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看護師の転職事情について分析する!

(公開: 2019年04月18日)

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを軸にして

転職・開業・経営シーンを支え続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

知人の看護師から、

小野さ~ん、たまには看護師の転職についても

ブログに書いて下さいよ~と言われました。

 

うちは時々ですが、

看護師の転職支援も行ってますので

たまにはガッチリ書きます(笑)。

 

本日のブログのタイトルは、

看護師の転職事情について分析する! 】としました。

 

看護師転職事情

 

看護師転職支援に関する私どものポリシー!

元々私どもは医師専門の紹介会社でした。

 

看護師の転職支援をするきっかけは、

様々な医師と出会う中で

ある先生が同じ病院で働く看護師さんを紹介してくれたのです。

 

彼女はいろいろ苦しい状況に陥ってしまっていて、

かなり悩んでいる様子なので

相談に乗ってやってくれないか?と。

 

お安い御用です…とご本人と会ってみると…。

もう看護師を辞めたいとおっしゃいます。

 

こういう時には無理に止めようとしても

効き目がありませんから、

とにかくお話しを伺ってみました。

 

そこでわかったことは…

看護師という仕事がとても好きであること、

上司と合わずに今の病院を辞めようと思っていること、

転職活動をしているのを先輩に知られ

辞めたら承知しないとイジメを受けていること、

紹介会社に登録したが転職活動が上手く行っていないこと、

担当者に紹介してもらった病院は

自分の希望と合っていないのにここしか紹介しないと

言われてしまっていたこと…。

 

あくまでも本人申告ではありますが、

お話しを聞く限りは厳しい状態であるのは

間違いなさそうです。

 

まず私の領域である紹介会社について話し合いました。

どこの紹介会社でも同じではない事や、

担当者によって享受できるサービスは全然違う事、

そして私どもの転職支援の考え方を説明し

納得と安心をして頂いた上で

業界の汚名返上をさせて頂きました。

 

そのプロセスが今までの会社と全く違い、

結果的にご本人にも大変喜んで頂けたのです。

 

そして同じような悩みを抱えている看護師さん達を

その方が複数名ご紹介をしてくれて

それから看護師さんの転職支援もするようになったのです。

 

その後もご紹介の輪は途切れることがなく、

今でも時々看護師さんの転職支援はしております。

 

では私がどんな事をしたのか?ですが、

これはもう当ブログの読者様はよくご存知の通り、

求人ありきではなく

看護師さんありきの、

キャリアプランありきのサポートをしただけです。

 

今までどんな仕事をどのようにしてきたのか?

その結果として今どれくらいの経験値があり、

どの程度の実力を身に付けているのか?

過去、現在を把握した上で、

5年先、10年先にどんな看護師になっていたいか?

その為には次はどんな職場で

どのような仕事をすべきか?

生活を成り立たせる為にどの程度の条件が必要か?

そういう事をじっくりと話し合いました。

 

ビジョンが見えてきた段階で、

そういう人材を求めている医療機関にアプローチすれば

自然と満足できる所が見つかる訳ですね。

 

求人を中心にした転職では

運を天に任せるだけなんです。

 

しかも求人主導の紹介会社は実力不足

ただのマッチング屋さんですから

上手く行く訳がありませんし、

そういう低レベルの紹介会社の担当者は

ロクな転職支援ができません。

 

看護師の紹介会社

医師のエージェントよりも数段劣る

非常に情けない状態なのが現状なのです。

 

ガイアの夜明けで放送された看護師の紹介会社

2019年3月12日に放映されたガイアの夜明けを

ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?

シリーズ「命の現場が危ない!」第2弾~看護師・保育士 “絶望職場”を救え

 

実はこの番組制作会社さんから

私は何度か取材を受けておりまして

知人の看護師紹介会社の社長を紹介したり、

現状の看護師の採用シーンの構図を説明したり、

それなりに関わりを持っていたのです。

 

私の書いたブログやSNSでの情報発信を見て頂き、

この人からは話しを聞かなきゃと思ってくれたようです。

放映日の前日にはわざわざお電話でご協力のお礼を頂きました。

 

ただテーマはあくまでも「働き方」でありますので、

看護師の転職とか紹介会社のシーンは

ごくわずかでしたね(苦笑)。

 

