ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

自由とは選び取ること

(公開: 2018年07月25日)

 

おはようございます。

 

医師を中長期的にキャリア支援するから

転職、開業、経営を総合的にコンサルティングする

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

自由…。

我が国の社会は自由でしょうか?

私たちの生活は自由でしょうか?

な~んて事を村上龍さんを通して考えてみようと思いました。

 

本日のブログのタイトルは、

自由とは選び取ること 】としました。

 

医師転職ブログ

 

本書をピックアップした理由

『自由とは選び取ること』

村上 龍 青春出版社 を読みました。

 

私が若かりし頃に貪るように読んでいた村上龍さん。

イチ時期は愛読書は?の答えには

龍さんの「愛と幻想のファシズム」を挙げていました。

 

しかもですよ、

村上と言えば「龍派」と「春樹派」で議論になっていて、

(そういう時期もありましたよね…)

断然「龍派」の私は浮気心を見せないようにと

何と村上春樹氏の著書は今だに読んだ事がないのです。

(そろそろいいですかね?読んでも…笑)

 

いいんだか悪いんだかわかりませんが、

これだけ本好きの私としては

相当に龍さんを愛していた…という事なのでしょうね(笑)。

 

さすがに最近は龍さんの著書を読む事も少なくなったのですが、

久しぶりに見つけたのが本書です。

ワクワクしながら読み始めたのでした。

 

目次

序章 “不安”は“自由”であることの代償でもある

第1章 今「生き延びる」のは、決して簡単ではないです

    ー「働くこと」についての選択と自由

第2章 男は、女を巡って憧れと支配欲の間で揺れ動きます

    ー「恋愛・結婚・家族」についての選択と自由

第3章 人生でもっとも恐ろしいのは失敗ではなく後悔です

    ー「お金」についての選択と自由

第4章 不安に耐え、恐怖と闘わなくてはいけないこともある

    ー「これから」についての選択と自由

第5章 人生を賭けるようなものは、探しても見つかりません

    ー「生きること」についての選択と自由

 

感想

読者から集めた人生相談に龍さんが乗るスタイル。

たぶん昔の私だったら大興奮で、

龍さん、やっぱりスゲー!ってな感想を持つのでしょうが、

さすがに50歳を目前に控えるおじさんですから

若い頃とは反応が変わってきました。

 

かなり冷静かつ客観的に龍さんの言葉を受け止めました。

 

と言うか、そもそも論の所で、

残念ながら質問が悪いというか、レベルが低いっす。

この程度の質問は龍さんにするんじゃなくて、

もっと身近なところの方が良くね?と思ってしまいます。

 

年収が低くて生活が苦しいとか、

上司や部下に対しての悩みだとか、

営業で売れないとか、取引先を怒らせたとか、

家族の事、浮気相手の事、彼女の事、

自分の性格の事だったり、

アイドルの事、ネット依存の事などなど。

 

それに対して龍さんは誠実に応えており、

何だか私が龍さんに申し訳なくなってしまいましたが、

出版社よ、もっと考えろよ…。

もっと良い人生相談を集めて来いよ…と

思わず思ってしまいました。

 

ですが龍さんは序章で、

今、普通の大学生、普通のサラリーマン、普通の結婚など、

イメージするのは難しい。

そんな時代に、あえて人生相談をやってみようと思ったのは、

現代の迷いや悩みの方が、

たとえばかつての高度成長時代のものよりも

普遍的で、切実だと思っているからだ…と

述べております。

 

私にはその理由がちょっと見えなかったですし、

何しろ質問内容が低レベルなので、

せっかくの龍さんの答えも今ひとつのように感じました。

 

きっと質問がもっと高度であれば、

龍さんの答えもキレキレだったのではないかと思うと

ちょっと残念です。

 

ただ作家としての村上龍としてみれば、

こういった社会の縮図がそのまま材料になるでしょうし、

龍さんの答えの中にも

何となく楽しんでる感もあったので、

まあこれはこれで良いのでしょうね。

 

実際にうむ…と唸らされる回答もありましたし、

思わずメモするような言葉も散りばめられていました。

 

私も仕事柄人様の相談に乗る事が多いので、

私ならこう答えるかな?

こういう質問にはこういう風に答えるだろうな…と

シミュレーションしながら考えさせられました。

 

本書は2013年に発行されていますが、

あれから5年経ってますが、

あんまり我が国の社会は良くなっていないように感じます。

果たして今後どうなるのか?

 

本書に掲載されているような悩みが

大半だとしたらちょっとこの先不安です…。

 

評価

おススメ度は ★★★☆☆ といたします。

 

私が20代や30代前半の頃だったら、

もうひとつ★を付けたかもしれません。

 

ただ出版社側の問題もあるでしょうし、

とにかく質問が悪い。

人生相談というよりも愚痴に近いんですよね。

 

これでは龍さんの知性や教養が活きない。

 

久しぶりの村上龍さんだったのに、

ちょっと残念だったと言わざるを得ませんね。

 

本書に書かれている質問に対しては、

私なら総じて…

脱出できるか、

このまま堕落するかはあなた次第ですよ。

脱出したきゃ愚痴ってないで勉強しなさい。

血の滲むような努力をしなさい。

それが嫌なら堕落する中で何とか生きなさい。

 

こういう厳しい事を言いそうです。

 

龍さんはもっと質問者に寄り添った回答をしていますが、

会社員の経験がない方ですし、

作家ひと筋の方な訳ですから、

そもそも生活密着型の人生相談には

不向きな方なのかもしれません。

 

あーあ、何だか龍さん、もったいないなあと

つくづく思ってしまいました。

 

それでは、また…。

 

 

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