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医療法人社団バイタレッツァ けやき並木整形外科    桑本將先生 インタビュー

2023年7月26日by gnetdoctor

 

皆さん、こんにちは。
ジーネット株式会社の井上彩子です。

 

私たちジーネットのスタッフたちも
開業支援をさせていただいた先生方への
インタビューに慣れてきました。

「今回は私の番だ、いや、私だ!」と
社内で盛り上がっています。

ですが、今回は
弊社代表の小野によるインタビュー記事となります。

今回はお話を伺うのは
「けやき並木整形外科クリニック」を経営する
桑本將先生です。

「けやき並木整形外科クリニック」は
2018年4月に設立され、
昨年には拡張されて
地域の方から厚い支持を得ているクリニックです。

すでに法人化も実現されていて
医療法人社団 バイタレッツァとして事業展開されています。

開業支援では、
密なやり取りをする小野とのインタビューですので、
濃い内容になること間違いなし。

どうぞご参考になさって下さい。

 

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【目次】

・開業のきっかけ
・開業準備
・開業後の課題感
・これから開業を検討する先生へ

――――――――――――――――――――

 

 

【開業のきっかけ】

小野:
桑本先生は2018年4月に
「けやき並木整形外科クリニック」を開業されましたが、
開業したきっかけを教えて下さい。

桑本先生:
もともと開業することは考えていなくて、
何故開業しようと思ったか、と言われると、、、
小野さんが勧めたからですよ。

小野:
え、そうでしたっけ?(とても驚いた様子)

桑本先生:
手術はしたいけど今の職場は変えたい。
年収は若干下がってもいいし、
どこの病院に転職してもいいけど、
どこへいっても上司がいるし、、、
上司と合えばいいけど、、、ということを、
小野さんに相談したのがきっかけですよ。

小野:
(思い出しながら)確かに、
相談のきっかけは転職の話でしたね。
その後に、開業について動いている状況だけど、
「物件情報は紹介されたけど、自分の考えと全然違っている」と、
先生が相談してくれたと記憶しています。

桑本先生:
当時、あまり開業は考えてなかったけど、
小野さんに現状を話したら、
「その考えなら開業しかないよ」というから
「そうか開業か」となったんですよ。

ただ、実際に準備をスタートしたら、
なかなかうまくいかなくて。

それを小野さんに話したら、
「うち、開業支援してますよ。」と言われて。
「え、転職だけじゃないの?
じゃあ、それなら支援してよ」となりました。

マッチポンプみたいな感じだったね。笑

小野:
マッチポンプじゃないですけどね。
定期的にご相談いただいていたので、
結果的にコンサルとしてお手伝いすることになりましたね。

【開業準備】
・場所決定について

小野:
私がコンサルに入ることになってからの
お話を伺いたいと思います。

まずは、開業準備についてですが、
場所を府中にしたのは最初から決まってましたか?

桑本先生:
以前勤務していた場所の近くという理由もあり、
最初は、府中は考えてなかったですね。
ただ、他の候補地もあったけど、希望に合わなかったりする中で
小野さんがこの物件を紹介してくれました。
圧倒的に条件が良かったですね。
3日くらいで決断したんじゃなかったかな。

小野:
実際に物件を見たとき、ピンときました?

桑本先生:
今思えば、ここに出すと決めたのは
大きな決断だったと思います。

駅からの距離、視認性、
人通りも多く
やはりあっという間に認知されました。

結果的にスタートダッシュと拡張がすごく楽だった。
開業当初は、拡張した場所には他のテナントが入っていて、
そこが使えるようになると思わなかったですけど。

小野:
府中は前職で働いていた病院の関係もあって
オープンしにくい場所ではあったと思うんですが、
この物件がでたときに「よしここでやろう」と
決められたポイントは何ですか?

