おはようございます。
医師が人材紹介会社を利用する際に
どの会社を選ぶか、どのように依頼するかを
事前に把握して欲しいと願う
ジーネット株式会社の小野勝広です。
技術の進歩は目覚ましいです。
これは現代社会に限った話しではなくて
いつの時代もその時に生きる敏感な方は
感じてきた事なのだと思います。
今の世の中で言うと、
ネット社会の浸透は目を見張るものがありますし、
IOTだとか、AIだとか、
益々の発展、そして便利な世の中は
さらに期待できそうですね…。
しかし私たち現代人が考えるべきなのは、
便利な世の中をいかに作るか?だけではなくて
むしろ真逆の発想なのではないかと考えています。
もちろんIT化の推進を否定するのではなくて、
それに付いてこれない人達に対して
どうケアしていくのかだったり、
その弊害をいかにして低減するのかだったり、
それによって失うものを
どうフォローしていくのかだったりするのではないでしょうか?
例えば今まで対面での診療が
当たり前だった外来診療の場面でも
遠隔診療というムーヴメントが起きつつあります。
対面診療の価値を下げる訳ではありませんし、
むしろ使い方によっては
患者側も利便性は高まり、
医師にとっても効率が高まる
非常に価値ある診療のイチ形態ではないかと思います。
まだまだ課題はあるんでしょうけどね…。
しかし遠隔診療が外来のすべてになる…という時代は、
しばらくは来そうもないですし、
金輪際来ないような気もします。
あくまでも対面診療の補助的な役割を果たし、
対面できない方々に対して
医療の枠内に入れ込むような
ある意味での新たなニーズを
喚起するのではないかと思うのです。
私ども人材紹介業界においても、
求職者との面談を
スカイプなどを利用して行う会社も出始めています。
遠方にお住いの方であったり、
多忙でなかなか時間を作れない方である場合は、
これも有効な一手だとは思います。
しかし転職にしても、開業にしても、
人生の大事な転機の話しですし、
対面してじっくりと話す必要があると
私は考えています。
そうしないとちょっとしたニュアンスの違いとか、
厳密な意思疎通が必要な時に行き違いが生まれたり、
YESと言いながらも
本音では違うと考えている事に気付けなかったり、
様々なミスが生まれる可能性もあると思うのです。
そりゃ大手さんのように、
ただマッチングに最低限必要な希望条件を聞くだけなら
スカイプ面談でも全然問題ないのでしょうが、
私どものようにプランニングから入職後のフォローまで、
しっかりサポートするような企業では
スカイプの面談だけでは正直無理なんですよね…。
遠隔診療の例にもあったように、
初回は対面で、2度め以降はスカイプで…ならあり得ますが、
スカイプ面談だけで済ませるなんて事はあり得ないです。
新たなテクノロジーは使い方次第…。
ただ便利だから効率化してしまえ~ではなく、
対面と、WEB面談を適切に使い分けて
最終的な満足に繋げていかねばならないでしょうね。
私どもは対面を原則としながら、
柔軟に新しい技術も
適時導入していきたいと考えています。
最も許せないのは、
あたかも相手にメリットがあるような事を言いながらも
実は自分たちのメリットしか考えていないような
そういう組織や人々が少なくない事です。
まあ嘘つきって事ですね。
だいたいがどこかで馬脚を露すのですが、
表面上はきれいに取り繕いますからね…。
紹介会社だと、
単に会いに行く時間がもったいないとか、
交通費やお茶代を削減したいとか、
担当者に任せてると先生から不審がられるとか、
そういう本音を隠して、
先生の為にスカイプ面談を推奨していますなんて
平気で言いますからね…。
外来診療だって対面でないと
本物の診察はできないと思います。
あくまでも遠隔診療は
補助的なものだと思うんですね。
WEB面談も同じです。
対面でないと本物の相談はできません。
しかしWEBを
補助的に使うならありだと思います。
弊社は上手く活用してまいります。
対面する為なら
全国各地(常勤のみ)に飛んでまいります。
出張って結構好きなんで(笑)。
それでは、また…。
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