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医学部の新設について

おはようございます。

医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

医師を増やさねばならない。
これは喫緊の課題だと思います。

ただ、課題は多いですし、
掛かるコストも膨大でしょう。

弁護士を増やそう!

そういう流れの中で司法試験制度を変え
法科大学院を全国に新設した法曹界。

しかし、合格率にあまりにもな開きがあったり、
その他、様々な問題が噴出し、
今では縮小の方向で動いているようです。

これなどは文部科学省と法務省、裁判所、
弁護士会、大学などの複数のステークホルダーが
自らに良かれと動き、
失敗してしまった事例かと思います。

つまりグランドデザインが描けていなかったのだ…。

いやもっと正確に言うと、
デザインはあったけど実行段階になって
あちこちから横槍が入り、
当初のグランドデザインとは違う制度が
設計されてしまったという事なのでしょう。

医師不足の解消については、
同じ轍を踏まないで頂きたいです。

日本医師会は、
「医学部新設に係る具体的な問題点は
以下の通りである。
特に、地域の医師不足、医療崩壊を
加速させるであろうことを強く危惧する。」
と述べ、
下記のように見解を述べています。

***************************

1、教育確保のため、
医療現場から医師を引き揚げざるを得ず、
地域医療崩壊を加速する。

2、教員が分散し、
医学教育の水準、ひいては、医療の質の低下をまねく。

3、人口減少など社会の変化に対応した
医師養成数の柔軟な見通しを行いにくくなる。

また、医師数増加は、
(1)財源の確保
(2)一貫した教育・研修制度の再構築
(3)医師養成数の継続的な見通し-の下に行われるべきである。

***************************

なるほどですね。
難しいことは私にはわかりませんが、
すでに医師不足が明らかな訳ですから、
医学部を新設し臨床医を引き揚げることは
地域の医療に弊害があると…。

これはわかります。
ただ、2と3はよくわからないなあ。

質の低下ってのは
何か新しいことをしようとした時に
よく言われるけれども、
実際に明らかな質の低下があったのかまでは
あまり検証されていない気がします。

やる前にそうなるだろうと言われても、
どうなんでしょうね。

弁護士についても試験制度を変える中で
質の低下が叫ばれてましたが
果たしてホントに低下してるのかは
よくわかりません。

一部でほらやっぱり質が下がったという声はありますが、
全体としてどうかは検証できていないのではないかと思います。

また、医師養成数の柔軟な見通しってのもどうだろう。
12万人とか20万人も医師が足りないと言われる中で、
養成数を柔軟に見直す必要はないでしょう。

しばらくは増員、増員をしていかねばならないのですからね。
他にも意図があるのかな?

そして、財源の確保の問題。これは切実ですね。

確かにこれありきでないと…というのは
よくわかります。

まあ、医師会を批判するつもりはありませんが、
医師会も医師不足の解消には
反対をしている訳ではないのですから、
増員に繋がるものは財源の当てがあるなら
やってみて良いかと思います。

ただ、やり方の問題は
考えねばならないのでしょうね。

前回の看護師の問題もそうですが、
医師もとにかく増員です。

それをせねば、
さらに様々な問題が出てくると思います。
もう出てるかもしれないですけど…。

まずは量の確保!
それが最優先だと思います。
質の問題はその後でいいのではないでしょうか。

それでは、また。

 

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