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正直コンサルタントかつ職人コンサルタントでありたい!

2025年7月2日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

世の中にはコンサルタントが溢れています。

しかし明確な存在価値を持っているコンサルタントは
コンサルタントである私から見ても少ないと感じます。

名刺にコンサルタントと入れれば
はいできあがり…では困りますよね。

ですけど現実的には
猫も杓子もコンサルタントが
あっちゃこっちゃに存在しています。

私はこの風潮には問題が大きいと考えており
私自身は当然のことながら
弊社の社員の名刺にも
コンサルタントという文字は入れていません。

いったいコンサルタントとは
何をする人なのでしょうか?

言葉の定義としては
クライアントの問題を解決する人となるのでしょうけど
本当に問題を解決しているでしょうか?

そもそも問題を把握できているのでしょうか?

氷山の一角だけを見て
問題を認識してしまっていないでしょうか?

本当の意味での問題解決は
そんなに簡単ではないと思います。

それをスキームだとか
メソッドだとか
ストラテジーとか
フレームワークとか
ロジカルシンキングとか
プロジェクトマネジメントとか
タスク管理とか
マイルストーンとか
マインドセットとか
アクションプランとか
こんな横文字でゴマカシているコンサルは
非常に多いように感じるのです。

何となくわかった気にはさせるけど
全然結果に繋がってないじゃんみたいな。

まあ私も横文字は好きなので
若干そういう気はなくはないのですけど
結果にコミットしないコンサルなんて
存在自体が罪悪ではないでしょうか。

医師の世界でも
コンサルトするいうように使われますが
もともとコンサルトとは
「相談する」とか「意見を聞く」という意味があります。

私どもは転職のコンサルタントであり
開業のコンサルタントでもあり
経営のコンサルタントでもあり
何よりキャリアのコンサルタントであります。

で、コンサルタントって何なのよ?という
根幹の部分について
今回は深く掘り下げてまいります。

ただジーネット流というか
完全な私の個人的見解ですけどね。

 

本日のブログのタイトルは、
【 正直コンサルタントかつ職人コンサルタントでありたい! 】
といたしました。

 

<目次>
1.正直コンサルタントとは?
・正直不動産がヒントです(笑)
・正直って簡単なようで難しい
2.職人コンサルタントとは?
・潰れないコンサル会社
・手作りこそがオーダーメードです
*まとめ

 

 

1.正直コンサルタントとは?

私はキャリアとは何か?という問いに
「スキル」と「経験」であると定義しています。

あくまでも個人的な見解ですし
さらに言うならば「今のところ」の定義です。

いずれ変わるかもしれませんけど
少なくともここ数年は「スキル」と「経験」であると
ずっと言い続けていて違和感を感じることはありません。

何ができるの?と問われた時に
私は〇〇の専門家ですと自信を持って答えられて
どの程度できるの?と問われた時に
過去〇〇件くらいに携わってきましたと
正々堂々と述べることができる。

話はここからがスタートですし、
「スキル」と「経験」が明らかになると
いわゆる「幹」がしっかりしていますので
「枝葉」の部分も含めて
会話が盛り上がること間違いありません。

今まで何度も医師の転職シーンに携わってきて
こういう展開を数多く味わってきました。

別に日本中で胸を張れるようなものではなくとも
長年誠実に積み重ねてきた「スキル」と「経験」は
その多くがどこに出ても恥ずかしくないレベルとなります。

ではコンサルタントにとっての「スキル」と「経験」は
何を持って明らかとなるでしょうか?

もちろんテクニカルなものは
いくらでも出てきますし、
話しを盛ればいかにもという感じを作れます。

でもそこに意味はありませんし
私はふとひらめきました。

「正直」であること。
これはコンサルタントに必須のスキルだなと。

 

・正直不動産がヒントです(笑)

先日たまたまアマプラで
「正直不動産」という番組を観ました。

まだ2話しか見てませんが
たぶん全部観ることとなるでしょう。

もともと興味があったわけではないのですが
どこかの何かで「正直不動産」という言葉を聞いてはおり
たまたまアマプラで見つけたので
1話くらい観てみるかと思ったら
意外と面白そうなので観続けようかなと思った次第です。

結局ですね
どんな仕事でも「正直」であることって
とてつもなく重要だと思うんですよ。

むしろ当たり前すぎて
あんまり語られないじゃないですか。

でも私たち現代人は
もう1度「正直」からやり直したほうがいい気がします。

仕事とは何か?
ビジネスとは何だ?
なぜ働かねばならないのだろうか?

