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残業規制100時間…これで規制なの?

 

おはようございます。

 

医師や看護師の労働環境整備も

適時進めなければならないと考える

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

働き方改革。

是非とも進めて頂きたいです。

 

医師や看護師の転職シーンで仕事をしていると

その必要性を強く感じます。

 

電通事件をきっかけにして、

日本社会の中でも、ようやく過労死や

過重労働が問題であることの共通認識が

持たれ始めて、改革の機運が高まりました。

 

その結果…。

残業時間の上限を最大で月60時間、

年720時間までに制限する。

しかし繁忙期の上限特例は100時間未満だそうで…。

 

経団連が強硬に主張するのは理解はできるけど、

大企業の経営者がいかに社員の命よりも利益や

効率を大事にしているのか…がよくわかりますね。

 

そして…連合は何やっとんじゃ…。

まさか妥結するとは思わなかった。

 

まして論点は100時間以下か未満かだった

らしいですからね。

これじゃ存在意義が全くない…。

もう労働組合は社会的な機能を果たして

いないっすね…。

まあ何年も前からこんなだけど…。

 

そもそも労働基準法では

残業時間の上限は45時間に制限されていました。

ただし「 臨時的で、特別な事情がある場合には、

残業時間の上限を超えて働くことができる」と

されており、36協定で労使協定をして労働基準

監督署に届け出ればその協定内の範囲内で

残業や休日労働も許可されているんですよね。

 

現政権内からは画期的で歴史的な大改革だと

発言しているようですが、どこが~?

と言うのが大半の方の思いではないでしょうか?

 

資本家と労働者。

いつまで経っても大きな溝が

存在してしまうのですね…。

非常に残念です。

 

今国会でおそらく法案は成立するのでしょうが、

こうして働き方改革は骨抜きにされてしまうんだな…。

不幸にも過労死に追い込まれてしまった人や

そのご家族たちの無念さたるや…。

 

ちなみに月間20日勤務するとして、

残業が100時間という事は毎日5時間な訳ですね。

18時が定時であれば23時まで…。

食事などをしてから残業するなら終電ですね…。

それから帰宅して、お風呂に入って、

完全に午前様です。

 

医療的に考えてみると、

睡眠時間は心身に直接的な影響を及ぼすと

言われているそうで、脳血管疾患もしくは

心臓疾患との関連性が示されています。

 

「週労働60時間以上、睡眠6時間以上」群の

心筋梗塞のリスクは1.4倍であるのに対し、

「週労働60時間未満、睡眠6時間未満」群では

2.2倍「週労働60時間以上、睡眠6時間未満」

群では4.8倍「11時間超」労働群は「7~10時間」

群に比べ、脳・心臓疾患を発症するリスクが2.7倍

心筋梗塞の男性患者195人と健康な男性331人を

比較した調査では、「11時間超」群の方が

心筋梗塞になるリスクが2.9倍。

 

このようなエビデンスがあるそうです。

 

こりゃ自分を守るのは自分しかいないですな…。

法律も会社も国も守ってくれない。

そう達観して、自分の心身とよく相談しながら

働くしかないですよね。

 

月当たり残業時間が100時間を超えたくらいで

過労死するのは情けない。

会社の業務をこなすというより、

自分が請け負った仕事をプロとして完遂する

という強い意識があれば、残業時間など関係ない。

 

そんな発言をして炎上してしまった方もいましたが、

結局はお偉いさん達の本音はここにある訳です。

 

労働者なんて使い捨てで、組織のコマで、

いつでも変わりがいるもんだ。

そう考えている訳です。

 

別に今回の決定を否定も非難もしませんが

これが社会なんだと冷静かつ客観的に受け止めて、

自分の身は自分で守っていくのが肝要ではないかと

私などはクールに考えてしまうのです。

 

 

ひとつ期待できそうなのが、

まだ詳細はわからないものの

「労働基準法改正により罰則付きの残業時間の

上限規制が初めて設けられる見通しになった。 」

と、<罰則>が付きそうな事です。

 

電通の受けた社会的な制裁は

決して小さなものではなかったと思います。

 

万が一80時間~90時間の残業をしている月に、

過労死してしまう社員が出た企業は

とんでもないバッシングがされ、

この法案を通した政権も同様でしょう。

 

実際にどんな罰則があるのかはこれからですが、

すでに社会的な制裁は当たり前のように

行われる時代でもありますから、

企業側にも自浄作用が働くようにも思います。

 

また逆に考えると真っ当な企業にとっては、

チャンスでもありますね。

 

弊社は独自に残業の上限を30時間と定めています。

通常は10~20時間です。

 

これを厳格に守る事ができる企業は、

優秀な人材を採用するチャンスかもしれません。

 

いつの世も、良い面も、悪い面も、作るのは

人であります。

良い方に人が流れるのも自然です。

 

自分の身は自分で守る。

これを大前提にして、社会を俯瞰的に

見ていかねばなりませんね。

 

それと最後にもうひとつだけ。

産業医。

これからは存在感が増すように思います。

いや増していかねばならないのではないでしょうか?

 

それでは、また…。

 

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