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信頼を失い紹介料金が下がる一方の看護師紹介会社の悲しきスパイラル…。

 

おはようございます。

 

医師の転職マーケットを健全化していきたい

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

別に隠す必要もないので、

率直に申し上げてしまいますが

紹介会社のフィーというのは

だいたい相場が決まっています。

 

ビジネスパーソンを企業に紹介する会社は

だいたい年収の30~35%が多く、時々25%とか、

なかには40%というのも見受けられます。

 

これは紹介する人材の希少価値によって

多少の前後がある訳で、おそらく平均を取れば

30%前後かと思います。

 

一方で我々医療業界においては、

医師はだいたい年収の20%です。

スポットや非常勤の場合は25%のケースも

ありますが、ほぼほぼ20%のところが多いかと

思います。

 

ちなみに看護師に関してもひと昔前までは

20%というところが多かったです。

私どもは医師も看護師も

同じ20%を原則としていますが、

どうやら看護師の採用に関しては

ダンピングの嵐が吹いているようです。

 

最近は10%とか、15%を

ご希望される医療機関も増えているのですが

果たしてこれはいかがなものなのでしょうか?

 

前述したように

ビジネスパーソンの紹介料率は30%前後です。

看護師は10%とか、15%が適切なのでしょうか?

ビジネスマンと比較して

この紹介料率が相応しいのでしょうか?

 

私にはそうは思えません。

本来であれば

国家資格でもある看護師免許を持つ方々に

適した紹介料率はビジネスパーソンと

同レベルか、それ以上でも良いと思います。

 

医師の場合はそもそもの年収水準が高いために、

ビジネスパーソンと同レベルの紹介料率では

あまりにも高額になってしまう為に致し方ない

面はあるのですが、看護師の年収水準を考慮すれば

ビジネスパーソンとかけ離れた料率はおかしい

と思います。

 

なぜこうなってしまうのか?

理由はいくつかあると思うのですが、

 

 

① 紹介会社の質が低過ぎて、定着率に問題がある。

 

② 紹介会社のサービスレベルが低過ぎて、

看護師の採用計画が成り立たない。

 

③ 悪質な紹介会社の存在によって

求職者である看護師が翻弄されており

正しいキャリアが積めていない。

 

 

どれも似たようなものではありますが、

要は看護師の紹介会社は今までロクな事を

してきておらず、医療機関側の信頼を失っている

から紹介料率を下げないと採用したくないと

医療機関に思われているという事なのですね。

 

信頼がないから料金は安くなる。

安くなるからさらにサービスは悪くなり、

さらに信頼を失い料金はなお安くなる。

完全に負のスパイラルに突入しております。

 

もちろん医療機関側にも問題がない訳では

ありませんし、そもそも看護師の働き方は

どうなのか?

夜勤をはじめとして、プレッシャーの強い職務内容、

人員配置が薄く業務量が多い、過重労働や休みでも

心まで休めない、いつまでも勉強が必要である、

結婚や出産の時期を逃しやすい、

いろいろ理由はあると思います。

 

また看護師自身も、

看護師という仕事に思い入れが薄かったり、

看護師自体を辞めてしまう人が少なくなかったり、

プレッシャーの少ない仕事に人気があったり、

定着しない要因は実に様々です。

 

しかし多くの看護師たちが、

医療現場の最前線で奮闘しており、

様々な悪条件のもとでも目の前の患者の為に

必死で働いている事を鑑みると、

このままでは

それこそ看護崩壊に近づいてしまうのでは

ないかと危惧してしまいます。

 

そもそもは看護師の紹介会社が、

やれ就職お祝い金などお金で釣ったり、

やれ返金規定を逃れると再転職の誘いを掛けたり、

過度な宣伝広告で看護師をミスリードしてきた

その結果が今に現れているのです。

 

おそらく紹介料率が10%や15%では

紹介会社自身が成り立たなくなると思います。

なかには7%とか、8%なんて話しも聞きますから

こうなると完全に白旗を上げるしかないでしょう。

 

ロクでもない事をしてきた紹介会社が

経営難に陥るのは自業自得ですが、

看護師の採用マーケットに悪影響を及ぼすのは

これはもう許せないのひと言に尽きますね。

 

どんな商売でも安いに越した事はありませんが、

安かろう悪かろうになってしまっては、

その商売は成立しないどころか、

衰退の一途を辿るのは自明の理でしょう。

 

付加価値をつけて高品質のサービスを提供し、

適性なフィーを頂戴しないと

どんな商売だって成り立たないですよ。

 

看護師の紹介業に関しては

もうギリギリではないでしょうか?

 

 

紹介会社の存在価値は、

WEBで幅広く求職者を集めて、

求人を案内してマッチングするだけではありません。

 

ビジネスパーソンの紹介会社なんて

そのレベルで仕事をしているところなど皆無でしょう。

 

紹介業においては医療は後発組だったので

今までは低レベルなサービスで通用してきましたが、

もう限界が近づいてきました。

 

紹介業を行っている人間たちは

一刻も早く気付かないと完全に淘汰されます。

 

そして医療機関に置いて、

採用に携わっている方々も早く新しい流れに気づいて

それに対応しないと採用ができなくなります。

 

低レベルなサービスしか提供していない会社は

低料金低サービスで生き残れないでしょう。

ところがハイレベルなサービスを

提供している会社は高料金高サービスですから、

低料金でないと採用しないなんて言っていたら

それであれば当社の人材は適切なカウンセリングを行い、

有能かつ有用な人材なので他の医療機関に紹介します

と、言われてしまう事でしょう。

 

いずれにしても

看護師の採用マーケットは激震が続きます。

そして私が思うには、医療機関の思うようにも、

看護師の紹介会社が思うようにも行かない

と考えています。

 

それはビジネスパーソンの紹介業の変遷を

見ればよくわかります。

すでに数十年の歴史を経ているここから学ばねば

スパイラルの流れに飲み込まれてしまう

と思ってます。

 

そして医師の紹介業においても

対岸の火事ではありません。

同じような流れは確実にありますから、

これからの医療系紹介業は激変間違いなしです。

 

最終的には、資本の力が勝つか、

真っ当な人材紹介を行っている方が勝つか。

ここの戦いであり、医療機関及び医師、看護師が

いずれを選ぶのか?で勝負は決まります。

 

楽しみではありますが、

私どもは私どもなりの生き残り策を実行します。

 

それでは、また…。

 

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