桑本先生:
リハをやりたくて、広さにこだわっていました。
広さ(80坪)と安さが合致した点ですね。

最低限の条件は満たすし、
これ以上探していたらチャンスを逃すだろう…ということで
ここに決めましたね。

小野:
開業するにあたって、
リハをやるというプランがあったから、
決められたということですね

・競合について

小野:
クリニックのある府中駅近辺には
何件か整形外科がありますけど、
競合になるとか気にされましたか?

桑本先生:
めちゃくちゃ気にしました。
他にも内科整形で内科の先生が
整形を標榜しているところもありましたしね。

小野:
競合は気にしたけれど、
最初から敵じゃないって思っていました?

桑本先生:
患者さんの為になるかどうかですよね。
患者さんが医療機関の特徴が分からないまま受診した結果、
結局よくならない。とかは患者さんがかわいそうですよね。

ただ、微妙な打撲とか、別に僕が診るようなものでないものとか、
並んでまで受診する必要はないと思っている人などは
当院以外にも選択肢があるので
ある程度すみわけが出来るんじゃないかと考えました。

小野:
開業する際のプランが明確であったから
決められたということもありますね。

リハに力を入れるので広めの物件が必要、
競合医院とのすみわけができる診療方針。
やはり経営というのはビジョンが大事ですね。

【開業後】

小野:
つぎに開業後について伺いたいと思います。
開業する際のプランも明確であったことから、
物件についても早く決断することができて
競合の医療機関とのすみわけも実現ができて
新たに増築も出来た、という状況です。

私自身、開業後の立ちあがりも
とても順調なクリニックであると認識しています。

現在のクリニックの組織体制と
患者数などについても教えて下さい。

桑本先生:
現在時点で、
常勤・非常勤の医師や
リハビリテーション担当などを含めて
100名弱の大所帯です。

初期からのメンバーも5人います。

増築したことで
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)の算定が
出来るようになりました。

これは、病院規模では出来ますけど
クリニックではなかなかないないんじゃないでしょうか。

特色をはっきり打ち出しているので
集患も順調に出来ていると思います。

患者数は、通所リハの人数も入れると
200人~300人/日くらいですね。

小野:
患者さんの数もスタッフ数もとても多いですね!
スタッフ数も多く、順調に機能しているのだろうと想像しますが、
何か課題感などはありますか?

桑本先生:
今後患者さんの人数を増やすことを考えると、
単純に、全ての工程にいる人員や
診察時間を増やすとかで解決できることではない。

機械などデジタルで出来るところもあるけれど、
診察やカルテを書くなどはアナログな部分もあるので、
課題は全体的なデジタル化ですね。

小野:
開業を考えている先生とお話をするときに
デジタル化は絶対!と仰る先生が多いですし、
設備的にデジタルに移行しているものは多いですが、
全てをデジタルにするというのは
現状ではまだ、システム的に難しいと思う点もあります。

全体的なデジタル化は、なかなか大きな課題ですね。

【開業を検討しているドクターへ】

小野:
次の話題として、今後開業を検討しているドクターへ、
というテーマでお話をしたいのですが、
まずは物件を探そうという先生に向けて
伝えたいことはありますか。

桑本先生:
診療科目にもよりますが
広さへのこだわりはなく
都内でやることを考えているのであれば、
駅から近いということが重要な要件だと思います。

あとは近隣との連携も絶対にあった方がよいですね。
ただ連携は同じテナントやモール内でなくてもよいでしょう。

例えば、近隣の友人や
先輩のクリニックの方が連携はしやすいと思う。

理由としては、
同じテナントやモール内のクリニックとの連携が
必ずしもうまくいくわけではない。ということです。

同じテナントであれば、
今後も長いお付き合いになるし、
顔を合わせることもあるので
連携がうまくいかない場合、
お互いやりにくくなる可能性があります。

同じテナントでなくても、
徒歩圏内であれば連携がスムーズにいきますし、
力量が分かっている医師の方が
安心して紹介できると思います。

小野:
地域にネットワークがあった方がよいということですね。

桑本先生:
自分が開業している場所にこだわるのではなく、
一定の範囲であればむしろそちらの方がよいかもしれないですね。

同じモールの先生と仲良くなるならいいけど、
そうでないことも可能性としてあるので、
それであれば、つかず離れずの関係性を保つ方が
ストレスはないかな。と思います。

小野:
地域とのネットワークがあるという点では、
出身大学との連携が出来そうなエリアでの
開業を検討する先生もいらっしゃいますが、
先生は落下傘の開業についてはどう思います?

