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3年先の自分とキャリア相談してみて下さい!

2024年11月20日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

キャリアは我が身を救います。

当ブログをお読み下さっている
賢明な皆さんは
私が再三に渡って
キャリアとは「スキル」と「経験」であると
述べているのはご承知下さっていますよね。

汎用的で希少価値のあるスキルと
高い経験値と柔軟な対応が取れる人なら
60歳になろうが、70歳になろうが
行き先には困らないでしょうし、
報酬も決して低くはならないでしょう。

これはビジネスパーソンでも同じですが
若手時代はポテンシャルと
在籍するだろう期間が長いことで
実力以上に評価されます。

それが中堅となる頃には
だいたい実力と期待値が近づいてきて
報酬も業界水準として収斂していきます。

これがベテランになると
心身の心配が出てきて
ハードワークができなくなり、
在籍するだろう期間が短くなりますから
実力以下の評価となりがちです。

多くの場合は
若手、中堅、ベテランという時間軸を
このように過ごしていくわけですが
例外は「キャリア」です。

皆さんの周りにも
ベテランなのにいなくなっては困る存在とか
まだ若手なのにすこぶる高評価を得ていたり、
中堅医師として最高の評価を得ていたりなど
単なる年収だけではなく
輝くような存在価値を持っている人が
少なからずいらっしゃると思うのですね。

その人をよ~く観察してみて下さい。

確実に「スキル」と「経験」が高く
どこに出しても恥ずかしくない
堂々としたキャリアを持っているはずです。

まあ稀にご両親の威光とか
教授の覚えが良いとか
そんなこともあるかもしれませんけど
まあ中長期的には没落していきます。

長く活躍し続ける人は
必ず「キャリア」を持っているのです。

 

本日のブログのタイトルは、
【 3年先の自分とキャリア相談してみて下さい! 】
といたしました。

 

<目次>
1.未来の自分との対話は我が身を救います。
・「今ここ私」からの脱却が判断ミスを防ぎます。
・感情も大事ですけどキャリアはそんなに甘くないです。
2.専門家のキャリア相談は我が身を救います。
・転職や開業に導かないのが大前提です。
・何を持ってキャリアの専門家というのか?
*まとめ

 

 

1.未来の自分との対話は我が身を救います。

なるほどね。
確かにキャリアは大事かもしれないな。

スキルと経験か。
自分は何を身につけたらいいのだろうか?

自分に何ができて
いったい何が得意なんだろうか?

もし冒頭の文章を読んで
今こんなことをお考えになられましたら
大・大・大チャンスだと思います。

キャリアが拓けようとしていますよ。
ここからが重要なポイントです。

ドクターの場合は特にそうなのですが
自分では気づけていない
「スキル」や「経験」が実はとても貴重なのです。

自分では当たり前と思っていることに
市場価値があったりするのですね。

だからこそ私どもは「キャリア相談」を提唱していますが
なかなか見ず知らずの外部の人間に相談するのは
確かにハードルは高いです。

それでも月間数名のドクターが相談して下さっているので
どうぞ遠慮なくと申し上げたいところですが、
まずは未来の自分と「キャリア相談」するのも有効だと思います。

 

・「今ここ私」からの脱却が判断ミスを防ぎます。

自分のことを自分で考えると
どうしても悶々としてしまって
埒が明かないというか
ブレークスルーが見えなかったりするのが
普通なのですよね。

ホント人間って難しいです。

だからこそ第三者の善意のプロを頼るのがベストですが
その前に「3年後の自分」を設定して
今の自分と、3年後の自分で対話をしてみることを
おススメいたします。

まあ言うは易く行うは難しですけど
自分の中での対話ですので
別に上手くする必要はありませんし、
この発想を持つだけでも効果的ではないでしょうか。

どうしても私たちは
「今」「ここ」「私」にフォーカスし過ぎて
過去や未来という時間軸を軽視して
ここではない他に想像力が働かず
私の活かし方を誤ってしまったりするものです。