しかも悪質な会社を取り上げていて

それは決して間違いではないものの

まともな会社もあるんだという点は

全く触れていなかったのは残念でした。

 

当ブログでも

何度か看護師系の悪質紹介会社については

書いてまいりました。

 

しかし彼らは全く反省する事なく、

エージェントとして低レベルかつ情けないまでの

自社都合優先主義を貫いてきています。

 

私から見れば紹介会社の風上にも置けず

紹介免許を取り上げて欲しいほどです。

 

こんな紹介会社とは絶対に付き合ってはダメですよ。

① 金銭を提供して登録を促す。

② 過度な宣伝広告。

③ 再転職を促す。

④ 選択肢を与えない。

⑤ 無理やりに押し込もうとする。

 

①~③は自主規制を掛けたのに

まだやっているという悪質さです。

 

ハッキリ言ってここに当てはまる会社は

ロクなサービスを提供しないばかりか

強引さが目立ちます。

それが④、⑤ですね。

即お付き合いは止めた方が無難です。

 

ガイアの夜明けでは

看護師の紹介会社に支払うフィーが

とんでもなく多額であると述べていました。

 

確かに金額だけ見れば大きいです。

しかし人事部を持たない病院が

採用をアウトソーシングするのは致し方ありません。

 

本来であれば人事部を持ち、

人事マンを雇用し、

採用計画を立て、

医療者を募集して、

面接日の調整をし、

面接、選考、内定通知、入職意思確認、

入職手続き、そして育成、研修、

労務管理まで行わねばならない訳ですよね。

 

まして医療は労働集約型の産業であり、

人材なくしては業務が立ち行かなくなる業種です。

 

その最も肝心な採用の部分を

自院だけではできないからのアウトソーシングなのですから

フィー云々を語るのは間違っています。

 

自前の人事部を持ち、

自分たちで採用活動をした方が余程コストは掛かります。

 

看護師の場合も、

看護部長や師長が採用に携わってますが、

この人たちが現場に専念した方が

本来はいいと思うんですね。

採用のプロではなく、

看護のプロな訳ですから…。

 

しかし退職した看護師さん達から話しを聞けば、

パワハラ、イジメなどが

現場で行われているのが退職理由として多く、

夜勤が月に10回前後あるとか、

残業手当が支払われないとか、

タイムカードを押した後に仕事を再開するとか、

なかには先輩に殴られたとか、

患者の前で説教されたとか、

ちょっと問題が大きそうな内容も結構あります。

 

そういう状況があるにも関わらず

すべてを紹介会社が悪いという事で片付けてしまっては

本来的な解決にはならないと考えます。

 

看護協会も頑張っていますが…

まあそうは言っても紹介会社に責任があるのは

これはもう間違いありません。

 

看護協会はeナースセンターを利用して…と

アナウンスしているようですが、

私の耳には説教されたとか、

無理やり行きなさいと言われたという苦情も入ってきています。

 

ノルマがあるのでしょうか?

ある種、公共の機関な訳ですから

早期の改善が必要ではないでしょうか?

これでは悪質紹介会社とそう変わりません…。

 

私自身もクリニックの開業支援をした際に

看護師の採用で問合せをした事がありますが、

対応してくれたのは現役の看護師さんだと思うのですが、

当然、看護師の仕事に関しては詳しいですが、

求職者の希望を叶えるとか、

医療機関側のニーズを把握するとか、

正確かつ適切なマッチングを行うとか、

そういう点では不足を感じたのは事実です。

 

医療機関の登録数もまだまだ多くはありませんし、

実際に医療機関の方から話しを聞いても、

応援はしてあげたいけどね、

民間の紹介会社よりも求職者数は少ないし、

押しつけがましいマッチングをされるのは

望むところではないよね…とおっしゃってました。

 

ま、そりゃそうですよね。

だってその道のプロではないのですから。

 

ただ看護協会がこうせざるを得なかったのは

民間の紹介会社があまりにも機能しなかったから。

 

いやそんなもんではなく、

自社都合を優先し、サービスレベルが低く、

医療機関の為にも、看護師の為にもならず、

定着率は低く、費用対効果が全く取れなかったからです。

 

転職する前にこれだけは考えておこう!

現状、看護師の転職シーンで、

これがベストだ!という姿かたちはないと思います。

あくまでも個人ベースで

あの人はまとも…という感じではないでしょうか?