医師のキャリアや転職、
クリニックの開業に携わる私としては
常に考え続けているのですけど
もちろん答えなんてありません。

一旦辿り着いたものも
少し経つともっといい考えが思いつきますし
永遠にブラッシュアップしている感じです。

コンサルタントって
ゴマカシが効く職業です。

それだけに「正直」であることが問われます。

何となくわかった気にさせる
カタカナ言葉を連発して、
KPIだの、スキームだの、メソッドだの
何かを動かしているっぽい雰囲気を醸し出せば
あたかもコンサルティングしている装いはできます。

それでも問題が解決しなければ
現場の非協力であるとか
マネジメントや経営の問題にして
次なるKPIやスキームやメソッドを導入するのでは
コンサルタントにいいようにやられちゃってますよね。

これではコンサル会社は儲かるけれど
クライアントは儲からないという
まさに愚の骨頂のようなことになっていないでしょうか。

コンサルタントの存在価値は
クライアントの問題を解決して
クライアントの事業に貢献することです。

これはクライアントが個人でも企業でも
医療機関でも変わらない本質であると考えます。

しかし低レベルなコンサル会社は
とにかく自分たちが儲けるために
クライアントを肥やしにしてしまうのですね。

ひとつ間違えると
クライアントの問題を解決してしまうと
そこで契約を打ち切られてしまうから
適度に解決、適度に問題を残し
できるだけ長くコンサルティングするような
そんな邪なコンサルタントもいるように思えます。

こういうコンサルタントの姿勢こそ
私は「正直ではない」と思うのですが
皆さんはいかが思われますでしょうか?

こんな不誠実な仕事をするから
経営コンサルタント会社の倒産が
過去最高ということになるんです。

だってクライアントを喜ばせないで
自分たちだけ儲けるなんてことが
未来永劫続くことなどあり得ませんから。

見透かされて、飽きられて、
契約を打ち切られて
もう2度と使わないとなるわけです。

そして口コミやWEB上で
その悪評が広まるのですよね。

こんなコンサルタント会社こそが
コンサルを受けたほうがいいんじゃないでしょうか?

私どもは医師のキャリア、転職、
クリニックの開業や経営のコンサルタントをしています。

可能性は無限大であると考えていますし
難しい案件をこなしてこそ
中小零細企業である自分たちに価値が出てくると
そんなふうに考えています。

クライアントは医師個人のケースが多いですが
時には医療法人や、病院、クリニックの場合もあります。

できることを誠実に行いますが
できないものはできないと素直に伝えるとか
その手法では余計な経費が掛かるとか
うちにメリットはあるけど先生にはデメリットとなるとか
そういう「正直」をウリにしています。

今まであまり言語化してこなかったですが
やってきたことは完全に「正直」です。

その姿勢が先生の共感を呼び、
時には感動してくれたことも数多いです。

コンサルタントとは
カタカナ言葉を連発することではなく、
結果を出すことだと思います。

つまり結果を出すために
テクニカルスキルが必要とはなりますが
金儲けのためのテクニックなどは
コンサルタントだからこそ
持ってはいけないように考えています。

弊社は「正直コンサルタント」であろうと
社内の勉強会でも共有しました。

 

・正直って簡単なようで難しい

ではなぜ「正直」であることが難しいのでしょうか?

コンサルタントが「正直」を止めて
金儲けに走ってしまうのはなぜなのでしょうか?

資本主義社会で生きている以上
これはいかんともしがたいことなのでしょうか?

私ごときに壮大な答えがあるわけではありませんが
金銭至上主義の弊害というか
カネに対する価値観が強くなり過ぎて
プライスレスな価値観が軽視されているのは
どうしてもあるのだろうなとは思います。

もちろん利他の心を持って
真っ当な経営をする会社もあるでしょうし、
カネに心を奪われずに
誠実、真摯に生きている個人も少なくはないでしょう。

ですけど企業は営利を追求するものだからとか
病院経営も利益を出さねば存続の危機だとか
個人も生き残りを掛けてお金を増やさねばとか
そもそもお金がないと何もできないなど
こんな風潮が強まるばかりなのも
世知辛い現代社会では致し方のないところでしょうか。