桑本先生:
落下傘は、最初の1年頑張れば大丈夫だと思ってます。
最初の1年は資金が苦しいと思う。
僕の場合は落下傘ではないので立ち上がりは良かったです。

要因の一つに、近所にCT、MRIを外注できる
クリニックが出来たということもあります。

そのクリニックが出来たのも、
駅の近くだからこそだと思うので、
落下傘であってもそうでなくても、
場所を吟味することは大事だと思いますね。

小野:
プランがしっかりしていたのと
運も味方についていたということですね。

いや、むしろ運も引き寄せたと言えるでしょうか。

開業準備に1年くらいかかりましたが、
その間苦労したことストレスだったことはありますか?

桑本先生:
開業について何も知らないことですかね。

例えば内装業者に何かを依頼したら、
独自ルールを押し付けられたことがありました。
そんなルール知らないよ。って思いますし。苦笑

様々な金額も気軽に扱ったことがない金額だったり、、、
苦労とは違うけど、
金銭絡みで感覚が麻痺していった感じですね。

これでいいのかな?
本当に大丈夫かな?と思いながら進めましたね。

小野:
わからないけれど、
決断しないといけないという状況ですよね

私がお繋ぎした業者さんへの評価はいかがですか?

桑本先生:
医療機器ディーラーさんは
フットワークも軽く、素晴らしいです。

内装業者さんは、
開業時と増築時や関連のところもお願いしたりして
長いお付き合いをしてますが、
担当者が変わったり、1年そこらで不備が出たり、、、
ディテールでは困ったところもありますね。

小野:
人員体制についても伺いたいです。

先生は開院当初から
何人かよく知っているメンバーが合流できたので
やりやすかったと思います。

新しいメンバーの採用もあったと思いますが、
採用で苦労したことなどはありますか。
定着する人、そうでない人などいると思いますが、、、

桑本先生:
条件も大事だということは分かりますが、
条件だけで判断する方は
早期に退職してしまっている印象です。

媒体も利用していますが、
費用対効果があっているかは疑問ですね。笑

ジーネットさんから紹介してもらった人材は
まだ働いてくれていますよ。
クリニックにキャラクターがマッチしています。

小野:
初期段階に入職した幹部が
しっかりしていたのが良かったということですかね。

先生の右腕的な人がいるというのは
他の先生にもおすすめしますか?

桑本先生:
理想的ではあるが、
誰からの紹介かにもよるかな。

小野:
確かにそこは大事な点でもありますね。
開業準備にあたり、
私自身は開業コンサルも重要だと思いますが、、、笑

開業準備を始めたころはどうされてましたか?
他の開業コンサルの話は聞きました?

