おはようございます。
医師が本業に専念できるように、
転職や開業をオーダーメードでフルサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。
当ブログは
医師の皆さんがご自身の未来を考える際に
少しでもプラスになればいいなという思いで
5年以上ほぼ毎日更新してきております。
今日ご紹介するのは
同業他社であるメディウェルさんが運営する
医師向けキャリアマガジン『エピロギ』についてです。
http://epilogi.dr-10.com/
えっと…、同業他社の事になると
つい批判的なトーンが強くなってしまう私ですが、
今回はたまたま知人がこのサイトに寄稿していて
興味深かったのでご紹介したいと思った次第です。
よって批判的なトーンは抑えめに…(笑)。
転職エージェントガイドである平田剛士さんが、
医師の転職マーケットと
転職エージェント活用について語ってくれています。
平田さんは人材紹介会社が利用する
システムの開発、運用、販売を長くされてきており、
下手をすると日本一紹介会社に詳しい方かもしれません。
それくらいの経験、知見、人脈、
ネットワークをお持ちの方なんですね。
なのでどんな事を書いているか楽しみに見たのですが…、
そうですね~、とても良く書かれているかとは思いますが、
さすがの平田さんも医療業界に関しては
それほどお詳しくないでしょうからね~。
おそらく耳学問で書かざるを得なかった部分もあり、
私などにはそこがよ~くわかります(笑)。
ましてメディウェルさんの運営するサイトですから、
私のブログのような批判的なトーンでは書けないでしょうし、
あ、でも医師の転職マーケットの部分や、
紹介会社のビジネスモデルに関しては、
さすがにわかりやすく書かれています。
よってこのサイトに関しても、平田さんに関しても、
文句は全くありませんし、批判する部分はありません。
ただ1点…、平田さんが、
転職エージェント活用のメリットという事で、
下記の4つを挙げておられます。
そうですね、確かに本来的には
転職エージェントに依頼する場合には
こういうメリットを享受したくてお願いするんだと思います。
① キャリアの棚卸ができる
実際に転職しなくてもスキルやキャリアについての
棚卸を手伝ってもらえる
② 在職中の転職活動がしやすくなる
就業中も転職エージェントが日程調整等、
求職者の代わりに動いてくれる
③ 公募案件以外にもアプローチできる
自己応募では見つけられない求人案件にアプローチできる
④ 条件交渉を代行できる
代理人として転職エージェントに
雇用条件の交渉をしてもらえる
しかしですね…、
医師の転職支援をしている会社の中で、
ビジネスマンを対象とする紹介会社と同じレベルで
この4つが「できている」会社は多くないと思います。
理由はいくつかあって、
1、コンサルタントの経験不足
初めてエージェント業をするとか、
医療系の紹介会社しか知らないという人が多い。
2、社会人としての経験不足
自分自身に転職経験がない、少ない。
まだ若く、人として、社会人としての経験が浅い。
3、会社、経営者の実力不足
金儲けしか頭にない。
表面上のきれいごとで誤魔化している。
社員の定着率が非常に悪い。
効率至上主義。
医療に対する思いがない。
こんなところでしょうか?
ボロクソ言って申し訳ないですが、
ホントこういう傾向は非常に強く、
医療機関側に話しを聞いても、
ドクターに話しを聞いても、
しょうがなく付き合ってるとハッキリ言いますからね。
そろそろ本物のエージェントにならないと見切られますよ。
医師会や看護協会もかなり怒っているようですしね。
平田さんがおっしゃるエージェントに依頼するメリットを
正真正銘持ち合わせている事を証明しなきゃです…。
ご関心ある方は
下記をクリックして全文ご覧下さい。
第1回 医師の転職マーケットと転職エージェント活用について
組織というのは
突き詰めればトップで決まると思います。
所詮トップの力量以上に
成長する事はないのでしょう。
本当に問われているのは、
トップのビジョンであり、理念であり、
国家や社会への貢献心であり、
正義感であり、倫理観であり、
人として真っ直ぐに歩んでいるかなのでしょうね。
そうでないトップが多い医療系紹介業界ですが、
近い内に淘汰が始まると思います。
いやそうでなければ
医療にとって迷惑な存在になるでしょう。
つまり国民にとって
不必要な存在という事ですね。
それでは、また…。
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