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転職を考え始めた際に、ぜひ目を通してほしいキャリアブログです!

2026年7月29日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

私が若いときは、
まだ転職は特別なものであり、
誰もがするものではありませんでした。

ごく一部のちょっと変わった人だけがする
レアケースのようなものだったのです。

それが年々と転職は普通のものになり、
誰もがすると言っても過言ではない
一般的なものになったのですね。

私が初めて転職をしたのは、
27歳のときでした。

新卒で入った会社を4年半在籍して、
次の会社は7年半在籍し、
その次の会社も7年在籍しました。

結果的に4回の転職をして、
今に至ります。

とはいえ、この4回の転職とは別に、
親会社に出向したり、
会社が吸収合併されたり、
事業が譲渡されたり、
さまざまな経験をすることになりました。

在籍した会社は計8社です。

3社目以降はずっと転職エージェント業界におりますので、
ようやく落ち着いた感じです。

これらのいろんな経験が、
いまの私の血となり肉となっています。

転職について語らせたら、
ちょっとうるさい存在です(笑)。

 

本日のブログのタイトルは、
【 転職を考え始めた際に、
ぜひ目を通してほしいキャリアブログです! 】

といたしました。

 

<目次>
1.転職は手段であって目的ではありません
・本当に転職する必要はありますか?
・転職して、どうなりたいのですか?
2.転職を成功させるために必要なのは「キャリア」です
・キャリアの棚卸はできていますか?
・キャリアをどう伸ばしたいのですか?
*まとめ

 

 

1.転職は手段であって目的ではありません

転職エージェント業界に来てから、
もう23年が経ちます。

今まで転職のお手伝いをした方は
余裕で3000人は超えていると思います。

キャリア相談だけの方も含めれば、
5000人は優に超えていることでしょう。

そのなかで思うのは、
転職は別にしなくていいものです。

しないで済むならしなくていいんです。

まずはそれが大前提ですが、
これだけ変化の早い時代ですから
しなければならないときが来たりもします。

そしてすべきときというのもあるのです。

私がおすすめするのは、
転職を目的にしないことです。

あくまでも手段であって、
目的は別に設定すべきです。

この目的を果たすために
転職を検討するのが「最善」と言えるのです。

 

・本当に転職する必要はありますか?

まず絶対に転職を考えたほうがいいケースが
二つだけあります。

行き過ぎた過重労働が続き、
心身の疲弊があまりにも大きいときと、
ハラスメントが常態化しているケースです。

この場合は、
できるだけ早めに転職を考えたほうがいいです。

でも、そんなことを言うと
医療機関の場合は当てはまることが多いかもしれず、
特に大学病院や、自治体病院では、
過重労働はわりと普通になっていたりします。

ここで問題となるのは、
キャリアが手に入っているのか?です。

いつも言うように、
キャリアとは「スキル」と「経験」です。

ハードに働いているけど、
幸い心身に異常はきたしていないし、
貴重な「スキル」は手に入れているし、
とてもよい「経験」を積んでいる。

このようなケースの場合は、
そんなに焦って転職する必要はありません。

ただ、このままだと倒れる…みたいなときは
真剣に考えたほうがいいです。

では、過重労働とハラスメント以外で、
転職を考えたほうがいいのは
どんなときでしょうか?

私の経験上で、特に多いのは、
「ここでやることはもうない」という
「やり切った感」が出たときです。

要は、スキルも経験も
ここでは積めることがなくなった状態ですね。

もちろん、
そのまま惰性的に続けたっていいと思います。

医師の仕事は、それだけの価値がありますから、
わざわざ職場を変える必要があるとは言えません。

ここで重要なのは、
転職をする「目的」です。

実現したい何かが見つかったとき。

キャリアアップしたいとか、
報酬を増やしたいとか、
転居をする必要が出てきたとか、
このような明確な「目的」が出てきたとき。

こんなときは、
すでに何か悶々とした状態だったり、
モチベーションが下がってしまったりしがちです。

逆に言うと、
「目的」が明確でない場合は、
転職に対して慎重になったほうがいいです。

求人サイトや、転職エージェントは、
やたらと転職をすれば「バラ色の世界」が
待ち受けているかのような宣伝広告をしますが、
これは「嘘」です。

ごく一部の成功例を打ち出していますが、
成功する人は「目的」が明確な人なのです。

 

・転職して、どうなりたいのですか?

