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I先生の転職。

(公開: 2019年01月30日)

ワークライフバランス

 

おはようございます。

 

これ位の時期になりますと、
医師・看護師の転職事情も
段々と落ち着きつつあるなと思っている
ジーネット株式会社の梅澤晃子です。

 

医師の転職事情。

医師や看護師の皆さんと
お目にかかって話していると、
ちょっと思う処がございます。

 

私たちジーネットの社員と会う場合は、

医師の場合、
”何かしら、自分の中で、決めてきている”

何かしらは、
転職とか開業とかになります。

看護師さんの場合、
”とりあえず、会って話してみる。
 話している内に、転職を決意する。”

 

この違いがあります。
これ、なぜなんでしょうか( 一一)??
私が聞きたい位です。

 

一つ考えられるのは、
医師同士で、
現在進行形のお互いの転職活動の話しは
なかなかしにくいものだからではないでしょうか?

 

いくら同期の間であっても、
自分が現在所属している医局や、
常勤先の不平不満は
なかなか云いにくいものです。

 

上記の様な理由から、
医師同士では、
転職についての情報はなかなか入ってこない。

 

そこで、
人材紹介会社にお役がまわってくるワケです。
ここは有難いです(笑)

 

小野も私も、
この医療業界の人材紹介会社に所属して、
10年以上になります。

 

まだまだ。。と思いながら、
仕事をしておりますが、
色々な医師とお目にかかり、
転職活動をお手伝いしてきたので、
また、実例をだして、
医師の転職例をご紹介します。

 

I先生。

求人主導型の会社にいた頃の話になります。

 

沢山の紹介会社が参加しているポータルサイトに
御多聞に漏れず、我が社も参加していました。

 

このポータルサイト、
医師が気になる医師募集案件求人をみて、
紹介会社に登録してくる仕組み。

 

とある求人に問い合わせしてきた
I先生からのメッセージ。

 

”今直ぐに転職とかは考えていませんが、
年齢も年齢なので、ゆくゆくは開業したい。
その前に、雇われ院長として勤務して、
診療以外のことを学びたいと思っており、
情報収集の為、問い合わせしました。”

 

すんごい
正直ベースで書いてくれております(笑)

 

エージェントとしては、
きっと良い先生なんだろうな~、
でも、数字には結びつかないんだろうな~と。

 

すいませんm(__)m。

 

携帯にお電話してみたら、留守電。
留守番電話にメッセージを残した処、メールでご挨拶。

 

情報収集って言ってるから、
返信ないだろうと高を括っていた処、返信あり。

 

I先生の人柄がわかります!(^^)!

 

I先生の経歴。

普通に?
4年生大学を卒業し、就職。

 

”働くってこんな感じなんだな~”
と思った時に、
”そういえば、医師になりたかったんだよね~”
という気持ちを思い出したんですって!!!

 

医学部受験を決意、
編入ではなく、一から受験。 合格!

 

で医師に。

 

私にはわかりかねますが(笑)
とにかく、凄い頭の良い人というのと
真面目な方ということは、
最初の段階で理解しました。

 

I先生、
御自身のキャリアについての自己分析もしっかりされており、
”自分は、他の人より、医師のスタートが遅い。
 最短で専門医を取得し、一人前になる必要がある。”とのこと。

 

初期研修の病院で、ずっと勤務。
最短で専門医をとり、
内科系の臨床に携わっている状態。

 

求人に問い合わせたきっかけ。

・残業も多く、当直も多いので、
 疲弊していること。
・家族との時間を持てないこと。

 

ずっとこのままの調子で働いていては、
自分が疲弊してしまうと思い、
家族との時間をとれる働き方にシフトしたいと思っている。

 

なるほど~。

 

やりとりする内に、I先生の希望がわかりました。

・御自身の専門を活かせること

・御家族との時間を持てること

・年俸はキープしたい

 

何よりも、こんな働き方をしていたら、
仕事も家庭も続かないと思っていること。

 

情報収集のはずが。。。

I先生とのやり取りをしている中で
明確になってきたこと、
ワーク・ライフ・バランスがとれている働き方がしたい!

 

夜間に呼び出しがあったり、
休日が潰れたりする生活が普通と思ってきたが、
そうではない!!

 

家族との時間を持ちたい。
お子様が小さい今は、
今の生活でも良いかもしれないが、
これからを考えると、 成長を真近でみたい!!

 

でてくる、でてくる、I先生の思いが!

 

そんなとき、出会うことになりました。
とあるクリニックの理事長と。

 

理事長には、今すぐではないが、
I先生が、常勤先を探している。
相談に乗って頂けないかと打診。

 

理事長、興味あり!

 

詳細を説明しに、クリニックに伺った処
理事長、もっと興味津々。

 

I先生に連絡。
I先生、奥様も、
クリニックに興味津々。

 

あれれ??
I先生、情報収集だけではなかったけ??

 

とんとん拍子に、
施設見学という名の
顔合わせが決まりました!!

 

この展開に、
私が一番驚いたことは、
皆さんお分かりですよね(笑)

 

一つ一つクリア。

I先生の転職を時系列でみていきますと、
時間が結構かかっております。

 

3月下旬  I先生 ポータルサイト経由で問い合わせ
4月はじめ I先生 今すぐ動くつもりなし
4月中旬  梅澤  理事長のクリニック発見&打診
4月中旬  理事長 興味あり
4月下旬  I先生 興味あり&施設見学希望
6月     施設見学という名の顔合わせ
      → 理事長・I先生ともに好印象
7月・8月   借り上げ住宅などの説明で再度集合
      →I先生、転職時期を明言したが、確定までには至らず。
7月~9月  条件等の確認や、すり合わせ
      →現在の勤務先へ退職の申出 
11月    I先生、理事長の処に入職。

 

I先生は、初期研修から勤務してきた病院を
初めて辞めるワケです。

 

6月の施設見学が終了した段階で、
御家族と話し合いを重ね、
転職もありかも??という方向性がみえる。

 

その段階で、
直属の上司や、周囲には匂わせたそうです。
”もしかしたら、辞めるかも・・・。”

 

慎重に、慎重を重ね、
一つ一つクリアしていくことが、
I先生にとっても、御家族にとっても、
必要な時間でした。

 

そこを急かさず、
I先生からの質問に、
一つ一つ丁寧に答えて下さった
理事長・ クリニックの職員さんたちに、
大感謝です。

 

後日談。

I先生、現在も、
このクリニックで勤務されております。

 

一つだけ変わったのは、役職。
今は院長になっておられます。

 

いつも医師・看護師・医療従事者の方と
お目にかかる際に話しているのは、
”転職は、御自身だけではなく、
 御家族にまで影響を及ぼすもの。”

 

今、ここから脱出したい、
とにかく辞めたい!
という一時的な感情だけで動いて良いモノではありません。

 

将来のこと、
自分のこれからを多少なりとも考えてから、
動き出しても、遅くはありません。

 

良き出会いがあれば、
本当に来て頂きたい医師であれば、
このI先生が転職したクリニックの
理事長、職員さんたちの様に、
待って頂けるのです。

 

I先生の転職を通して、
より一層、その思いを強くしました。

 

まずは、なんかわからないけど、
モヤモヤしている医師・看護師・医療従事者の皆さん。
そんなときは、ジーネット株式会社に御相談頂ければ幸いです(笑)。

 

それでは、また。

 

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