桑本先生:
小野さんのところだけですね。

小野:
ある種二人三脚でやらせていただきましたが、
全く不満がないということはないと思いますが、
弊社と私に対してのご感想はいかがでしょうか。

桑本先生:
不満は、、、なかったけど、、、
小野さんの人柄を知っていたからというのが大きいかも。

他の人と意見が違うかもしれませんけど
全く利害を考えていない訳ではないのでしょうけど、
どう?あまり利害を考えてないよね。と思っていたけど。

小野:
そうですね。。。苦笑

桑本先生:
利害をあまり考えてないのは、
それでいいのかな?という気はしたが、
小野さんがそういうスタンスだからやっていけたのかな。

利害だけじゃないですからね。
自社の儲けばかり追求されても困るからね~。

開業を成功させたいという思いが伝わっていたらこそ
小野さんは今も開業コンサルタントとして
生き残っているのだと思いますよ。

小野:
ありがとうございます。

私自身が経営者として、
医師の為になることを第一に考えているから、
利害無視で動いていたのかもしれません。

先生の経営者としての視点についても伺いたいのですが、
先生には開業サポート中にも一緒に食事をしながら
プライベートの話もしましたね。

その際に、統計学の話も出てきて、
先生におすすめいただいた本も読みました。
読んだけれど、めちゃくちゃ難しかった。 笑

ただ、今でもその出来事がとても印象に残ってます。
難しくて悔しかった。という思い出もあるんですけど、
統計学が経営にも活かされているのかな、と思ったんですが、
その点はいかがですか?

桑本先生:
統計学は基本的な考え方だと思ってます。

勉強し始めたのは、大学の受験科目で、
どちらかというと計算的なものが多くて、
大学入って論文的な本物の統計学を学んだ際に、
自分が必要な統計検定手法を法知らなくて、
理屈を知らないから勉強したんですよ。

小野さんには東大の公衆衛生の教授になったかな?が
書いた本をおすすめしましたね。

小野:
経営に統計学は役立ちましたというのは分かりますが、
先生の生き方にはプラスになりました?

桑本先生:
どうかな?わからない。
ただ、必ずしもそうではないけど、
考え方でどっちを取る?というときは
統計学の考え方によるかな。

どうやったら損しないか。
それが低くなる確率は?と考える。

経営はスタッフもいますし、
自分だけのことではないから、、、

借金も何もなくなったら冒険したくなるかもだけど、
今は必ず確立の高い方を選ぶかな。

小野:
桑本先生はご自身でクリニックのサイトも制作して、
税理士さんも先生のお知り合いを活用している。

他の開業医の先生とは
違うものを持っていたなというのが私の感想です。

元々、開業を考えていないのに、
臨床医としてのスキル以外の経営センスや
人的ネットワークをお持ちだったのはたまたまですか?

それとも深層心理の中に
いずれ役立つのではないかというのがあったのでしょうか?

桑本先生:
病院だったらいずれ買おうという思いはあった。
開業は手術できなくなるから嫌だった。

ただ色々なタイミングが重なった状況のときに、
小野さんが背中を押したというのもあるのかな、、、

小野:
そうですかね。。。
私、あまり開業をおすすめしないんですけどね。笑

どちらかというと、
開業したら成功するよねという先生には
開業もいいと思いますよとお伝えしているので、
結果的に勧めた形になるのかもですね。

先生は、経営についてかなり考えていましたよね。

桑本先生:
自分が勤務医だとしても、
経営の知識があるといいでしょう。

もしかしたら幹部になるかもしれないし、
知識はあっても困らないし。

小野:
経営について何か特別な勉強をされてきたんですか?

桑本先生:
きっかけは、財務諸表を読もうと思ったことからかな。

税金をすごい取られて
腹が立ったから仕組みを勉強していたら、
つながった。

経費ってそういうことかー、とか。

じゃあ会社持っている方がいいよね。と思って、
会社の収入はどうとかは後にして、会社を作った。

その会社を維持するにはどうするか、というはなし。
10,15年ほど前のはなしですよ。

だから、開業を考えていたから
経営について勉強したというわけではないです。

小野:
経営というものに興味があった?

桑本先生:
興味はあった。
経営と開業は結果としてイコールだったのかもしれないが、
当時はそういう風にはとらえていなかった。

小野:
今の30代くらいの若いドクターが開業するにあたり、
何をしたらいいかと質問してきたら、
経営の勉強を進めますか?