「今」というのは
あくまでもプロセスであって
過去があるから「今」があり
「今」は未来に繋がっていくのですね。

「今」自分が何を考えて
どんな行動を取るかによって
未来は確実に変わってきます。

それであれば未来のための「今」と考えて
今の損得だけではなく
未来にメリットがあるような
そんな思考、行動が不可欠になるでしょう。

「ここ」というのも同様で
常に「ここ」は変化するのが一般的です。

違う「ここ」を想定することで
選択肢は必ず増えていくと思われます。

「今」「ここ」に固執すると
どうしても見えないものが増えてしまうのですね。

そこで「私」です。

仕事って
すべからく他者のためにするものだと思うのです。
働くは、傍を楽にするとも言いますからね。

自分をあえて外して考えることで
逆に自分の存在価値を
冷静に振り返ることができるんじゃないでしょうか。

だいたい世の中というのは…
自分、自分、自分って
自分のことばっかり考えている人は
うまく行かないように相場が決まっているのです。

他者のために、社会のために、
いかに自分を活かしていくか?
自分らしくどう尽くしていくか?

このような考え方を持っている人が
いい目に合えるように見えますよ。

「今ここ私」からの脱却は
3年後の自分と対話をすることで
自然と実現できるとも思います。

いわゆる客観性ですね。

キャリアや人生というのは
自分勝手には行かないようにできています。

時空を超越して
自分自身の将来を考えてみてはいかがでしょうか。

 

・感情も大事ですけど
キャリアはそんなに甘くないです。

そうは言っても
私たちには「感情」がありますから
理屈では理解できても
どうしても腑に落ちないとか
気分が乗らないということもあり得ますね。

それでいいんじゃないでしょうか?

裏を返せば
ストンと納得したとか
何だか意欲が湧いてきたということも
やっぱりあるのが感情を持つ私たち人間の特徴です。

その時がチャンスです。

私のように仕事として
人様のキャリアに接しているなら
それこそ24時間、365日、考え続けるべきですけど
そうでない方は
フェーズフェーズで考えれば充分です。

そして真面目に仕事をしていると
必ず「今だ」というタイミングが訪れます。

有益な人との出会いがあったり
飛び出すべき機会がやってきたり
熟慮すべき何らかの変化が近づいてきたり
プライベートな事情で
今後のキャリアを熟慮せざるを得なくなったり、
飛躍的に成長できるチャンスがやってきたりなど
やはり来るべき時は必ず来るものなのです。

キャリアを考えなきゃ…
もっと深く人生を考えなきゃ…と
変に焦るよりも
タイミングが来た時に確実に考えるという
そんなスタンスでよろしいのではないでしょうか。

これは私の実例ですけど
23歳で社会人になってから
最初の転機は27歳の頃でした。

システムエンジニアという仕事をしていたのですが
センスがないことに自分で気づきつつあって
そんな時に部署異動の話しが出てきました。

結果的には転職をしました。
もし部署異動の話しが出てこなければ
もう少し続けていたかもしれません。

その次は34歳の時でした。

ちょうどその頃に勤めていた会社は
いわゆるブラック企業でありまして
長くは続けられないと思いながらも
営業成績が良かったので
何となく居続けてしまったのですね。

この時に35歳転職限界説というのを知り、
おいおい、このままじゃヤバいんじゃないか。

そんなことを考え始めて
転職活動を始めて人材業界に飛び込みました。

次は39歳です。

人材業界で支社長、執行役員、取締役、代表取締役と
おかげさまで順調に階段を上ることができたのですが、
何と親会社に合併されることとなり
イチ事業部長に格下げです。

親会社と人材会社の社風の違いが大きく
70名以上在籍していた社員が何と半数以下になりました。
それを私の責任とされて降格です。

合併して落ち着くまでは…と考えていたのですが
まあそろそろ潮時かと思い
医療業界に移ってきました。

次は44歳ですね。

医療業界で働くようになり
メチャクチャ面白くて
必死に勉強して、様々なノウハウを手にしましたが
会社は不安定でいろんな問題があり
ジーネットにて仕事をするようになりました。

と、まあ、何かのきっかけで
自分のキャリアをどう活かすかを考えながら
七転八倒しつつ今に至ります。

嫌な思い、悔しい思いもたくさんしてきましたけど
それらが全て財産になって
おかげさまで今はストレスなく仕事ができています。

自分のキャリア人生を振り返ってみると
キャリアとは、考えるべき時に考えねばならない。
つくづくそういうものだなと感じています。

 

<参考>
未来のキャリアパスそのものが存在しなくなる安易な決断とは?

