おはようございます。
医師の転職・開業をキャリアを念頭に置いて
真摯にご相談に乗っている
ジーネット株式会社の小野勝広です。
当ブログでは、
これからの時代は医師といえども
キャリアプランを考えた方が自分を有利にするでしょうと
再三に渡って述べています。
プランニングのあるなしで、
いざという時の反応は大きく異なるでしょうし、
生涯年収なども相当に変わってくると思います。
ではご自身のキャリアを考える際に
どうしたら良いか?ですが、
経営学におけるキャリア論の大御所とも言われる
MITのエドガーシャインさんは、
① 自分は何が得意か?
② 自分はいったいなにをやりたいのか?
③ どのような事をやっている自分なら意味を感じ、
社会に役立っていると実感できるのか?
この3つの問いについて内省することが、
キャリアについて考える基盤を提供すると言っています。
ふむ、確かに良い問いだと思います。
この3つの問いの裏側には、
①は能力、才能について考えさせられ、
②は動機、欲求について、
③は意味、価値について考えさせられます。
こういった自己イメージを明確にする事で、
自身のキャリアプランは明確になりそうです。
そしてもうひとつご紹介します。
キャリアの研究者で米国サフォート大学の
マイケルアーサーさんは、
① 自分ならではの強みはどこにあるのか?
② 自分がある事をしたい時、
それをしたいのはなぜか?
③ 自分はこれまで誰と繋がり、
その関係をどのように活かしてきたか?
この3つの問いかけを自らに課す事が
キャリアの内省には必要だろうと言っています。
これらの問いも裏側には、
①は知識と技能、
②はアイデンティティや信念、モチベーション、
③は対人ネットワーク、
これらを浮き立たせる事で
キャリアを構築する手助けになりますね。
こんな簡単な問いでいいの?
と思われるかもしれませんが、
キャリアってあまり難しく考えない方が、
むしろシンプルに考えた方が良いと
私は考えています。
そしてもうひとつ大事なことは、
キャリアとはあくまでも自分らしさが重要で、
他の人は参考にはなっても
真似などする必要はないという事です。
だからこそ内省…、
自分に向き合う事が大切なんですね。
キャリアプランニングを持っていると
必ずどこかで役立ちますし、
自分を有利にしてくれます。
少しでも参考にして頂けたら幸いです。
キャリアの構築の仕方がわからない方は
専門家を活用した方が良いです。
ただ巷のキャリアカウンセラーとか、
キャリアアドバイザーとか、
キャリアコンサルタントとか、
こういう人は良くないかもしれません。
必要なのは、客観性、ノウハウ、事例です。
これを持ち合わせている人と一緒に考えると
自分の内側にあるものが
段々と形になっていくと思います。
それでは、また…。
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