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よく考えて!!なぜ、ミスマッチはおこるのか?

(公開: 2019年02月06日)

 

おはようございます。

 

映画【ボヘミアン・ラプソディー】を観てから
寝ても覚めても、QUEENを聴いている
ジーネット株式会社の梅澤晃子です。

 

我ながら単純だと思いますが、
不思議なのは、聴いていて飽きない(笑)
好きだからこそですね~。

 

さて、今回は、
【よく考えて!!シリーズ】で
いってみたいと思います。

 

なぜ?

 

”ミスマッチ”。

人材紹介業界に所属していると、
この言葉、聞きたくないですが、
医療機関・企業側から聞くことが多い気がします。

 

その際には、必ずと言ってよいほど
「紹介会社から紹介されたけど。。。」
という枕詞がつきます。

 

ここで云っている、ミスマッチは、
求職者(医師・看護師・医療従事者)と
雇用側(医療機関・企業)とのニーズがあわず、
割合と早い時期に
雇用関係に終止符が打たれたことを意味しています。

 

ミスマッチの裏側には、
「離職してしまったよ、
 どうしてくれるんだい!!
 紹介会社!!( `ー´)ノ(怒り)」
という言葉が、入っているワケです。

 

医療機関・企業側にしてみれば、
紹介手数料を払い、やっと確保したのに。。。
という思いも働き、
感情的になるのもよ~くわかります。

 

さて、このミスマッチですが、
なぜおきるのでしょうか?

 

考えられること①。

紹介会社を通している場合:

・医療機関・企業の現状を、求職者に伝えていない。
 求職者の希望を、医療機関・企業にに伝えていない。

 

直接、求職者と医療機関・企業がやり取りする場合:

<医療機関・企業側>
・求職者に対して、気を引く様な条件ばかり提示する。
・自分たちの現状を話さない。

<求職者>
・本当の転職理由を話さない。
・自分のスキル以上の事が出来ると、
 つい言ってしまう。

 

要は、どの立場をみても、
肝心な処を明かしていない。。

 

これ、本当に、求めてます?
働く場所を、働いてくれる人を。

 

考えられること②

大風呂敷を広げない!

これは、
求職者にも言えますし、
医療機関・企業側にもいえます。

 

面接は、お見合いみたいなもの。

 

まあ、そりゃ、
良い面だけ見て貰いたいっていうのが人間ですが、
メッキは剥がれますからね。

 

なので、面接では、
お互いの本音や現状を話すべきなんです。

誇張せず、淡々と、
今までやってきたことを述べる。

 

求職者であれば、
今までの経歴を説明し、
その中で、こんなことに取り組んできて、
スキルを身に着けてきた。

新しい職場では、
このスキルを活かしたいし、
また、ここでしか学べないものを
身に着けたいと思っている。

 

医療機関・企業であれば、
現在、こういう人物を求めており、
今の現状としては、
ここまで対応できる設備・仕組みがある。

今後、あなたが来てくれることで
相乗効果で、将来的には、
こういう方向性にもっていきたいと思っている。

 

これが、本来の面接の場だと思います。

 

実際にあった話。

A医療機関では、
ずうっと
常勤の脳外科医を募集中。

 

脳外科医不在を避けたいので、
医局にお願いして、
週1回は医師を確保。

 

ですが、
患者さんのことを考えると、
やはり常勤医が欲しいと。

 

そんなとき、
採用担当者の伝手で、
転職を考えてくれる医師が現れました!

 

理事長・院長は、
応募者がきた時点で、
大盛り上がり!!

その脳外科医に、来て頂きたいが為に、
「先生が着任して頂けるのなら、
先生の為に、脳外科手術機械入れますよ。」と。

 

その状況を冷静にみてるのは、
採用担当者だけ。

 

”おいおい”(-“”-)”
そんなこと言っちゃって良いのか??”

 

案の定、面接にきた脳外科医も、
わざわざ機械をいれてくれるなんて!!
段々と気分が盛り上がり、入職決定!!

 

さて、皆さん、
結末はおわかりですよね??

 

1年後、
この脳外科医は、
辞めていったそうです。

 

「騙された。。。」
という言葉を
採用担当者に残して。。。

 

大風呂敷を広げない!

医療機関・企業にとって、
今後、どんな方向に進んでいくつもりか、

 

将来的なビジョンを、
求職者に示すのは、
あって然るべきだと思います。

 

その構想をきいて、
ここで働きたいと思う求職者もいますし、
あっ、方向性が違うな~と思い、
辞退する人も、きっといるでしょう。

 

大事なのは、大風呂敷を広げないこと。

 

転職は、求職者、医療機関・企業にとって、
WIN―WINの関係が望ましいはず。

 

大風呂敷を信じ、
希望を持って入ってきた人が、
早々に辞めてしまうのは、
双方にとって良い事ではありません。

 

既に働いている人にも、
少なからず影響を及ぼしますからね。

 

選択権を与える。

ミスマッチを避ける為に出来ること、
それは、大風呂敷を広げず、現状を話し、
将来的には、こういう方向性に進めれば。。
ということを、淡々と話し、
私たちはあなたに来て欲しいけど、
こういった現状を踏まえて、
よく考えて、決断をして下さい。

 

と選択権を、求職者に与えること。

 

これ、結構大切だと思います。

 

医師や看護師の面接をみていると、
決定権を、求職者に委ねた様に見せる院長や看護部長は、
その求職者の心を既に掴んでいます。

 

委ねた様に見せかけて、
実は、医療機関・企業側も選んでるのですが、
それを微塵もみせずに、
“うちはウェルカムなんだけど、よく考えてみて。”

 

こんなんで、
何が違うの??と思われるかもしれませんが、
求職者が自分で考えた末に、
自分で選択してここに入ろうと決めた!という
過程が大事なんです。

 

自分で決めたことに、
責任を持つのは、当たり前。

 

面接で話していた内容と
多少違ったことがあった場合も、
自分で納得して入っていれば、
そういうこともあるな~程度で、流せる。

これが、紹介会社や、
面接で院長や看護部長が強引に、
おいで!おいで!した場合、
自分が選んだという気持ちがあまりないので、
「おいでおいでされたからきたのに、何さ。」
となるワケです。

 

自分で選んで入ってきたか?
これだけの違いなんです。

 

面接って、結構大事なんです。

 

辞めない素地を作る為、
ミスマッチをなくす為、
面接でのやり取りがある!!
といっても過言ではありません。

 

ミスマッチが多いかな?と思われている
医療機関・企業の皆さん、如何でしょうか?

 

それでは、また。