特にグローバリズムの時代になって
競争が国内だけではなく
海外とも競わなければならなくなって
きれいごとなんか言ってられないようになってますね。

これこそが資本主義社会とも
言わざるを得ないでしょうか。

よく転職エージェントについて私が述べるのは
「ノルマ」と「KPI」ですが
これなども金銭至上主義が背景にあるように感じます。

結局誰しもが自分の成績を上げたいんですよね。
そして経営者やマネージャーがそれを煽る。

ある種の洗脳なのですけど
サラリーマンは生活のために
どうしても洗脳されがちなんです。

反発したり敬遠すると
自分が損してしまいますからね。

これは社会の仕組みであり
構図、構造上の問題ですから
個人の責任ではありません。

経営者やマネージャーが
方針を変えない限りは
いかんともしがたいのです。

間違った方向で正直になってしまっている。
自分の頭で考えていない。
善悪よりも損得が判断基準になっている。

私自身にもそういう時代はあったかもしれませんし、
嫌な思いもたくさんしてきました。

売ってはいけない人に
売らなければならない。

上からの強烈な圧力と
善悪の基準での強い葛藤。

そこまでしなきゃならんのか?
仕事って何だ?
営業ってこんなもんか?

当時はメチャクチャもやもやしましたし、
大いなる疑問に圧し潰されそうにもなりました。

今となれば良い経験であったし
良き反面教師にもなっているのですが、
必ずしなければならなかった経験なのかと問われれば
まあ、なくても良かったとは言えます。

ちなみに弊社におきましては
「ノルマ」や「KPI」はありません。

例えば医療機関の面接に同行した際に
あ、ここは先生の希望と違うと思えば
先生に詫びて、次のところを早急に探しますと言えと
こんなふうに教育をしています。

否応なしに営業に結び付けようとか
何とかご依頼をいただこうとか
無理矢理押し込もうなんて文化は
弊社においては全く皆無なのです。

そんなの代表である私が許しません。

薄っぺらで迷惑な数字を作るならゼロでいい。
みんなが喜ぶ数字を作れという指導方針です。

必ず弊社に依頼する必要はありません。

どうぞ同業他社さんと比較検討していただき、
それで弊社が最善だと思えばお声掛けください。

先生、申し訳ありません。

私のリサーチが甘かったです。
先生のご希望とはズレが大きいので
別のところを探します。

これが弊社のスタンスなのです。

おそらく同業の転職エージェントでは
あまりない方針だと思いますよ。

でもこれでいいのです。
これじゃなきゃダメなのです。

私どもは「正直コンサルタント」です。

プロとしてダメなものはダメ、
やり直させて欲しい、
ここはいいと率直に伝えます。

何でもいい、いいと言って
押し込むような嘘つきコンサルタントは
先がないと考えています。

テクニカルなところは
いくらでも教えることができますけど
確固とした方針は
経営者やマネージャー次第ですからね。

偉そうにノルマや
KPIでマネジメントしようとする輩は
私には無能としか思えません。

やはりコンサルタントという職業は
「正直」であることが大原則ではないでしょうか?

 

<参考>
医師人生の分岐点で相談できるコンサルタントとして

 

 

2.職人コンサルタントとは?

コンサルタントは「正直」がベースにあるべきです。

これは弊社の明確な営業方針ですけど
もうひとつ相当にこだわっているところがありまして
それが「職人」です。

私自身は随分前から
「職人コンサルタント」という言葉を
弊社を言い表すために使っているのですが…

これは内緒話ですけど
少し前にもうひとつ会社を作りまして…

今はまだ稼働しておりませんが
何かの際には動かそうと考えておりまして
そちらの会社名は「クラフトキャリア」です。

クラフトとは
手作りとか、こだわりとか
そういう意味があるのですが
「キャリア」に徹底的にこだわるという意を込めて
「クラフトキャリア」と名付けました。

動かす時が来るのか来ないのかは
まだ何とも言えませんが、
もちろん「ジーネット」でも
キャリアには相当にこだわっていますよ。

何せ我々は「職人コンサルタント」ですから。

先生が言葉にした希望条件。
それは本当にそうなのだろうか?
その裏にあるものは何なのだろうか?
もしかしたらこういう可能性はないだろうか?

ここから深掘りしていきます。

この医療機関をご案内していいのだろうか?
この求人で希望の何%くらい叶うのだろうか?
先方の院長や上司との相性はどうだろうか?
条件面での交渉を有利に進めるためにはどうすればいいのだろうか?
入職時だけなく数年後を見越したキャリアが見込めるだろうか?