 

今後、看護師さん達が転職する際には

私は下記のようにすべきと考えています。

 

① ベースとなる人生設計、

  ライフプランを自分なりに思い描いておく。

 

② 転職ありきではなく、

  キャリアプランを日常的に考えておく。

 

③ 幅広い看護師の仕事を知っておく。

 

④ 看護師としての職業観を持っておく。

 

⑤ 看護師の転職マーケットについて情報収集をしておく。

 

これらが大前提です。

こういった事を考える事なく、

もうこの職場は嫌だ…

早く転職したい…

紹介会社に登録しよう…

案内された求人に応募しよう…

割と良い条件で内定が出たので行ってみよう…

こういったサイクルは絶対にダメです。

 

しばらくすると

もうこの職場は嫌だ…

早く転職したい…

と同じサイクルが始まってしまいます。

 

前述した①~⑤があると、

安易な転職をしなくなります。

これが大事です。

 

・条件面だけで決めてしまう。

・中長期的なプランがない。

・どのように転職活動をすれば良いかわからない。

 

これは看護師の転職失敗3大要素かと思います。

まずはこうならないようにすべきです。

 

本来はこういった点をアドバイスするのも

紹介会社の役割なのですが、

看護師の紹介会社でこれをするのは1割もないでしょう。

 

使い物にならんのです。

だからご自身が良い情報を持って、

良い人脈を持つしかないと思うんです。

 

エージェント側から見たら

情けない話しですけどね…。

でも、人ですよ、人。

信頼できる人を見つけるのが最善です。

 

もう看護師の紹介会社は使わない方が良いです!

うちは医師が中心で、

前述したように時々看護師さんも行う程度なのですが、

それでも弊社にお声掛けする看護師さんからは

様々な同業他社の話しを伺います。

 

その他、私自身が医療機関から聞いた話しですとか、

広範囲から情報収集して思うのは、

現状の看護師の紹介会社で利用する価値があるのは

1割に満たないだろうという事です。

 

つまり100社あっても10社もないという事ですね。

なおかつその1割の中でも

担当するコンサルタントのスキルと

モチベーションがとても大事ですので、

会社は良くとも個人はダメというケースもあります。

 

そこまで考えると1割どころか、

100社あって1社あるかどうかというレベルになりますね。

 

こんなんだったら紹介会社など使わない方が良いです。

今、紹介会社は業績を悪化させています。

なぜなら医療機関や看護師さんの信頼を失ったからです。

 

雑なマッチング、不適切な転職支援、定着率の悪さ、

儲けばかり考えて業務の質をないがしろにしてきた結果です。

 

その結果、彼らの業務は益々質を低下させています。

無理やり押し込もうとしたり、

一部の医療機関とグルになって

そこ以外は紹介しなかったり…。

 

こうなると看護師が転職する際に必要なのは、

1、自分で転職活動ができるようになる。

2、限定された優良な紹介会社とタッグを組む。

このいずれかとなってしまいます。

 

医療機関にとっては

当然「1」となってくれる事を願うでしょうが、

おそらくその場合の採用に掛かる手間はかなり大きいでしょう。

痛し痒しではないかと思います。

というか、事実そういう話しを

病院で採用に関わる看護部の管理職の方からも伺っています。

 

「2」については、

どうしても業者の良し悪しって中々見えないんですよね。

特にWEB上だけでは…。

美辞麗句のような宣伝広告に騙されない事が大切です。

 

私自身、以前にとある県の看護協会から呼ばれて、

若手看護師にキャリアプランという考えを教えて欲しいと

依頼されて講演する事がありましたし、

何度か看護師向けセミナーを開催した事もあります。

 

現場で奮闘する看護師たちが、

深く悩んでいたり、

業者に翻弄されてしまっていたり、

相談する人がいなくて困っていたり…。

 

こういう事態をよく理解しているからこそ

私どもは医師だけではなく、

看護師さん達に対しても

求人を中心とした転職支援ではなく、

キャリアプランを中心とした転職支援をしていますし、

何より相談だけでも気持ち良くお受けしています。

(誠に申し訳ございませんが、

 看護師さんの転職支援は一都三県とさせて頂いております)

 

それでは、また…。

 

 

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