 

 

2.専門家のキャリア相談は我が身を救います。

キャリアって何だろう?
自分にはどんなキャリアがあるんだろうか?
キャリアプランって何だろう?
今までキャリアプランを自分は持っていたんだろうか?

こんなことを考えたことはありますか?
このタイミングってとても重要だと思います。

まさに人生の転機ですし、
キャリアの突破口と言えるかもしれません。

私はキャリアを
「スキル」と「経験」であると定義していますが、
これが正解、これが全てだとは思ってません。

そのうちにもう1個くらい追加するかもしれませんし、
どちらかもしくは両方を変更する可能性もあります。

ただ一旦「スキル」と「経験」と定義すると
頭の中がスッキリわかりやすくなって
未来のことを考えやすくなりませんか?

考えるべきポイントは…
・自分はどんなスキル、経験を持っているのか?
・自分はこれからどんなスキル、経験を身につけるか?

いかがでしょうか?
このようにグッと絞られてきますから
キャリア思考がしやすくなりますよね。

で、この時に是非ともご検討いただきたいのが
「キャリア相談」なのです。

世の中には
キャリアカウンセラーとか
キャリアコンサルタントという人たちがいますが
さすがにドクターのことを知っている人は少ないです。

そしてこれが最も悩ましいのですが
こういった資格や名乗りをしている人たちが
必ずしもキャリアの専門家とは言えないのですね。

まして医師の転職エージェントに勤めているだけで
まるでプロのキャリアアドバイザーだと述べてる人もいますけど
いや、君、3年めでしょ
人材業界も初めてでしょ
今まで大した実績もないじゃない
大手に在籍してるだけでしょ
知識も経験も圧倒的に欠けているよね…

こんな人が偉そうにプロを演じていますが
医療はそんなに甘くないし
転職エージェントも全然甘くない。

ド素人が!と論破したいところですが(笑)
だいたい本人が大したキャリアがないので
すぐに化けの皮が剝がれるでしょう。

 

・転職や開業に導かないのが大前提です。

結局、転職エージェントってのは
転職をしてもらわないと
商売あがったりですし、
開業コンサルタントってのは
開業をしてもらわないと
商売あがったりなわけです。

ですから相談だけでもOKとか
無料相談歓迎なんてことを言いますけど
ぶっちゃけ嘘っぱちです。

確実にしつこく追い掛け回されて
頻繁にメールで求人や開業物件の情報が
送られてくるでしょう。

古い情報とか
ダミー情報が多かったり
いわゆる釣り案件という
実に質の低い情報ですけどね。

本当に相談だけでもOKで
無料で、一切営業しない会社は
うち以外で聞いたことがないですよ。

弊社の場合は
私、社長が正々堂々と、顔出し、名前出しで
当ブログや、youtubeや、様々なツールで
何度も、何度も述べています。

これで嘘だったら
会社が潰れますし、
私は外を歩けないでしょう。

社長でもない一般社員が
偉そうに弊社は云々と語っているところもありますが
こういうところはだいたい社長が素人であり、
売上が悪くなるとすぐに方針転換をするのですね。

嘘つきは社員だけですから
バカ社長だけは逃げ切る構図です。

えっと、話しがズレました。

ではどんな人に、
どんな相談をするといいのか?ですが…。

キャリアコンサルタントの有資格者がベストですと
本当なら述べたいところですが、
そもそも自分のキャリアに悩む人が
なぜかキャリコン資格を取得する傾向があり、
本当の意味で
キャリアのアドバイスができるレベルにある人は
ごく少数です。

教科書的なアドバイスはできても
肝心要の部分がゴッソリ抜け落ちています。

それは何か?「人生」です。

私は人生経験が豊富で
幅広い知識、知見、知性を持っている人が
望ましいと考えています。

20代、30代の若い方では
どんなに優秀な人でも
なかなか難しいでしょう。
ハードルは相当に高いのです。

キャリアというのはそういうものです。
理論や理屈でもないのです。

しいて言うなら「サバイバル戦略」ですね。

いかにして生き残るか?
これこそがキャリアの根幹であると考えます。

どんな相談をすべきか?