弊社の社員はこのようなプロセスを踏んで
なおかつ個人にノルマもKPIもなく、
チームで動きますので
いつも社内ではディスカッションが盛んです。

ねえね、〇〇先生なんだけど
この病院も確かに候補になりそうだけど
こっちの病院がここの条件を飲んでくれたら
さらに良くない?みたいな感じですね。

また医療機関とやり取りをする際にも
おそらく事務長さんは
な・なんだこの会社は?
ここまでヒアリングするのか?
そんなことまで聞くのか?と
思っていることでしょう。

弊社のスタンダードは
同業他社とはまったく異質なのです。

だって「職人コンサルタント」ですから。
どこまでもこだわりますよ。
1㎜単位でこだわり抜きます。

 

・潰れないコンサル会社

最近はコンサルタント会社の倒産が増えているそうです。
過去最高とも言われているようですよ。

コンサル会社の1社である弊社から見ても
コンサルタントの1人である私から見ても
まあ、そうだろうな…と思うところがあります。

だって偽物コンサルなんですもの。
問題解決を本気でしようと思っていません。

ただ儲けたいだけ。
そんなコンサル会社が永続的であるわけがありません。

ぶっちゃけ「仲介」に付加価値がないのですね。

右から左に流すことに
コンサルタントとして存在価値があるでしょうか?

本物のコンサルタントなら
クライアントの儲けやメリットや利益を優先します。

自分たちを優先しようとするコンサルなんて
偽物どころか、私には罪悪と感じます。

だってあえて悪い言葉を使いますけど
コンサルなんて口八丁手八丁ではないですか。

でもそういう人が信頼を勝ち得ることはありません。

騙しのテクニックは持っていても
ビジネスとしての根幹や
人として真っ当か?と問われた時にこそ
本領を発揮するのが本物のコンサルタントです。

これをどう見極めるか?

たぶんですね、話しをしていて、
コンサルタントの矜持というか
この仕事に誇りを持っているか?

もうここに尽きると思うのですね。

それよりも決めたいとか、騙そうとしてるとか、
儲けようとしているとか、
少しでもそんな素振りが見えたら
その人とは離れたほうがいいと思います。

かなり詐欺に近いです。
私利私欲のコンサルなんて不要です。

私の知る限りですけど
まともなコンサルタントなら
儲けたいとか、そんな話は一切しません。

ただただ自分の知る限りの
知識やノウハウが
世のため人のためになることが楽しくて
コンサルタントという仕事に
やりがいがあって毎日が充実している。

こういう人がベストです。

カネ?
そんなもんはクライアントが喜んでくれれば
後から付いてくる。

こんな考えの人が最適です。

そしてこういう人が集まっている
コンサルタント会社はそうそう潰れません。

ただしひとつだけ条件があります。
社長です。

社長がバカな会社は潰れる可能性が大です。

これは一般的によく言われることですが、
会社を潰すバカ社長は
「異性」、「酒」、「ギャンブル」に飲めり込む傾向が
すこぶる強いです。

社長の氏名で検索を掛ければ
SNSなどが出てくるかもしれません。

それでキラキラ系の人であったり
毎日のように遊びまくっているのであれば
その会社は危ないと思ったほうがいいですよ。

本物のコンサルタントなら
ぶっちゃけ遊んでいる暇などありません。

だって次から次へと
ご依頼をいただいてしまうのですから。

たまにはプライベートであったり
リフレッシュすることもあるでしょうけど
原則的に「仕事」と「学び」と「哲学」が
大半ではないかと思います。

優秀な社員だって
バカ社長の下では長く働きません。

騙しのコンサルタントの被害に合わないためには
社長が日常的に何を考え
どんな行動をしているのかは
要チェックポイントです。

その上で社員個々の実力ですね。

潰れるコンサル会社は社長がバカです。
潰れないコンサル会社は社長が仕事が大好きです。

いや仕事をしている感覚すらないかもしれません。

生きることが仕事になっているとか
ただ活動しているだけなのに人が喜んでくれるとか。

私はこの領域こそが
「職人コンサルタント」であると考えています。

 

・手作りこそがオーダーメードです

なぜか紹介会社って
「オーダーメード」という言葉が大好きです。

でもその実態は
どこがオーダーメードやねんというレベルの
ヒドイ状況であるのがほとんどです。

医師の皆さんのご希望条件をシステムに入力して
医療機関からいただいた求人情報をシステムに入力して
ポチッとクリックすると
システムが選んだ求人がズラズラと出てきて
これまたポチっとクリックすると
医師への提案文章が自動的にでき上がり
システムが選んだ求人をメールで自動的に案内する。

