高年者に対する
リスペクトの気持ちも持つべきだと思うんです。
世代によって、
それぞれの思いはあるでしょうし、
それぞれの選択肢はいくつもあるのでしょうが、
ある志を掲げると、
意外と似たような道を歩まざるを
得ないのかもしれませんね。
昨日を悔やまず、
今日を驕らず、
明日を恐れない。
そうありたいなあと
つくづく感じた出来事でした。
ところで、最近50代の先生からの
キャリアのご相談が増えています。
若い時と比較すれば、選択肢が狭い…と
普通は考えがちですが、
今の50代の先生方が歩んできた時代を考えると、
意外と今の方が自由度が高く、
選択肢は広くなっているようにも思います。
ドクター人生の集大成としての
本当に自分のやりたい仕事。
それを求めていらっしゃる先生が多いようです。
セカンドキャリアという言葉が
適切なのかはわかりませんが、
若い方々に対してどうこう言うよりも
ご自身のフィナーレを
自分らしく迎えたいと考えている先生を
サポートするのは非常にやりがいがあります。
それでは、また…。
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