これはそのまま人生について語ればいいのです。
家族のことでも、職場のことでも、
そういうあらゆるものの先にキャリアが存在します。

最低な相談とは
内容云々ではなく
ゴールが転職や開業に結びつけると
最初から決まっているキャリア相談です。

しかし誠に残念ながら
転職エージェントのキャリア相談は
9割がこのパターンに当てはまってしまいます。

これでは相談する意味がありませんし
最初から見極められるならしないほうが無難ですし、
もし相談の最中でも
そんな気配を感じたら急用を思い出したと
さっさと席を立ったほうがいいですよ。

断言しますが
本物のキャリアのプロであれば
絶対にそんなことはいたしません。

偽物だからするのです。

 

・何を持ってキャリアの専門家というのか?

何のためにキャリアは必要なのでしょうか?

どう考えたって
キャリアというのは
単体で存在するものではありませんよね。

私は転職は手段であって目的ではない。
目的を果たすために手段である転職を起動するのだ。

こんなことを当ブログでも
何度となくお伝えしていますけど
キャリアも近しいのではないでしょうか?

別にキャリアアップすることが
目的ではないですよね。

何らかの目的のために
キャリアアップすることが必要であり
キャリアは手段と言ってもいいかもしれません。

豊かな生活を送る。
人生を謳歌する。
そのためにキャリアアップが必要だ。

こういう思考のプロセスが必要ですね。

もちろん目的に関しては
オリジナリティが高くなるでしょうし、
もっと具体的であってもいいのですね。

お金を稼ぎたいと言っても
豪華な家に住みたいとか、
希少価値のあるスポーツカーに乗りたいとか
子供が医学部に進学することになったとか
様々な理由がありますし
複合的になるケースも多いでしょうし、
それでいいと思います。

突き詰めて考えると
ライフプランであり
その延長上のキャリアプランです。

「目標」と「目的」ですね。
この両方をバランスよく持つ必要があります。

それを理解できるのが
本物のキャリアの専門家なのです。

転職マーケットにおける求人状況とか
昨今の募集条件の動向とか
最新の開業物件情報とか
開業医の変遷動向とか
そんなのはプロとしては当然の基本的な知識であり、
それらをスッポリと包み込んでしまうような
社会経験、人生経験が必須なのです。

無理に転職や開業に結び付けようとしていたら
それは3流のコンサルタントである証です。

1流は営業なんてしません。

だからこそ1流なのですけど
3流ほど営業をしようとするのが面白いところです。

いや逆に言うと
こんなことをしているから1流になれないのですね。

私はコンサルタントという仕事は
営業やマーケティングをしなくても
良い状態を作るというのが
ひとつの問題解決であると考えています。

それを詐欺的に近い営業をするなんて
あまりにも下の下、愚策ではないでしょうか。

ビジネスパーソンとしては
会社や上司から指示をされれば
致し方ないというエクスキューズはありますけど
いつまでもこんな会社にいてはいけません。

損得勘定から脱皮して
善悪を判断基準にして
真っ当な人生を歩んで行くべきです。

そういう歩みこそが
1流のコンサルタントへの道ではないでしょうか。

自分の人生を自分で考えて
自分で1歩を踏み出していく。

これこそが人生を豊かにすることであり、
生活を向上させていくのですね。

この先にしか
キャリアの専門家という称号は
手に入らないと思いますよ。

 

<参考>
医師人生の分岐点で相談できるコンサルタントとして

 

 

*まとめ

えっと、相変わらず話しが取っ散らかってますが
今回のブログで申し上げたかったのは、
未来の自分と対話をして
冷静かつ未来のキャリアを構築していくということ。

もうひとつは外部のキャリアの専門家を
有効に活用すること、
そのための注意点となるでしょうか。

キャリアを軽視して
後々後悔をする人は多いです。

しかしキャリアを考え過ぎて
失敗する人はそう滅多にいませんよ。

自分の未来と真摯に向き合うわけですから
デメリットはほとんどないでしょう。

どうかキャリア戦略を持って
ご自身の人生を
今より少しより良いものにして下さい。

それでは、また…

 

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