転職はあくまでも手段です。
実現したい「目的」のためにするものです。

ここを見間違えてしまうと、
転職が「目的化」してしまいます。

その結果、転職を失敗するケースは少なくありません。

だってゴールが転職になっていますから、
そこで何をしたいのか、どうなりたいのか、
この肝心要のところを見失っているのですね。

よほど運が良ければ、
いい職場と出会えることもありますけど、
おそらく目的なき転職では
相当のレアケースと言わざるを得ないでしょう。

ちょっとしたことで嫌になってしまって、
また転職を繰り返すということになりかねません。

別に「石の上にも三年」とは言いませんけど、
本気でやりたいものがあるならば
三年どころか、五年でも、十年でも
普通に在籍できると思うんです。

やりたいことが不明瞭だから、
三年ですら長いと思ってしまうのですね。

転職をして、どうなりたいのか。

自分なりにでも理想像が見えていないと
年収や、通勤時間や、当直・オンコールの有無や、
いわゆる外形的な基準に翻弄されかねません。

それもひとつの職業人生とも言えますけど、
ジョブホッパーのように職を転々とした人は、
年齢を重ねるごとに厳しい評価をされがちです。

次から次へと若い世代が出てくるのですから、
プロフィールを見て、
「どうせすぐに辞めてしまうだろう」と
思われてしまうのは、非常に痛いです。

大事なのは「キャリア」です。

過去を棚卸して、現状を分析し、
未来をつくるための中長期的なプランを確立する。

何がしたいの?どうなりたいの?と
自分と何度も対話をして、
こうなりたい、これもいいかもしれないと
自発的に自分のキャリア形成を意識していく。

今の職場でそれは可能か?
無理ならどこなら実現できるのか?

転職はこの先で検討すべきです。

そこまで考えても、
必ずなりたい自分になれるわけではありません。

ですが、非常に面白いのは、
キャリアへの意識が高い人は
必ず「なるようになる」のです。

思ったようにはならなくても、
「何者かになっていく」のです。

これが実はとてつもなく大きくて、
例えば「天職」とは何かという議論にも通じます。

最初から天職を目指して動いても、
そう簡単に出会えるものではありません。

天職は、最初は嫌々始めたり、
他にする人がいないからしょうがなくやっていたり、
こういう先にあるものなのです。

やっているうちに楽しくなってきて、
もう少しこうすればいいんじゃないかと
知恵を働かせて、工夫をし始めて、
すると結果がうまく出てしまって…。

ああ、この仕事が自分の天職だったんだと
後々気づくものなのです。

まずは「やってみる」のが出発点です。

これはキャリアも同様です。

もちろん理想を追い求めることは
決して悪いことではありません。

理想に向かって
あれこれしているうちに、
当初思い描いていたものとは違うけど、
何だか自分に合うことに気づいた。

こういうものではないでしょうか。

だから、まずは朧気ながらでもいいから、
ここに向かって「進んでみよう」が大事なのです。

そのプロセス段階で、
さまざまな経験を積むことで、
思いもしなかった理想が生まれてくるのです。

キャリアや人生に「正解」はありません。

ただ、結果的にこれが正解かもしれないという
そういうものがいつの間にか手に入っているものなのです。

 

 

<参考>
転職活動を始める前に自分の市場価値を知っておきましょう!

 

 

2.転職を成功させるために必要なのは「キャリア」です

数年前までは、
医師の転職マーケットは
圧倒的な「売り手市場」でした。

求職者である医師にとっては
すこぶる有利な状態です。

希望の条件や待遇が叶うことは多く、
求人はいくらでもありました。

常勤医師も、定期非常勤も、スポットも、
とにかく医師不足だったのです。

しかし新型コロナ以降は、
かなり状況は変わったと言わざるを得ません。

求人数は減りました。
条件や待遇も段々と悪くなりました。

それでも引く手あまたの安泰な医師もいれば、
転職活動やアルバイト探しに苦戦する医師もいます。

良くも悪くもですが、
医師の転職マーケットでも二極化が進んでしまった。

こう言わざるを得ないかもしれません。

ではこの二極化の「分岐点」は何か?
私はこれが「キャリア」であると考えています。

 

・キャリアの棚卸はできていますか?

