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有給休暇が取れない勤務医の実態!?

2017年9月16日by gnetdoctor0

おはようございます。

医師の働き方改革にも後方支援をしていきたい
ジーネット株式会社の小野勝広です。

医師の働き方にもようやくメスが入りそうですが、
医師不足を背景に
遅々として進まない側面もあります。

もう医師が足りない事を
言い訳にはできないと思います。
実際に過労死なども起きているのですから…。

完璧な労働環境にはできなくとも、
まずはできる所から
手を付けるべきではないかと思うのです。

よって本日のブログのタイトルは、
『 有給休暇が取れない勤務医の実態!? 』にしました。

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勤務医は有給休暇を取れていない?

先日、勤務医の有給休暇の取得状況が
どうなっているかの記事を読みました。
勤務医の4割が有給休暇を「ほとんど取れていない」

医師10万人以上が参加する
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営する
メドピアさんが会員の医師に
アンケートを取って記事にしたようです。

さすがメドピアさんの目の付け所は良いですね~。

その結論として、
勤務医の4割が有給休暇をほとんど取れていない!と
まとめられたのですが、
正直、私は4割って微妙だな…。

逆に言うと
6割の先生方は有給休暇が取れているって事?
ん~、私の実感とは異なるな…と思って
当記事を読み込んでみました。

「有給休暇はどのくらい取れているか?」の質問に対し、
3370人の勤務医が回答したのだそうです。

その結果は、

1、ほとんど取れていない   39.6%
2、2~3割程度は取れている 16.5%
3、1割程度は取れている    14.4%
4、5割程度は取れている    9.5%
5、有給はない        9.5%
6、ほとんど消化している   6.8%
7、7割程度は取れている    3.8%

ふむ…なるほど。

「忙し過ぎて取れない」とか、
「人が少なく代理を頼むのが難しい」とか、
「学会以外は休めない」などの
有休取れない派のコメントがある一方で、
「学会と夏休みに使っている」とか、
「子供の病気やイベントの時に取っている」とか、
「当直明けに取っている」とか、
「半日とか数時間ずつ取っている」などの
有休取れる派のコメントもあり、
ちょっと意外な感もありました。

しかし「夏休みを有休扱いにして消化」とか、
「事務方から言われて学会や会議への参加を有休にしている」などの
それはどうなんかね~というコメントもありました。

しかし1割未満ではありますが、
5割消化、ほとんど消化、
7割消化という先生方が存在するのは
かなり救われる思いです。

ま、有休はないという回答と
同レベルのパーセンテージですが…(苦笑)。

ただやっぱり最も多いのが、
「ほとんど取れていない」という点からは
目を逸らしてはいけないと思います。

おそらくひと昔前と比較すれば、
これでも段々と良くなっているのではないかと思うんですね。

この流れは加速させねばなりませんし、
その為には職場環境の整備が
不可欠なのだろうな…と感じます。

労働基準法としての有給休暇

労働基準法では第39条にて、
「 年次有給休暇は雇入れの日から起算して、
6か月間継続勤務し、
その6か月間の全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、
継続または分割した10日の有給休暇を与えなければならない」となっており、
これは嘱託やアルバイト、パート労働者も同じです。

そして
「6ヶ月経過後は、継続勤務年数1年ごとに、
その日数に1日(3年6ヶ月以後に2日)を加算した
有給休暇を与えなければなりません」となっています。

ただし有給休暇の総日数は
20日が法律上の限度であり、
それ以上の日数を付与する事は法律上要しないとなっています。

私自身の経験では、
有給休暇なんて常に満杯に溜まってましたし、
某社では風邪引いて休んでも欠勤にされました(泣)。

当時は今ほど労働者の権利なんて尊重されませんでしたが、
企業においても有給休暇の取得を奨励されるなんて
まだまだごく一部ではないかと思います。

全国一律の制度よりも個別対応できる柔軟な制度の確立を!

これはあくまでも私見ではありますが、
私は有給休暇という制度を遵守させようと思っても
なかなか実現は難しいように思えてならないんです。

立場を経営者サイドに置くとわかりますが、
特に中小企業では
現場では人手不足になっている事が多く、
あげたくてもあげられない…。

休まれると困る…という現実もあるんですよね…。

これはきっと医療機関でも同様でしょう。
中小病院やクリニックではそう簡単ではないと思われます。

よって有給休暇の付与か、
もしくは〇〇、それか△△でも良くて、
場合によっては□□でも可だよ…という
選択肢が必要ではないかと思うのです。

例えば有給休暇を買い取る制度を持っている所もあるように
金銭の提供で報いるという事もあって良いでしょう。

きっと全国各地には働き始めてこのかた、
有休なんて1度として使った事がないという人も
少なくないように思います。

求められているのは、
有給休暇の完全実施というよりは、
有給休暇をはじめとした労働者の意欲向上策とか、
働く環境の整備ではないでしょうか?

きっと有休なんていらないから、
その代わりに〇〇をくれ!という人もいると思うんです。

この〇〇を柔軟に選択できるような
制度設計が必要な気がします。

そうすれば有給休暇を取得できていない勤務医に対しても、
満足できる働き方を提供できるのでないでしょうか?
現状のままで
有給休暇の完全提供なんて無理だと思いますので…。

それでは、また…。

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