これのどこがオーダーメードなんだ?ということです。

だけど宣伝広告ではきれい事ばかり言って
あなた1人のためにオーダーメードな支援をしますって
世間一般的に、それは虚偽と言いますよね。

しかし感覚が麻痺しているのか
そこに疑問を感じる人は圧倒的少数派です。

人材紹介会社というのは
非常に属人的かつ働き方も旧態依然としています。

その上でノルマとKPIで雁字搦めにされて
私には意味不明と思われるマネジメントをされるのですから
これじゃ長続きしませんね。

こんな状態でオーダーメードな支援なんて
そりゃマーケティング側の犬の遠吠えですよ。

事業の本質から遠ざかるばかりです。

本物のオーダーメードとは
大変に時間が掛かるものですし、
手間暇もたっぷり掛けねばなりません。

その上で営業方針や
個人のスキルやセンスが問われますので
そんなに簡単にできるものではないのですね。

人寄せパンダのように
当社はオーダーメードの転職支援をしますと言ったって
マッチングしかできない人が
すぐに切り替えられるものではありません。

このあたりが現場を知らない経営者の欠点であり
そういう経営者に従うしかないマネージャー層の弱点であり
現場で奮闘する社員たちが疲弊する要因でもあります。

できないことをやれと言ったって
100%確実にできないのですよ。

本当のオーダーメードをするのならば
経営サイドから変革しなければならないのです。

変わるべきは社員ではなく
経営者であり管理職であり、
方針や仕組みや業務の手順を変えるべきなのです。

幸いにして私自身の場合は
この人材紹介業界で20年以上続けており
38才の時に前の会社で社長に就任しました。

今思えば若輩者ですし
決して上手くできたとは思えませんが
少なくとも今に繋がる経験にはなりました。

現場のイチ営業マンから
支社長や執行役員、取締役と
様々なポジションから
人材紹介事業を見ることができた上での社長でしたので、
こうしたい、ああしたいという思いが強く
当時はそれを形にすることができなかったのですが
2度めの社長となった現在では
もう最初の事業設計から経営理念から
私の現場の経験を踏まえて
徹底的に熟慮して決めたのです。

ですから社員が疲弊する
ノルマやKPIの廃止であったり、
本物のオーダーメード型の追求であったり、
求人に主導権を握られないとか
ポータルサイトやスカウトサイトを利用しないなど
骨格となる経営方針は
私が現場で嫌だなと思うことを
すべて外して考えに考え抜きました。

どうすれば実現可能なのか?と。

同業他社さんなどを見ると
社長や取締役以上は現場を知らないケースが
わりと多いです。

だから現場とかけ離れた
経営方針を掲げていることが多いのですが、
弊社の場合は私の現場目線が
すべての元になっていますので
求人側、求職者側、そして弊社が
それぞれwin-win-winの関係となっています。

そうでないと
「正直コンサルタント」になれないし
「職人コンサルタント」ができないのです。

こういったプロセスがあってこその
オーダーメード型転職支援の実現であると
私は考えていますので
常に構図、構造を考え続けて
必要があれば一瞬にして変革しますし、
個々の意見にも耳を傾けながら
仕組みの見直しをいつもし続けています。

それこそが弊社のような中小零細企業が
生き残り続ける秘訣であると思いますし、
痛快なのは
大手の転職エージェントと競合した時に
うちはほとんど負けないことです。

量より質。

そういうことだと思いますし
やはり企業というのは
他社との差別化ポイントが重要ですし、
自社ならではのストロングポイントが
必要不可欠なのだろうなと思います。

弊社はこれからもエッジを立てて
他にはない希少価値を示し続けてまいります。

 

<参考>
今ある求人をポンと医師に出す。
こんなのオーダーメード型転職支援とは言わないのだ!

 

 

*まとめ

今回はコンサルタントの存在価値とは何か?というところから
私の個人的な妄想に近い思いとして
「正直コンサルタント」と
「職人コンサルタント」という
2つの考え方を披露しました。

別にこれが正しいなんて思ってません。
いや何が正しいのかは私自身もずっと問い続けています。

もっといいものが思い浮かべば
さっと変えますし、
足し算したり、引き算したり、
掛け算したり、割り算したり、
突然変異をしてみたり
環境適応とか、それこそビッグバンとか
まあ、変にこれで良しと決めつけることなく、
常にブラッシュアップしながら
より良い方向に進んでいきたいです。

まあ社長自身が
正直だの、職人だの、
そんなことを言う素っ頓狂な会社は
あんまりないとは思いますけど、
やはりコンサルタントとは何ぞや?と問われた時に
表面上をなぞるようなことを言うのではなく、
現場をよく知るからこそできる
本質的な部分を言語化できる
そんな社長であり続けたいとも考えています。

それでは、また…。

 

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