何度でも繰り返しますが、
私はキャリアを「スキル」と「経験」であると
自分なりに定義しています。

スキルとは、
あなたは「何ができますか」への回答です。

経験とは、
それを「どの程度できますか」への回答です。

私たちの人生は、
過去、現在、未来という時間軸に沿って、
死ぬまで綿々と続いていきますね。

過去の努力の質や量が
いまの結果につながっています。

今の頑張りが未来をつくります。

だから今のキャリアに誇るものがなくても、
心配する必要はありません。

今次第で何とでもなります。

心配すべきなのは、
向上心を失って、何とかなるだろうと
投げやりになってしまうことです。

キャリアの世界では、
「何とかなるは何とかならない」ことが多いです。

確かにキャリアの8割は偶発的に決まるという
「計画的偶発性理論」と言われる理屈はあります。

しかし、これはキャリアのほとんどは偶然だから、
何もしなくていいということではなく、
キャリアは偶発的な出来事で決まることが多いけれど、
日々の行動や向き合い方を変えて、
「機会」を呼びこむことが大事であるということです。

この機会を引き寄せるのは、
日頃からのキャリアに対する意識です。

別に特別なことは何もないんです。

ただ、現状のキャリアを冷静に分析して、
客観的に把握する。

それを今後どうしたいのか?
どう実現していくのかのキャリアプランを持つ。

たったこれだけです。

キャリアの現状分析は
よく「棚卸」に例えられます。

棚卸とはひと言で申し上げますと、
企業が保有する在庫や資産の数量・状態を確認し、
帳簿と照合して正確な管理や評価を行う作業のことです。

ポイントは二つです。

今、どれだけあるのか。
それを帳簿という書面に表すこと。

これをキャリアに置き換えますと、
今の自分は何ができるのか。
それをキャリアシートに書くこと。

このキャリアシートというのは、
職務経歴書でも構いませんし、
独自につくったプロフィールシートでもOKです。

まずはキャリアの棚卸をしましょう。

その結果、意外と自分には
さまざまなスキルや経験があることに気づいたり、
逆にダメな自分を突き付けられたりしますが、
それでいいのです。

大事なのは、これからどうなっていくかです。
この気づきをどう発展させるのかが問われるのです。

 

 

・キャリアをどう伸ばしたいのですか?

現状の自分はあくまでも出発点です。
どこにでもあるスタートラインと考えましょう。

人と比べる必要などありませんし、
どんなに不満があったとしても、
それはそれで素直に受け止めるのがいいですよ。

大事なのはこれからです。

キャリアの語源は「轍」であると言われます。
自分が通ってきた道の跡ですね。

これはもう変えようがありません。

他の道を行っておけばよかったとか、
もっと慎重に選べばよかったと思うのは普通です。

でもそれはすべて過去です。
過去は変えられません。

しかし未来は変えることができるのです。

どう変えましょうか。
何を変えましょうか。

このように切り替えて発想を転換するのがいいです。
ここからがキャリアプランです。

人生に100点満点などありません。

50点で十分と思う人もいれば、
100点どころか10000点が必要な人もいます。

人それぞれの生き方であり、
キャリアでいいのです。

どんな医師になりたいか。
何ができる医師になるべきなのか。

答えはどこにもありません。
強いて言うなら自分の内側だけなのです。

おぼろげながらでも、
自分の進むべき道が見えてきた。

このプロセスを経た上での転職活動が望ましいです。
そうしないと外形的な条件や待遇に翻弄されます。

どこに向かうのかが見えないままで
スタートを切るのは難易度が高すぎます。

まずあそこまで行ってみよう。

それがあってこそ、
今の職場にいていいのか、
それとも他の職場に移るべきなのか。

実現するためにどうすべきかを考えます。

転職はあくまでも手段です。
目的を果たすために手段を実行するのです。

自分のキャリアをどう伸ばすか?

この目的を果たすために
転職が必要と思えばすればいいし、
今ここでも目的が果たせるなら
わざわざ転職をする必要はありません。

すぐにでも転職をすべきなのは、
自分の心身が限界を迎えているときと、
ハラスメントが常態化しているケースのときです。

あとは「キャリア設計」を持って、
必要があればするという判断軸を持つといいですね。

 

 

<参考>
キャリアは人生の一部だ!医師の生き方戦略とは?

 

*まとめ

転職は、
人生やキャリアを良くするための「手段」であって、
それ自体が目的ではありません。

だからこそ、
まずは自分のキャリアを棚卸しして、
何ができるのか、
どんな経験を積んできたのか、
これからどうなりたいのかを
「整理」することが大切です。

心身が限界を迎えている場合や、
ハラスメントが常態化している場合は
早めに環境を変えるべきですが、
そうでなければ焦る必要はありません。

求人や条件に振り回される前に、
自分の目的を明確にすること。

転職するかどうかは、
その先で判断すればいいのです。

自分の未来をつくるために、
まずはキャリアと向き合う時間を持ちましょう。

それでは、また…。

 

 

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