おはようございます。
医師のキャリアを考え抜いた上で
転職と開業の両方をご支援するようになった
ジーネット株式会社の小野勝広です。
どんなキャリアプランを描けばいいのか?
意外と難しいものだと思います。
様々な医療従事者の方のお話しを伺っていると、
本当に自分のやりたい事や、なりたい自分、
望む医療の形を実現したいとか、
どのように社会や地域や国民に貢献したいのかなど
そんな夢を熱く語ったり、
社会に希望を灯すような理想を掲げていたり、
そういう素晴らしい場面に出会う事があります。
まあ夢物語なんですけどね…とか、
実現の可能性は低いんですけどね…とか、
ちょっと理想に走り過ぎてしまってますけどね…とか、
自嘲気味に語られますが、
私はそれでいいと思います。
バラ色のキャリアプランを掲げる。
理想を設定する。
まずはそこからだと思うんです。
むしろ、それが出発点にないと
良いキャリアプランになっていかないように
思うんですね。
実現可能な夢を描く。
決して悪い事ではありませんが、
目標が低いと達成した時の満足度も低いと思いますし、
自らの成長度合いも決して高いとは言えないでしょう。
理想論でも、実現の可能性が低くとも、
叶わぬ夢だとしても、
大きな目標を思い描いて、
それを追い掛け続ける事が大事であり、
仮に途中で挫折しても、大きな目標に向かって
努力した事は無駄になりませんし、
それどころか目標は達成できなくても、
知らず知らずの内に
自分が驚くような成長をしていたり、
技術や知識やノウハウを身に付けていたり、
次のチャレンジに
必要なスキルを手に入れていたりするものです。
それは、やっぱり
大きな目標に向かっていたからですよね。
だから私は思い描くのは「バラ色」でいいと思います。
バラ色の人生を目標にすれば、
仮に途中でいばらの道があったって、
それはそれで良い経験になるでしょうし、
バラ色な未来があると思えば
踏ん張りも効くんだと思うのです。
私たちが子供の時って
今考えると恥ずかしい夢を持っていたと思います。
私は野球をずっとやっていましたから
平気で王さんみたいなホームランバッターになるとか、
堀内のような勝てるピッチャーになりたいなんて事を
恥ずかしげもなく広言していました。
野球以外だって、
総理大臣になりたいとか、
世界中を旅したいとか、
世界を救いたいとか、
まあ今思えば良くこんな事を言えたもんだ…という
夢物語を語っていました。
医師の皆様もブラックジャックのようになりたいとか、
北里柴三郎のようになりたいとか、
尊敬できる両親のような医者になりたいとか、
そんな事を語っていたのではないでしょうか?
バラ色のキャリアプラン。
それは意外と自らがこの職業を選んだ
原点に近いのかもしれませんね…。
だからこそバラ色を思い描く事は
実は相当に重要なのではないかと私は考えています。
大学医局の都合で、
様々な職場を渡り歩かなければならなかった時代は
それまでと比較するとかなり緩やかなものになってきたと思います。
そして人材紹介会社の都合で、
求人ありきの転職をするドクターが増えてきて、
必ずしもそれが良い結果に繋がるとは
限らない事が判明しました。
もう他人の都合で動くのは
終わりにしませんか?
その為に必要なのはキャリアプランです。
キャリアパスでも、キャリアデザインでも、
キャリアビジョンでも言い方は何でもいいですが、
最重要なのは他人の定規ではなく、
自らの思いや志を持って、その為の準備や
計画を元に主導的に動くという事であります。
医局の都合や紹介会社の都合ではなく、
自分の都合で、世の為、人の為に貢献するという
そんなビジョンを描けたら素晴らしいですよね。
私どもは人材紹介会社ではありながら、
旧態依然とした求人ありきの転職支援を良しとせず、
キャリアプランありきの転職支援を行い、
医師にとってのより良い未来をサポートしています。
それでは、また…。
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