ジーネット株式会社コンサルタント ブログ

たった10分の面接で何がわかるんだ!?

(公開: 2018年11月27日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

転職、開業、経営領域でトータルサポートし続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

私自身、自分の転職でも面接はかれこれ

10~20回は受けていると思います。

 

そして転職支援を生業としてからは

面接の同席は1000回以上はしているでしょう。

いやもっと多いかもしれません。

 

普通、面接って緊張しますよね?

でも私にとっては日常なんです(苦笑)。

 

本日のブログのタイトルは、

【 たった10分の面接で何がわかるんだ!? 】といたしました。

 

医療機関面接対策

 

人ありきの職場である医療機関…。

医療は労働集約型産業であります。

医療現場には医師をはじめとして、

看護師、薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士、

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、

管理栄養士などの医療従事者に加えて、

事務長以下、医事課など事務スタッフがおり、

他にも清掃スタッフ、給食スタッフなど

実に多種多様な方々が働いていますね。

 

医療機関によっては

もっと多くの職種の方々がいらっしゃる事でしょう。

 

そういった多くの方々が協力して

患者に医療を提供している訳です。

 

本当に人ありきの職場だなと感じます。

 

土地建物など施設は前提としても、

医療機器、各種什器、医薬品など

いわゆる「物」ってのは決して多くないと思うんですね。

 

ここまで極端な労働集約型の産業は

そう多くないと思われます。

(ちなみに紹介会社というのも労働集約型の産業です)

 

私思いますに、

だったらもっと人を大切にしなきゃいけないと思うんです。

この点に関しては言いたい事がいっぱいあります。

 

10分の面接で済ます非常識!

まず医療機関の採用面接ですが、

非常に雑なケースが散見されます。

 

採用面接が10分程度で終わってしまう…。

 

おそらく医療従事者の皆さんや、

医療機関の採用に関わる方々は

違和感をほとんど持っていないように思います。

これが文化や伝統になっていますからね。

 

しかしこれ、

外部から見たらとんでもない事なんですよ。

あり得ないし、あっちゃいけない。

 

私が医療業界の端くれで仕事をするようになり、

メチャクチャ驚いたのは面接時間の短さでした。

 

医師や看護師といった

医療機関の中核で働く方々、

医療機関の収益の源となる患者さんと実際に接し、

その後のリピート客になるか、

離れていってしまうか、

それこそ医療機関の経営においても

最も重要となる方々に対しての面接が10分…。

 

これで何を判断するのでしょうか?

ハッキリ言ってしまうと

売り手市場で人員不足だから

余程の事がない限りは採用をするつもりで

おざなりな面接をしていたって事なんだと思います。

 

最近はさすがにここまでのケースは

徐々に少なくなってきているでしょうが、

数年前まではごく普通に10分面接が行われていましたし、

今だにこのようなケースは少なくありません。

 

もう条件と待遇だけの面接なんですよね。

お互いのビジョンのすり合わせとか、

その人ならではの働き方とか、ポジションとか、

もっと理解度を双方高めていかないと

定着率は低いままだと思うのです。

 

それを紹介会社の責任にしても

さすがに違うんじゃね?と思いますが、

まあ紹介会社には別で大きな責任があって

定着率低下の要因になっているのは間違いありませんから

確実に責任の一端はあるんですけどね…。

 

企業の面接では、

厳しい書類選考があり、

1次面接、2次面接、最終面接など

複数回の面接を終えて

その上で最後にオファー面談があったりするのです。

 

まあどこもこんな丁寧な面接をする訳じゃないし、

企業にも10分面接はある話しですが、

「人」に対しての意識は企業の方が高いです。

残念ながら…。

 

人ありきの医療機関だからこそ、

労働集約型産業の医療業界だからこそ、

私は医療人をもっと丁寧に扱おうと

声を大にして言いたいのです。

 

人事部を作ろう!

医療機関で人事部を持っている所は非常に少ないです。

最近は医師招聘部など、

医師の採用に関しては独立した組織を作るようになってますが、

看護師は看護部長が採用担当だったり、

事務長が忙しい中で採用に関わっていたり、

医師・看護師以外は、

若手職員が窓口になっていたり…。

 

もっと採用に手間と、人と、予算を掛けた方が

良いのではないかと思います。

 

もっと言えば、

過重労働や過労死の問題。

これも労務管理がなされていない証明であります。

 

さらに言えば、

教育・育成。

看護部などはしっかりしたカリキュラムを組んでいますが、

職員全体に対してのビジョン研修などは

なかなかされていないのではないでしょうか?

(やってる所はかなり力を入れてますけど)

 

経営方針があって、

採用計画があって、

実際の採用活動があって、

採用後の教育・育成があって、

その上で労務管理があり、

はたまた福利厚生や人事制度があって、

収益に繋がり、

次の経営方針に繋がる。

 

こういうサイクルが医療機関にも

必要ではないかと考えます。

 

イチ早く人事部を持って、

適正に運用できる医療機関が現れたら

優秀な人材が集まる医療機関になるのではないかと思うんですよね~。

簡単じゃないのは百も承知ですけど…。

 

キャリアプランを持とう!

経営者の決断になると思います。

大切なのは人事部の存在ではなく、

人事部の機能面であり、

これが機能する事ではじめて

あらゆる領域でプラスの効果が出てくると思うのです。

 

しかし現状では程遠い道であるのも事実。

 

では医療従事者個人個人は

どういう観点で職場を探していくか?

見つけていくか?ですが、

求人ありきの、条件や待遇だけで判断していては

なかなか良い職場とは出会えないように思います。

 

むしろ今の医療機関の採用手法を見極めて、

自分自身が転職ノウハウを身に付ける方が早いと考えます。

 

それが私どもがここ7~8年提唱している

キャリアプランなんですね。

 

人生設計をベースにした

キャリアプランを持って、

自らのキャリアに目的と計画を与えれば

望む職場は自明となってきます。

 

結局、求人主導の転職は

主導権が求人側、つまり医療機関側にあるんです。

しかし医療機関の採用力とは

上記のような現状なんですね。

 

であれば主導権を自らが握り、

自らの望むキャリアプランを実現すべく

主体的に動いた方が良いと思うのです。

 

キャリアプランを構築するのにもコツがありますが、

それを私どもはお伝えしながら

相応しい職場探しのお手伝いをしているのです。

 

何か良い求人ないかなあ?ではなく、

自分が主導権を握って

自らに相応しい職場に手を挙げてもらうような

そんな転職の仕方が増えるように思います。

だからこそのキャリアプランですね。

 

真っ当な職場環境が働き方改革の第1歩!

エクスキューズはいろいろあるでしょうが、

医療現場が適正化する為には

人事部機能を医療機関が持ち、

職場環境を改善していくべきだと考えます。

 

そのプロセスがないと

働き方改革は絵に描いた餅になると思うのですね。

 

企業のやっている事が全ていいとは思いませんけど、

少なくとも参考になる体制を持つ企業もあるのは確かです。

 

私自身は、

医療機関は企業から学ぶ所がある、

企業も医療機関から学ぶ所があると考えてますので、

お互いに学び合って、

現場で働く方々が

少しでも働きやすい環境になる事を願ってます。

 

それでは、また…。

 

 

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