桑本先生:
そうだけど、難しいから、
最初は税金の話からにした方が良いんじゃないかな。

「税金を少なくするためにはどうしたらいいか」という考えは
経営につながると思う。
僕の入口はそこからでしたね。

小野:
ということは、自分の給与明細の意味を知るということからが
スタートですかね。

課税された税金を
どうしたら減らせるかという考えが
経営につながりそうですね。

勤務医はあまり節税できないですけどね。

桑本先生:
人生をかけて開業しようと思うならやらないとならない。

開業前は時間がない時間がないというけれど、
開業した後の方が時間がない。

開業前も忙しいと思うかもしれないけど、
開業後は比じゃない。

みんなそんな気がする。
自分もそうだった。

患者さんが多ければ、
自分が診療しないとならないし、
患者さんが少なくて暇だったら
自分が金策しないとならないですからね。

小野:
先生ご自身が10年くらい前に戻って、
勤務医として働き続けるか、開業するかを
もう1回選べるとしたら、どちらを選択しますか?

桑本先生:
上司がちゃんとしている勤務医だったらやってもいいけど、
どこもやっぱり理不尽ですよね。

理不尽な上司じゃなかったら
メスを握っている方が外科医としていいと思う。

ただ、現実的には自分がトップに立っている方が
ハッピーだと思うな。

小野:
その回答をする桑本先生は、
明らかに開業医向きだと思います。笑

私もいろいろな先生方の開業準備をお手伝いしてきましたが、
準備中に経営者になっていく先生はいらっしゃいますが、
先生は最初から考え方が経営者でしたね。

だから決断力も早かったなと思います。

桑本先生:
金額が大きすぎると決められないですけどね。

小野:
逆にこういう先生は開業しちゃだめだよ。
というのはあります?

桑本先生:
昔ながらの俺様はやめた方がよいと思う。

医療について
これが正しいと自己主張するのはいいけれど、
患者さんの意向に合わせて、
たくさん選択肢を提示できるとよいと思う。

手術をしなくても、
リハビリをするという選択肢もある。

「これ以外はない」という先生はやめた方がよいと思う。
選択肢を提示してあげないとダメだよ。

逆に手術の病院は手術しかないというのでよいと思う。
嫌なら他のところへ行けばいいから。

このクリニックは手術しかないと言ったら存在意義がないし、
経営がなりたたない。

手術という選択肢ももちろんある。
でもこういう方法もある。
というのを患者さんに提案できるようにしないと。

経営ってそういうものだから、
白を黒といってはならない。

小野:
正解はひとつではなく、
選択肢を提示することが大事ということですね。

それでは、働く環境についても質問です。

今、働き方が色々あると思いますが、
スタッフさんの働き方にも選択肢があるのでしょうか。

桑本先生:
そうだね。Wワークとか常勤とか、時短とか
働き方もスタッフの希望に合わせて諸々選択できますね。

あとは相場より安く提供している「寮」もありますよ。

小野:
寮もあるんですね。
病院とか、地方で勤務するドクター向けに
寮があるとかは聞きますが、、、クリニックで。
働く側にとってはうれしいですね。

小野:
最後に今後のビジョンについても伺います。
次の展開などは考えてますか?

例えば、規模拡大して
新しいクリニックを作るなどどうですか?

桑本先生:
現在のクリニックは足掛け6年やっていて、
ある程度成功しているビジネスモデル。

同じビジネスモデルで行くのか、否か、、、

積極的ではないですが、
機会があれば、とは考えています。

小野:
自分が関わったクリニックが多くの患者さんに支持されて
拡大していくのは嬉しいですね。
さらなる発展を祈念しております!
本日はありがとうございました。

 

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インタビューを終えて(同席者井上)

開業をご検討中の先生から
「自分は経営者になれるのだろうか」という
問いを何度かいただいたことがあります。

桑本先生は開業前から経営者であったと
小野から聞いていただので、
お話を伺うことを大変に楽しみにしていました。

とてもシンプルに患者さんの為に、
働くスタッフの為にという観点で
何をすべきか・出来るかを考えて
常に決断されていらっしゃるんだなと感じました。

桑本先生と小野の間には
2人にしかわからない信頼関係のようなものがあり
すごく羨ましく感じました。

強固な信頼があってこその
クリニック開業の成功と言えるのかもしれません。

私自身、開業コンサルタントとして
早く一人前になれるように
精進せねば…と強く思いました。

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